京都・醍醐寺の豪華絢爛桜

ikomanokaze2006-04-09

不思議な縁のことを このブログで何度も書いたような気がします。実際、このブログを通じていろんな方々とお知り合いになりました。不思議不思議と繰り返しながらお付き合いさせていただいています。
このブログで知り合ったMさんに城南宮のしだれ梅を観に連れていってもらいました。そこでたいへん仲のよいご夫妻に出会いました。4年前に大阪から京都に移り住んでこられたそうです。それまでも花や寺社の行事を撮るために休みのたびに大阪から京都に通っておられたそうですが、仕事をやめてから とうとう京都に住み着いて写真三昧の毎日をおくっておられるとのことでした。
ご縁があったのでしょうか? 4月8日 このご夫妻と一緒にMさんの案内で醍醐寺のしだれ桜を楽しみました。写真の撮り方も教わりました。そしてお宅訪問までしてご馳走にもなりました。











桜の時の京都はどこもかしこも人人・・で埋め尽くされ、車があふれ、皆立ち往生するそうです。
・・ということで、私も家を6時過ぎに出て、人がいない醍醐寺の桜の写真を撮りたいと・・・。
ところが、私が到着する前に、すでに観光バスもタクシーもたくさん詰め掛けていました。すべてを知り尽くしておられるMさんのおかげで待つことなくスイスイと霊宝館の樹齢180年、140年のしだれ桜の前に立つことができました。

醍醐寺は世界文化遺産にも登録されています。

多数の国宝や重要文化財もあり、豊臣秀吉が花見をしたことで有名な寺です。4月第2日曜日には豊太閤花見行列があるそうです。(今年は4月9日です。)
その秀吉ゆかりのシダレザクラと同じ遺伝子を持つクローン苗から育てられた桜の開花を前に、3月25日には生育祈願法要が営まれたそうです。クローンの桜の親木は推定樹齢約150年のシダレザクラで、秀吉が花見をした桜の子孫だそうです。親木が老齢のため、挿し木や接ぎ木で残すのが難しくなり、茨城県つくば市にある研究所で培養、増殖。昨年11月に醍醐寺三宝院大玄関前に1本移植されたのが、4月8日私たちが行ったときに開花していました。