めごめも!

ひとりと1匹の生活記録。

科学者をめざす君たちへ―科学者の責任ある行動とは

1 科学者をめざす君たちへ
2 科学の社会的基礎
3 実験テクニックとデータの扱い方
4 科学における価値観
5 利害の衝突
6 出版と公開
7 業績評価とその表記
8 著者名の扱い方
9 科学上の間違いと手抜き行為
10 科学における不正行為
11 科学的倫理違反とその対応
12 社会のなかの科学者
13 ケーススタディについての議論

 うーむ、これは学部レベルでやって欲しいかも・・・。でもそれだと具体事例が思い浮かばないから実感持てないかなあ・・・。大学院の科学倫理とかあればやってほしいけど、ラボで輪読するには色々と苦しいラボもあるかもしれません。線引きって難しいです。うちの分野で言えば「どこまで共著者に入れるか」ってあたりが結構クリティカルなポイントかなあと思いますが、研究によっては研究スパンが異なるわけで(うちの場合単位は「10年」とか。立ち上げメンバーが生き残ってない関連分野の研究なんて世界を見渡せばかなりある)、何をどこまでどうするかって難しいですよね。一応何に寄与したかって聞いてきますけど、そんなもんSubmitの書類のレベルじゃどーにでもなるし。原文の最新版が読んでみたいので、今度そちらを買おうかと思います。

4759802967科学者をめざす君たちへ―科学者の責任ある行動とは
米国科学アカデミー
化学同人 1996-04

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