癌は誰が治すのか?ー松野哲也講演会

 来る10月30日(土)・31日(日)、健康道場サラシャンティで大腸癌から自然治癒したプロポリス研究の第一人者松野哲也博士による現代科学の及ばない「生命観」という領域に踏み込みながら病気の本質に迫る講演会が行われます。

 10月30日(土)
 13:00〜14:20 「意識と治癒」講師:松野哲也
 14:30〜17:30 「リバーシング・ブレスワーク」 講師:MICA

 参加費:5000円(当日申し込み6000円) ※ 講演のみ1500円(当日2500円)

 定員:先着20名 ※ 講演のみ参加先着30名

 主催:健康道場サラシャンティ

 申し込み: 078-802-5120  sala_santi@rondo.ocn.ne.jp(清水)

 ※「リバーシング・ブレスワーク」とは、レナード・オアによって70年代に発見された呼吸法。延々と深く胸を意識した呼吸を続けていくワークで、それだけであらゆる内なる層を誘発し、意識・無意識レベルでの解放を起こすそうですが、あまり体力がない方の一人での参加、高血圧の方のワークショップ参加はご遠慮ください。


 10月31日(日) 「癌は誰が治すのか?」

 松野哲也博士に「癌」についてフォーカスし約3時間の講演後、1時間程度の質疑応答を行います。

 10:30〜12:00 一部  ※ 食事休憩1時間
 13:00〜14:30 二部
 14:40〜15:30 質疑応答

 参加費:3000円(当日申し込み4000円)

 定員:先着50名

 主催:ガン患者の会「ASUKA」

 申し込み:090-9276-7571  hana730happy@yahoo.co.jp(安東) 終了後の懇親会への参加の有無をご連絡ください。

 
 <会場までのアクセス> 

 健康道場サラシャンティ http://www.npo.co.jp/santi/
 阪急六甲駅南出口を出て線路沿いに右(西)へ歩き、最初の角を左(南)に下ってすぐ左手にある「クレアール六甲」の2階に 「健康道場サラシャンティ」があります。

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先週9月18日(土)ガン患者の会ASUKAの例会で松野博士の著「がんは誰が治すのか」の一部を読み合わせしましたので、その時印象に残った箇所をご紹介します。

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「内なる声にしたがって生きる」

 病気になったとき、診断の数値を気にするのはエネルギーの無駄遣いです。むしろ忘れてしまいましょう。プロポリスを飲んで長年感染していたC型肝炎ウイルスが消えた人は、「病気のことは忘れ、これを飲んでいればよくなると確信し、そう思う自分自身を信頼した」といっています。

 あらゆる効果的な治療法に共通する秘密があるとすれば、それはおそらく、既存の価値観を捨て、新しい世界で「自分の実感」にしたがって生きることではないでしょうか。それは「自分の内なる声にしたがって生き、行動すること」を意味します。自己と主体的にかかわりあいをもつ、すなわち自分が自分の主人公になることです。外からの評価ではなく、あくまでも自分自身の基準で魂を清く保つよう心がける。他人のために尽くすことを自らの喜びとする。気持ちの奥のほうからがんばってみようという声が聞こえてきたら、思い切りたたかう。人生をもっと楽しみたいと真に思えたら、病気などどうでもよいと忘れ、心に喜びを与えてくれるものに全力を投入する。心の底からそのように思うことが、大脳を深部から揺り動かすのです。つまり、完全に自己をありのまま受け容れ、生かすのが宇宙の理にかなっているように思われます。

 だからといって、単純にプラス思考、いわゆるポジティブ・シンキングでいればいいというのではありません。絶望的なとき、人間を支えるものは絶対にあきらめない気力と強い意志と思われがちです。ガンになった人と話をすると「これからは前向きのプラス思考で……」という言葉をよく耳にします。そのようなとき、私は「意志よりも想像力のほうが強いのですよ」とよくいいます。

 強い意志もときには必要でしょうが、もっと大切なことは、どんなに絶望的な状況のなかでも、美しいものに心ひかれるとか、ユーモアや思いやりを忘れない豊かさをもつことではないでしょうか。それはすべてをあるがままに受け容れ、深く静かに呼吸する新たな自分になることでもあります。このような感情を、ただ思い浮かべて、想像の上で味わうだけでもよいのです。あきらめるということは、けっして消極的な意識ではありません。人間には寿命というものがあります。人間の生命は有限であると、まずしっかりとあきらめることです。そして、いま生きているという感覚を極限まで意識するのです。それは、自分の身体と自分の自覚している心のつながりをよくし、自覚する心の領域を、自覚できない身体の領域にまで広げることでもあります。そのような自分自身の存在への気づきが生命力を賦活化します。

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 「あきらめる」とは古語で「あきらむ」と言い、「あきらかにする」という意味です。そのような視点で考えると、松野博士がおっしゃっている「人間の生命は有限であると、まずしっかりとあきらめる」ということは、とても積極的な生命観に思えます。

 「がんばってあきらめない生き方」から「リラックスしてあきらめる生き方へ」変えるだけでも心身が喜ぶのではないでしょうか。

 そう言えば、私は1年以上自分の癌(乳癌)が再発や転移するかもしれないことをすっかり忘れて過ごしています。

 1年前の3月以来定期検診のために病院へも行っていません。

 おかげで数値に一喜一憂することなく毎日快適に過ごしています。

 伊東Drのお話を聞いたことで、

癌のことを忘れずにそのことばかり考えていること=癌にとらわれて生きていること=癌という病気であること

自分の癌のことをすっかり忘れて楽しく暮らしていること=癌から解放されたこと=癌が治癒したこと

というように自分勝手に解釈して応用し、癌のみならず心身の病気を気にせず生きていけるようになりました。

 表現の仕方は違うけれど、松野博士と伊東Drの病気の本質に対するとらえ方と対処法は同じだと思います。


 現在癌の治療をされている方、ご家族や知り合いがガンの方で興味のあるかたは、ぜひ健康道場サラシャンティまで足をお運びください。