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日本生態系協会|にほんのいきもの暦

2014-07-30

にほんのいきもの暦 おわりに〜9〜

書籍「にほんのいきもの暦」では、私たちの周りでたくましく生きている小さな命たちにスポットライトを当て、二十四節気に沿って紹介しています。このブログでは、にほんのいきもの暦の一部を紹介させていただきます。

私たちの協会は、美しい自然や季節がこれからもずっと私たちの近くにあるまちをつくっていく活動を進めています。そのために、原っぱや雑木林、小川や池、公園、学校や保育所・幼稚園、道路、そして家の庭まで、まちの中のいろいろな場所に、日本の生きものがくらせる場所を守り育てつないでいきたいと考えています。

この本が、日本の生きものたちや美しい自然に気づくきっかけとなり、自然と人の笑顔あふれるまちをつくる一助となることを願っています。

2008年12月
公益財団法人 日本生態系協会


▼書籍には続きの文と様々な写真が掲載されております。
 ぜひ、ご覧ください。

にほんのいきもの暦

にほんのいきもの暦



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▼各公式サイトはこちら
(公財)日本生態系協会
全国学校・園庭ビオトープコンクール 公式サイト|(公財)日本生態系協会



著者プロフィール
公益財団法人 日本生態系協会

1992年設立
会長 池谷奉文

財団法人 日本生態系協会は、自然と共存し、美しく接続する国づくり・まちづくりに向けた提案を行うシンクタンクです。
アメリカヨーロッパに事務所を置き、世界各国の行政やNGOと連携をはかっています。

主な活動



政策提案

美しく日本をつくるための政策の提案
自然や伝統文化など各地の魅力を活かした地域の計画づくり

環境教育

指導者の育成やカリキュラムの開発
全国学校ビオトープ・コンクールを通した先進事例の情報発信
幼稚園の教諭や保育士などを対象としてこども環境管理士の認証
ビオトープ事業を行う技術者の育成を目的としたビオトープ管理士の認証

調査・研究

生物の多様性に関する調査・研究
多様の自然の生態系を再生する手法に関する調査・研究など


主な著者


「環境を守る最新知識 第二版」(信山社)、「学校・園庭ビオトープ」(講談社
「美しい国をつくる新知識」「ビオトープネットワーク」「ビオトープネットワーク供
環境アセスメントはヘップ(HEP)でいきる」(以上ぎょうせい)など。


公益財団法人 日本生態系協会
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-30-20 音羽ビル
tel.03-5951-0244 fax.03-5951-2974(代表)

2014-07-28

にほんのいきもの暦 おわりに〜8〜

書籍「にほんのいきもの暦」では、私たちの周りでたくましく生きている小さな命たちにスポットライトを当て、二十四節気に沿って紹介しています。このブログでは、にほんのいきもの暦の一部を紹介させていただきます。

そんなときは是非、外に出て、吹く風や草の匂いを感じてみてください。そして、家の周り、近くの土手や原っぱに行って、花や虫、鳥を探してみてください。不思議なもので、ひとつ気がつけば次々と、今まで気にとまらなかった自然の賑わいに驚かされるはずです。ほんの身近な場所でおこっている命のドラマや、小さな季節の変化を見つけることが、どれほど人々の心をあたたかくするものか。どうか、あならの毎日の暮らしに、季節の色を添えてください。

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2014-07-25

にほんのいきもの暦 おわりに〜7〜

書籍「にほんのいきもの暦」では、私たちの周りでたくましく生きている小さな命たちにスポットライトを当て、二十四節気に沿って紹介しています。このブログでは、にほんのいきもの暦の一部を紹介させていただきます。

日本人は昔から、太陽や山をはじめ、自然のあらゆるものに畏怖と尊敬の念をもち、その恵みに感謝して暮らしてきました。その中で、四季折々の花鳥風月を愛し、自然とともに生きる文化を育み、受け継いできました。しかし、今の時代を生きる私たちは、便利で快適な暮らしを手にした一方で、いつの間にか自然との間に距離を置き、季節の移ろいや旬を感じる習慣を失いつつあります。そして、こんなにものがあふれているのに、不安、孤独、違和感をしばしば覚えています。

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2014-07-23

にほんのいきもの暦 おわりに〜6〜

書籍「にほんのいきもの暦」では、私たちの周りでたくましく生きている小さな命たちにスポットライトを当て、二十四節気に沿って紹介しています。このブログでは、にほんのいきもの暦の一部を紹介させていただきます。

また、人が持ち込んだ外来生物も日本の生きものが減った原因のひとつです。外来生物が、その地域にもともとすんでいた生きものを食べてしまったり、彼らの食べ物やすむ場所を奪ったりすることが日本各地で起こっています。一見すると美しい池でも、そこにすんでいるのは、アメリカからきたブラックバスブルーギルウシガエルアメリカザリガニばかりで、日本のフナやドジョウカエルたちはほとんどいない、という池が多くあります。

最近では、地球温暖化が進むことでで、野生の生きものたちが絶滅する危険がさらに高まると予測されています。たとえば、海水温度が少しあがるだけで珊瑚は死んでしまい、珊瑚礁で育つ多くの魚たちもすみかを失い死んでしまいます。

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2014-07-22

にほんのいきもの暦 おわりに〜5〜

書籍「にほんのいきもの暦」では、私たちの周りでたくましく生きている小さな命たちにスポットライトを当て、二十四節気に沿って紹介しています。このブログでは、にほんのいきもの暦の一部を紹介させていただきます。

しかし、現在、私たちの身近にいた野生の生きものたちが、急速に姿を消しています。メダカホタル秋の七草、またツバメやスズたちまでもが、まちの中では見かけなくなってきました。かつてはごく普通に見られた植物や動物たちが、絶滅を心配されるようになっているのです。その大きな原因のひとつは、私たちが農地や宅地、道路などで、野生の生きものがくらしてきた自然を壊し、ものが豊かで便利なまちをつくってきたことです。このほんのわずか五十年から百年程の間に、原っぱや雑木林、小川や池といった自然が急激に失われ、そこにすんでいた生きものたちは命をつなぐことができなくなってしまいました。

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2014-07-18

にほんのいきもの暦 おわりに〜4〜

書籍「にほんのいきもの暦」では、私たちの周りでたくましく生きている小さな命たちにスポットライトを当て、二十四節気に沿って紹介しています。このブログでは、にほんのいきもの暦の一部を紹介させていただきます。

私たち人間もまた、土地ごとの自然のなかで、たくさんの恵みを受けて生きてきました。普段の生活では忘れてしまいがちですが、人が快適に過ごせる温度や湿度が保たれているのも、衣食住を得るのも、医薬品の開発などあらゆる産業が成り立つのも、すべて自然や野生の生きものの存在のおかげです。ものだけでなく、子どもたちの心や体の健やかな成長や、大人たちの心の安らぎにも身近な自然や、ずっと寄り添ってきた生きものたちは不可欠です。

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2014-07-16

にほんのいきもの暦 おわりに〜3〜

書籍「にほんのいきもの暦」では、私たちの周りでたくましく生きている小さな命たちにスポットライトを当て、二十四節気に沿って紹介しています。このブログでは、にほんのいきもの暦の一部を紹介させていただきます。

ひと口に自然といっても、場所によって、雨の降り方、風の吹き方、土の状態、陽射しの強さなど気候や風土に違いがあります。これを地域特性と言います。そして生きものたちも、くらす地域によって種類が違います。同じ種類でも、その多くが遺伝子レベルで異なっています。たとえば、メダカという種は、日本各地に十以上の地方型があることが明らかになっています。野生の生きものたちは、土地土地に合わせた特性、いわば生き延びる術を長い年月をかけて獲得し、命をつないできました。花と花蜂のように、それぞれがお互いを支え合って生きていて、どの生きものもその土地にとってかけがえのない存在なのです。

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