ますだいっこうのあと@ベルリン

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「ベスト・オブ・ポエトリー・スラム」[ベルリン2014]

通常の日曜9時開店直後スターバックス・ハッケシャーマルクト駅前2階シェアテーブル席にてB誌原稿こってり推敲し修正入力、が終わった13時前には大机ぎっしり。戻って在宅うだうだ三部作とすれば最後に書かれた『光のない。(プロローグ)』翻訳をノーチェックだったことを軽く悔やむサイトに原文ははないし。
「ベスト・オブ・ポエトリー・スラム2014」@フォクスビューネ。劇場100周年絡みでか座席取っ払いで段差直床座りでギッシリ右や前の男子と接(以下自粛)。ベルリンのポエトリー・リーディング界の今年を締めくくるイベント、とはいえ舞台の雰囲気はとってもラフ、10人+ゲストが登場し、勝敗は観客の拍手、優劣つけ難い場合だけ3人のその場で適当に決めた審査員役の多数決判断。結果から書くと中東系文化背景を持つSulaiman Masomiに圧倒的支持、下の動画と同テキストによるジェットコースター歯車音の口まねから始まるパフォーマンスは素晴らしかった、「ポエトリー“イスラム”」や「アレルギー」とかけた「“アラー”ギー」とか。最も笑いそのものを取ってのはFelix Lobrecht、無駄にムチムチしててエロい今時クンで何というか訛り込みの漫談風いちいち自分言って自分でウケてるのもある意味新鮮。憑依系のAndy Strauß、前年前前年で見覚えあるFelix RömerSebastian Lehmann、言葉と宇宙のつながりを読んだ若者クンMarvin Weinstein、名前から一瞬日本人かと思ったKen Yamamoto、飛行機の非常用設備案内をパロッた政治社会風刺ものもパフォームしたゲストMaik Martschinkowskiなど、ドイツ語を理解しきれないなりに生き生きと発されるベストな言葉たちには、今年も充分楽しませてもらった。