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9999-12-31

記事まとめ 00:48

それなりにがんばって書いたやつたち。あんまり昔のは恥ずかしいので載せてません……。(ここにあるやつも既に恥ずかしいのばっかだけど)各項下に行くほど新しいです。

あとおまけ:TGSナンバー一覧

現場日記はこっちに移行しました→http://heartkecak.hatenablog.com/

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2016-06-06

[] 12:45

ついこの前しばらくprivateにしますって言ってたのに速攻公開にしてんじゃないかと言われそうなんですが、、そもそもなんで非公開にしたかというと、最近自分がいてもいなくても関係ないよなと思うことが多々あって、それは会社でもおたく活動でもこのダイアリーでも。もちろんそれは自分が至らないからというのもわかってはいるんですけど……とくにダイアリーはそれなりにがんばって書いてたつもりだったんですが、たまに知らないひとに嫌味とか言われたりして、いやそれ自体はいいんですけどたまたまそれが目に入っちゃうとテンション下がってしまって。ほんとに些細なことではあるんですけど、その積み重ねというか……たとえばわたしが"裕一郎さん"て呼ぶのはそれが自分にとっていちばん自然だからそうしてるだけなんですけど、けっこうそれを揶揄されることもあって、でもそれ言ってるやつも自分の好きな声優のこと似たような呼び方してんじゃん?とかいうモヤモヤとか。

あとはやっぱり、どうしてもはてなブログじゃなくダイアリーを使ってることによって、ほんとに目立たないというかはっきり言ってしまえばななりさんやりょうさんのブログはすごく評判がよくて、なんでわたしだけ理不尽に嫌味言われなくちゃいけないんだとか思って凹んだてのも大きくて。ふたりのブログは自分にない視点があるし、更新されるのをなによりわたしがいちばん楽しみにしてるけど、あれ、じゃあもうわたしなにも書かなくてよくない?みたいに思えてしまうことが多くなり、そんなふうに感じてしまうくらいならダイアリーしばらくやめようと思ったんでした。べつにだれかにお金もらってるわけでも、頼まれて書いてるわけでもなくぜんぶただの趣味でやってることですから、それで精神の衛生を悪化させるのも意味ないなと。

でも、知らないひとに陰湿なこと言われるってことは、同時にそれだけどこで誰が読んでるかわからないってことでもあって。それこそダイアリー非公開にしたときに、すごく励みになるreplyをいただいて、不特定多数の承認は得られないけど、数少ないながらも顔の見える誰かが自分の文章を読んでくれてるってことがほんとうに嬉しかったんです。

あと、わたし基本的にずっと趣味がないんですけど、ああだこうだ男性声優楽曲の話とかしてるときだけはやっぱり死ぬほど楽しいなってことをひさしぶりに思い出せたのがなによりもいちばんの理由です! 最近このシリーズが熱いよねとかこの作曲家さんに注目してるとか個別的なこともそうだし、キャラソンはキャラクターにどういうふうに寄り添うべきかとか、声優楽曲の良し悪しってどこで判断してるのかとかそういう総体的なこともそうだし。ついでだから書いておくと、わたしは自分でランキングをつくるときは厳密ではないですが3つの基準をおいていて、ひとつは自分の好み、ひとつは声優楽曲としての新しさ、ひとつはポップスとしての強度。そして自分の好き嫌いはいちばん後回し、つまりどうしても優劣がつけられないときの判断基準にするようにしています。新しさと強度はそれ自体が対立する概念というわけではないけど、なかなか最新のモードとエヴァーグリーンさは両立するのが難しいなと思ったりとか。

このダイアリーってほんとこういう話しか書いていなくて、わたしは音楽にかんしては完全に素人だし自分でも牽強付会が過ぎると思うことがわりとあるんですけど、こういうことを笑わずにちゃんと聞いてくれる懐の広いひとたちがいるってことがわかったので、もう少しこれからもがんばっていきたいなと思ったのでした。やっぱり知らないいい曲があるのなら、それを一曲でも多く知りたい。とひさしぶりに心から思ったんですよ!


まあとはいえ最近はドリフェスばっかりやってるのですが。曲はランティスらしくベテランを揃えてわりと耳に残る、言ってしまえばベタな感じなのですが、なんか謎の中毒性があります。アイドルというものにたいする捉え方が素晴らしいなあと感じてます。まあこれはまたおいおい。

2016-05-15

[][]定点観測 17:33

もはや全然定点ではないのでタイトル変えた意味あったのかという。そしてこのまま更新するのがめんどくさくてあやうく流れるとこだったのですが、今年こそ毎月ダイアリーを更新したいというモチベーションと、なによりもラヴアンドピースの感想を一刻も早く書きたいという気持ちでこれを書いています。というわけでラヴアンドピースの感想は最後にあるのでそれだけ読みたいっていうひとがもしいたらいちばん下まで飛ばしてください。


  • IN THE NIGHT / X.I.P

安心安定ではあるのですがもともとオラオラ系ユニットなこともありちょっとハード系に寄りすぎてる印象もあります。そんななか「Your sight, my delight」は鳥海さんの声質もあるのかなんとなく軽快な感じ。「Venus」はサックスの音色を使ったりしてアダルティな雰囲気もあいかわらずです。


  • マジカルシェアハピバッグ / 双子の魔法使いリコとグリ

前作のときは高カロリーなトラックに信長くんの歌声がいまいちかみ合ってなかった感もあったのですが、今回デュエットでもふたりの温度差を感じることなくいい仕上がりです。あとやっぱりスタッターエディットが使われてる曲はそれだけで高まります。このシリーズはいつも同時代感というか、ネットレーベル感を強く感じます。


  • 運命のCoda / 羽多野渉

前作の流れを継ぐエレガのゴシックでアッパーな曲調かつ、さらに起伏が激しくなってるのですが、難しくなっただけじゃんと思ってしまうのも否めない。「わすれもの」はどこまでがわたるくんの原案にあった要素かわかんないですが、"ずっとずっと好きでしたなんて遅すぎた言葉はもういいんだ/君の幸せを願ってる 出会えてよかったよ"ってとこがわたるくんの優しい人間性を端的に表してて好き。


  • soleil

アイチュウのキャラソンアルバム。なんなんだろう、素人の耳からしてもミックスがうまくいってないというか、全体的にヴォーカルのバランスが悪いような。そのせいで全体的に精神不安定になる感じになってます。曲自体はどれもキャッチーなのになんか一歩惜しいというか。あの花江くんですら不協和音のバンプオブチキンのなかに飲み込まれていたり、逆に柿原様がひときわ輝いて見えたり笑 そのなかできらりと光る村瀬歩の表現力と、ランスロットの安定感が拾い物でしょうか。


  • CRAZY BABY SHOW / SolidS
  • Roug:e / 篁志季(CV:江口拓也) & 村瀬大(CV:梅原裕一郎)

今回も期待を裏切らないじょん様様。4人曲のほうはイントロが一瞬構造1みたいだなあと思ってしまいました笑 主張するベースと絡みつくようなブラスが艶やかで印象的。デュエットのほうは四つ打ちベースでふたりとも低音かつあまり歌い上げるタイプでもないので淡々と進みますが、ちょっとサイケ感ある上モノのおかげで地味な感じにはなってないです。この曲5分44秒あるんですが(というかこれにかぎらずツキプロは長い曲が多いんですけどね)曲の長さをまったく感じさせないのがすごい。


  • 恋のワンダーランド / Frep

HERE WE GO!〜いざなうくらいの、つまりタマフルで取り上げられたりまだサブカル臭をまとってたころの嵐がやってそうな曲と言えばいいんでしょうか(間奏のラップ的部分も含め)。あるいはダンスクラシックスを現代のアイドルポップスで翻訳したらこうなるとでも言えばいいのか。二次元アイドルものが溢れてるとはいえ、意外にこういうアプローチの曲って少ないような。まったく期待してなかっただけに再生した瞬間のしてやられた感もはんぱないです。トライトーンラボってあんまり詳しくないのですがこういう引き出しもあるんですね。まあ、端的に言うと最高ってことです!!!!!


  • Maybe love / THRIVE

え? TMレボリューション? とか思ってしまったわたしをお許しください。カップリングともども、この溢れる90年代臭嫌いじゃないです。しかしこの3人はほんとうに歌声の相性が良いので、もっと尖った曲でもいいのになあと思ったり思わなかったり、、


  • I am I / 入野自由

今回3曲とも佐伯ユウスケ無双なのですが、個人的にやはりこの曲がいちばん好みです。ちょっぴり辛辣なフレーズもありつつも、シンプルなトラックの上で伸びやかに軽やかに歌い上げるのが気持ちいい。毒づいても嫌味な感じがしないのはまっすぐな歌声のおかげでしょうか。ラップぽい部分もあくまで自然にこなしてしまう、この良質というかラグジュアリーさは貴重に思います。


  • KING OF PRISM by prettyrhythm song & soundtrack

はぁじゅんたくんぽむぽむ♡♡♡

、、、、、っていうのは忘れてもらうとして、これはもう2016年楽曲大賞アルバム部門確定です。まずもはやEZ DO DANCEって現代のクラシックと言っても過言ではないんじゃないかと。わたしがいちばん好きなEZ DO DANCEってプリズミーのヴァージョンなんですが、それをまさしくupdatedしたのが今回のK.O.P.リミックスって感じです、構成とかそのまんまだし。「ドラマチックLOVE」は2016年でいちばん正しいアイドルソングで、エヴァーグリーンで甘酸っぱくなぜか少しせつないこの感じ、しかもそれを豪華なメンツでもなく玉石混淆の地下声優たちが歌っているこの事実……! あまり書くと11月に書くことがなくなってしまうのですが。あとわたしはいまだにそうまくんと永塚くん以外誰がどこ歌ってるのか判別できません。そして既出曲のヴァージョン違い2種ですがprideは確かにこっちのほうが良いなあとわたしは思うし(怒られそう、、原曲も好きですけどね)、Over the Sunshine!はもう、もう、もう、、、っあーーーーー惇太くんかっこいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(結局そこ)


  • SHOUT! / 宮野真守

まあ、なにが悪いとかではないんですけどね。確かにSTYはかっこいいですし、好きか嫌いかでいったらもちろん好きなんですけど、なんだろううーん……なんか諸手を挙げて絶賛できないんですよね。というかSTYにあえてロックを作らせるというのがそもそも2回目だし、本人が思ってるほどたいしておもしろくもないし、という、、曲自体はワールドカップのテーマソングでかかってそうな雰囲気です。いや、かっこいいしこれが宮野さんじゃないところから出てきたらたぶん素直にうおーってなってる気もするので、ハードル上げすぎてるのかもしれないです。


  • 0+1 / 寺島拓篤

まずタイトルだっっっっっせええ、、、、、、というのはさておき、前作でのがっかり感はじゅうぶん取り戻す出来になってます。さんざん書いた気もするんですがビビッドナイトフィーバーのなにが気に入らなかったかって、確実に「小野大輔がパラパラで盛り上がってるから俺もパラパラやって盛り上がりたい!」という動機で作られてるとこなんですよ、いやそれあんたは楽しいかもしれないけどいままでがんばってきたのはなんだったの? ……っていう。しかも結果すべってるし。というか小野大輔が2010年代でもパラパラやって許されるのはあのひとが特殊だからで……ってこのままだと小野さんの話で終わりますね、戻します。今回国際フォーラムを控えてるからかShinnosuke、fhana、TSUGEという楽曲派的にかなり鉄板のメンツで来ています(楽曲派に訴求したところでCDは売れないのであんま関係ないとは思いますが)。

「ソラニ×メロディ」はちょっともったいなくて、たっくまんの歌声がこの曲を活かしきれていないというか、もっと歌が上手いひとが歌えば半端ない名曲になったと思うんですよね。この曲はサビの当てかたがすごく良くて、"遥かそびえる山「も」七つの海「も」"のこの「も」が強調されるのがクセになる。これ2番はメロディが違ってこの部分がとくに強調されないんですが、そこがまた憎らしい。今回かなりEDMに寄せてるなかで唯一の良心というか、一服の清涼剤的な側面もある気がします。

「border-line」は宮野さん「TRUST ME」に続くまさかの声優トラップ……と思ったらこれもTSUGEさんでしたね。まあ相変わらずトラップがなんだかいまいちつかめてないのですが。。ちょっとダブ臭強いというかドープすぎる感じもあります。個人的には好みですが、今後寺島さんがどういう方向性に進んでいくのか勝手に不安になってきたりもしてます。要はこういう先鋭的なダンスミュージックを突き詰めていくことになると、宮野さんみたいなひたすらスキルを極めていくことにならざるを得ない気がするんですがそれは実力的にもスタンス的にも合わないというか無理があると思うので、どういうふうに折り合いをつけていくのか……。とはいえ自分はこのひとの作品に興味あるだけで、ライヴパフォーマンスにはべつにそこまで興味ないなということにいまさら気づいてまあそれならそれでいいのかなと思いました。。

そこへいくと「0+1」は表題曲だけあってキャッチーさとドープさの割合がいい按配だと思うんですが(歌詞がダサいですけどね)、中盤の展開にはちょっとびっくりしました。というかこれどっかで聞き覚えあるんだけど思い出せない。しかし絶妙にダサ、、いや盛り上がる要素も入れつつ、寺島さんらしい先端の感じも保ちつつ、ポップさもぎりぎり失わず(でも今回だいぶマニアック……と言ってしまうとずれるんだけど、わかるひとがわかればいいという方向に振れてきてる気もする)というこのバランスはほんと素晴らしい。前回求められてたのはこれですよねほんと。最大の弱点としては歌いかたがなんでこんな力んでるんだろうっていうのがね……。


まあ、なにはともあれ、寺島と言ったら惇太の時代なんですよ(え?)。いや、、いちおうたっくまん国際フォーラムは1日目に行きます。。まじきゅん外れたら2日目も行くと思います。よろしくお願いします。

2016-04-08

[]勝手に振り返る梅原裕一郎の2015年度 01:08

年度も変わり裕一郎さんの怒涛の声優生活3年目も終わったということで、この1年ちょっとのあいだどんなお仕事してたのか勝手にざざっと振り返ってみます。とくにこの1年間は雑誌を大量に買うはめになったので、そこでの発言を中心に拾ってみようかなと思います。といってもおそらく数冊買いこぼしがありますがそのへんはご勘弁を。以下かなりかなり長いので畳みます。

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2016-04-04

[][]居場所を探す物語 ユージン・セブンスタークと梅原裕一郎をとおして見る『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』 00:04

おくればせながら、オルフェンズぶじ最終話を迎えられてお疲れさまでした! また全体の感想などはきっちり書きたいなと考えてるんですけど、とにかく個人的にユージン・セブンスタークというキャラクター(と、裕一郎さん)に思い入れがありすぎて、ここを一度吐き出しておかないと気が済まないということで、ユージンに寄った視点での感想など。


ユージンというキャラクターを一言で表すならたぶん「器用貧乏」。頭もそれなりに良く、体力もそれなりにあり、ヘタレ気味ではあるけど度胸もないわけではなく、見た目もそれなりに良い、だけど突出したものがあるかと問われればなにもない。ユージンって、とくに序盤〜中盤はメインキャラとは言いつつも実は鉄華団のなかでいなくても物語が成立するキャラクターだったんじゃないかと思うんです。

オルガと三日月は言わずもがな、昭弘は三日月に次ぐ戦闘面でのエースかつヒューマンデブリとしての葛藤、弟との再会と別離、シノは明るくおちゃらけたムードメーカー、アトラは食事や日常生活を支える世話係、ビスケットは参謀的存在としてオルガを諫め、また鉄華団のなかでも数少ない家族との関係性が描かれたりビスケットの死によって物語が大きく動いたりと、それぞれ団のなかでの役割もしくは物語を動かす要素が与えられています。それにくらべると、ユージンは(最初は途中で裏切る設定だったからかもしれませんが)ナンバー2というわりには、中盤まではあまり目立った部分がありません。というよりも、実際けっこう活躍はしてるんだけど、それがなんか形としてうまく評価されないというか。それはおそらく本人もわかっていて、だからこそ圧倒的な求心力をもつオルガに反発してみるものの、かなわないことも頭では理解している、だけど気持ちとしてどうしようもない、みたいに描かれていると感じていました。

そのひとが極端に劣っているというわけではないのだけど、いつもいつも自分のすぐ隣に飛び抜けた存在がいて、どうしてもいちばんにはなれない。という種類の人間がこの世には確実にいて、それはまずこれを書いている自分がずっともうそういう人生を生き続けてきているのですが(まあわたしはそこまで優秀とは言えないのであれですが)。アイドルにしても、みんなが実力は認めてるけどでも同時にみんな名前を挙げるのは二番目、みたいな子に惹かれてしまう面があります。はっきりとした劣等生ならむしろ素直に生きられる面もあるのでしょうが、中途半端に実力もプライドもあるせいで、悔しいけど自分が上に行くことはできないとわかってるけどでも、みたいな鬱屈した屈折が生まれがちで、そういう点ではユージンには激しく共感しつつこのキャラクターはどうなっていくんだろうと思ってました。というかぶっちゃけ絶対途中で死ぬと思ってたし。


ユージンを演じる梅原裕一郎くんは、大学2年のときに養成所に入り年度末に事務所のオーディションに受かって、大学4年になる年に声優としてデビューします(合ってるよね?)。2年目の終わりに初めて30分アニメでレギュラーになり、あれよあれよという間にたくさんの役をもらい、そして3年目、2015年の10月に始まったのがこの鉄血のオルフェンズです(同じクールには初の主演もやりました)。準所属、預かり、準預かりなどの果てしない世界や、何年経ってもなかなかレギュラーが決まらない数多くのひとたちのことを考えれば、これはものすごいスピード感だし、一見順風満帆な人生に思えます。

裕一郎さんは芝居にたいしては真摯に取り組んでるひとだとわたしは思ってます。けれど、上述したように下積み期間も短ければ、だれが聞いても一発で圧倒されるような才能の持ち主というわけでもないです(むしろ水面下で努力してるけどそれを見せないタイプなんだと個人的には勝手に感じてます)。ほかの同世代で活躍している声優たちは踏んでる場数も違うし、そもそも生まれ持った才能からして魑魅魍魎のようなひとたちが多いです。そういうなかに放り込まれて、同列に評価されていくのは孤独でだれにも共有されない闘い(とかいうと大げさですが)なんじゃないかと思うのです。

そもそも、なぜ裕一郎さんが若手のなかで急激に名前が売れたかといえば、そこに優れた容姿が影響しているという事実は否定しようがないです。もちろんそれはほんとうに最初のきっかけでしかなく、いくら見た目がよくてもそこから仕事が続くかどうかはそのひとの努力次第ですが、どうしてもかれのことを語るとき、そこには容姿の話がつきまといます。顔がいいのは武器のように見えて実はとてつもないディスアドバンテージでもあって、どれだけ役について試行錯誤したとしても、それは顔の話に回収されてしまい、ときには顔だけ声優と言われてしまう。傍で見ているだけのわたしですらときどきもやもやするのだから、本人はそれはいろいろ思うところあるでしょう(とかいってあんがいなにも気にしてないのかもしれませんが、でも、うーん)。


放送初期のころ、裕一郎さんはユージンについて自分とはあまり似たところがないとたびたび言っていました。最初期のユージンはガラの悪いチンピラとすら語られていたくらいだし、自分としてもかっこつけたくていきってる兄ちゃんという印象だったので、そのときは確かにそうなのかもなあと思っていました。また、開始前はユージンはオルガにやたら楯つくキャラというふうに紹介されていました。それは決して間違ってはないのですが、実際の描かれ方を見てみるとただやみくもに反発するというよりは、もっと対等に近い感じで意見してるという感覚がありました。

25話終わってみて、鉄血のオルフェンズという作品は鉄華団の面々それぞれが自分のいるべき場所を探す物語だったとわたしはいま考えています。ビスケットのように志半ばでそこにたどり着けず斃れた者もいれば、まだ幼いタカキたちのようにそれを探している途中の者もいるけれど、そのなかでユージンはちゃんと自分の居場所、自分の立ち位置を見つけられたひとりなのではないかなと。最終的にユージンは機転を利かせて戦艦を2隻同時に操縦し(その時点で全然平凡な人間ではないのですけどね)、またオルガたちのピンチを救います。それは能力面とかやってることが変わったというよりも(だって戦艦の操縦自体は最初からやってたし)、自分には自分のできることがあるしそれをやるしかないという気持ちの吹っ切れが大きかったのだと思います。回り道のように見えてそれによって結果的に、まわりからの信頼もついてきたわけだし。

裕一郎さんとユージンの共通点は実は意外とたくさんあって、正当に評価されない自分に意識的にしろ無意識にしろ屈折を抱えている(ように見える)ところ、自分の実力をきちんと把握していていざというときにはしっかり決められるところ、そしてなによりふだんクールに見せているけどほんとうはとても人間くさくかわいいところ、など。話が進むにつれ、ユージンの内面の葛藤が少しずつ見えてくるにしたがって、それがだんだんと見えてきました。と同時に、最初はガンダムを知らず優等生的ともとれる発言しかなかった裕一郎さんの言葉に、だんだんと血が通っていくようにも感じられていきました。

最終回直前には、自分とユージンは意外と似ているのではないか、ということも言っていて、それはきっとこの半年のあいだに裕一郎さんがこの鉄血のオルフェンズという作品と、そしてユージン・セブンスタークというキャラクターと、深く向き合ったからなんじゃないかなと思ったし、べつに答え合わせしたいわけじゃないですが自分の感じたこともあながち間違ってはなかったのかなと少し嬉しくなりました。まだまだ今後もイケメン声優という評価が先に立ちはするのだろうけれど、ユージンと同じように少しでも裕一郎さんが声優界のなかでの自分の立ち位置、自分のいるべきだと思える場所に近づけていればいいなあと思います。


いや真面目か!!! あー恥ずかしい。とりあえずユージン死にも裏切りもしなくてほんとうによかった。ていうかこれ書いてたらまた思い出してきたけどユージンほんとにかっこいいしかわいいなあ、「愛してるわユージン、あんたに会いたいの♡」なんてほんっと最強ですよあー。えーと、オルフェンズ全体の感想は今月中くらいにはもう一回書くつもりです、、

2016-03-27

[]旅行記2016(鉄華団全国ツアー編) 01:58

はてなダイアリーは"ダイアリー"なんだということでたまにはふつうの日記でも。鉄華団全国ツアー、こと鉄血のオルフェンズの全国キャンペーン5ヶ所に参加してきました。個人的にはなかなかに大変だったのでその思い出日記。


  • 2/27 新宿

まずこのキャンペーンが発表されたのが2/5の夜で、参加券の配布開始が2/6の朝からという鬼スケジュールだったんですけど、もうほんとこの世の終わりなんじゃないかという気持ちになりながらもなんとかギリギリ券を手に入れての新宿。相変わらずろくなことも言えず流れていったのだけど、ついうっかりまたあした、とか言ってしまったせいで、ほんとうはまだ次の日行くか決めかねてたのだけどあとに引けなくなる。そのあと慌てて在庫確認の電話して、そしたらまだまだ余裕でありますよと言われたのでひと安心。

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  • 2/28 仙台

そして眠れなくて案の定余裕で寝坊する。行きは新幹線。乗ろうとしてたのぞみが実は自由席のない車両で、なんとか一本早いやつに乗れてことなきを得た。またあとで書くけど、けっこうキスマイでの遠征とかはほぼトラブルなくこなせてて、なのに今回自分にはめずらしくこんなバタバタばっか。。1人1枚じゃなく1会計1枚ってことにあとから気づいてちょっと凹んだ。

時間がなかったけどせっかくなので牛タンシチュー食べました。美味しかったけどここでもバタバタしたよね、、、。。。帰りは最初新幹線にしようかと思ってたけど、ちょうどいい時間に帰れるのがあったので高速バス。でももはや3列じゃないと乗れないですね。この日がちょうどビスケットが死ぬ回の放映日で、、家帰ってからもうほんと瀕死状態になった、、、

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  • 3/19 大阪

行きは夜行バス。網棚に荷物乗せたときに定期と新幹線のチケットと参加券もろもろぜんぶ入れたパスケースを落としてしまい、もーーーーーーう朝から真っ青になった、、、、、紆余曲折の末に岸和田まで取りに行くことになったんだけどタクシーのおっちゃんが道を間違えるしほんとにもう!!! なにより楽しみにしてたホテルの朝食バイキングが……あああ……。でもイベントにはなんとか間に合ってしかもひっさしぶりにかなりいい席で見られて、楽しかった。しかし滞在時間6時間くらいだったのでもっとゆっくりしたかったなー。ということで新幹線で広島へ。あまりになにも食べてなくて死にそうだったので思わずアイス買ってしまう。あと新幹線のなかで手紙を書いたので、やたら文字がガタガタして反省。。

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  • 3/19 広島

広島駅からバスでアニメイトへ向かったのだけど変な道に入ってしまい迷う迷う。大阪でも迷ったのだけど地方のアニメイトわかりづらい! と思ったけど渋谷とか池袋とか新宿も知らないと迷いそうだし地方に限らない気もしてきた。それでもなんとかさくっと参加券確保して広島駅に戻りホテルにチェックイン。こんどはちゃんと路面電車に乗った。広島は時間が遅かったこともあってか、裕一郎さんがなんだかテンション高くて楽しかったなあ〜個人的にもここがいちばん満足度高かった!

お好み焼きと迷ったけどやっぱり牡蠣食べたいな〜と思って駅前のビルでさくっとかき天定食。と、ビール! そのあとおみやげのもみじまんじゅう買って就寝。

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  • 3/20 小倉

ホテルをチェックアウトし、また新幹線で小倉へ。駅で写真撮り忘れた。着いてからまたおみやげを買う。あるあるCityは場所が一発でわかるから感動した! ここだけアニメイトの店舗内じゃなくて、小さな講堂みたいなスペースだったのでなんだか逆に緊張した。今回最初から最後までずーっとひとりで行動してたので、隣のひとに話しかけられたのも嬉しかった!

最後だから気負いすぎてなんかうまいこと言えなくて、あんまぐるぐる回りすぎるのも自分には向いてないなと思ったけど、行かなかったら絶対に後悔してたしとても実り多い遠征だったと思う。帰りは福岡空港に移動して飛行機。これがけっこうギリギリで焦った。着替え入れてた袋も荷物まとめようとしておみやげ入れたら破れるし。。でも何事もなく帰ってこれてほんっとによかった! 飛行機のなかでは爆睡してました。。

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ということでぶじ回りきりました。ほんとはもう心の片隅でこれで現場は終わりにしようかなとかうっすら考えてたのだけど、なんか、、べつにそんなに枚数も持ってたわけじゃないし、たいしたことは話せてないからなにかが大きく動いたというわけでもないのだけど。わたしはわたしのやりかたで、もう少し裕一郎さんのことを追いかけていようかなと思うことができたので、そしてそれを本人に伝えることができたので、それだけでもよかったかなと思う。

それにもちろん裕一郎さんありきで遠征してるのは確かなんだけど、これがもし違う作品のプロモーションだったらここまでがんばってなかったとも思ってる。それくらい鉄血のオルフェンズという作品は自分の心に強く響くものがあって(自分に実際家族がいないというのもあるからよけい)、そういう作品に出会えたことも嬉しいし、すべては不思議な巡り合わせだなあと感じてる。たくみさんも河西さんも細谷さんもそれぞれとてもいいひとたちだったし。わたしはやっぱり裕一郎さんが好きだから、どうしてもユージンに重きを置いて見てしまうしそれも演じている裕一郎さんの成長(というとおこがましいけど、)という視点で考えてしまうのだけど、ときにはそういう視点を忘れてしまうくらい24話ずっとハラハラする、ときにはしんどくて目を背けたくなるほどの展開だったのがすごいなと。

そしていよいよ日付変わってきょうは最終話。ホビーショーのときは正直ガンダムなんて荷が重いのではと危惧してたけど、回を重ねるごとにだんだん裕一郎さんの言葉に血が通っていくのを感じていた。ユージンはほんとうにいい役をもらったと思うしこんないい作品に出会えてよかった。鉄華団がいったいどういう結末を迎えるのか、しっかりと見届けようと思う。みんなで伝説つくりたいね! でも来月から振り返り上映会ってまだまだオルフェンズは熱いね、、

とりあえずこれだけは世間に言いたい、裕一郎さんにも真面目なおたくいるよここに/(^o^)\

2016-03-16

[][]奇跡を起こすの永遠プリズム 身体で感じるこのリズム 19:50

友達に誘われてやっとこさキンプリ、こと『KING OF PRISM by prettyrhythm』観てきました。いちおうエイベックスの犬としては一度くらい観ておきたいけど映画館行くのめんどくせえなあ、と思ってたのでちょうどいいタイミングでした。TVシリーズは1話も見てませんが、旧曲はぜんぶ知ってるし設定は友達が解説してくれたのでなんとかなりました。極端に集中力がないのと物語に興味がないからアニメを通して見られないんですよね。。てことでつらつら感想を。あ、「プリズムのきらめきが!」とか「世界が輝いて見える!」みたいな文言はこの後いっさい出てこないので、そういうのを期待してる方はごめんなさい笑

ちなみに↑のタイトルはわたしがいちばん好きなEZ DO DANCEといっても過言ではない、プリズミー版の歌詞です。プリズミーといえばわれらがmichitomo先生ですがちゃんと(?)キンプリでもBOY MEETS GIRLとEZ DO DANCEの編曲はmichitomoで上がりました。というかやっぱ小室哲哉がすごいしTRFがすごいんですよ。もはや反則ですよねそれは。ほかのレーベルがこういう作品をつくるとしたらここには違う曲が入ってくるんだろうけど、それじゃこの映画成立しないじゃないですか。EZ DO DANCEありきのあのバトルシーン。そこになんだかんだ言ってもエイベックスの強みというか、持ってるアーカイヴの強さを感じました。小室ファミリーってglobeのイメージかむしろダウナーだったりアッパーでも躁鬱系の印象があるんですけど、そのなかでTRFってだんとつ衒いなく明るいアッパー系だと思うので、そりゃみんなガンギマるわーていう。。

1時間とコンパクトなこともあり、展開が早くギュッとまとまっていて話がわかりやすく見やすかったです。ただそれは同時にやっぱり駆け足な部分が多いってことでもあるのでほんとうはもっと制作側もじっくり描きたいけどしかたないところもあったんだろうな……とか勝手に思ったり……。ここで終わんのかよ!ってとこで終わるしね笑

あ、そういえば応援上映だったのでガヤがひどいんじゃないかと危惧してて、友達もはにこさん絶対イライラするでしょとヒヤヒヤしてたのですが、もはやおたくの言うことがテンプレ化してて地上のアイドルのMC中みたいな感じだったので、逆に全然気にならなくてよかったです。運がよかったのかも。応援上映はきっとドリ小パートのためにあるんだなと思いました。

ジャニオタ的目線で見るときっと赤西くんがとか勝利くんがとかってなる話だと思うんですけど、地下声優的観点で見るとまた違ったふうに見えてくるというか。なにが言いたいってつまり主演(でいいんですよね?)の寺島惇太(以下てらじゅん)の爆推されっぷりがすごい。これ、完全にてらじゅんのためにある映画ですよ。もう観てるあいだてらじゅんのサクセスストーリーとしか受け取れなくてずっと感動してた。

そもそも何人もの地下声優(が演じてるキャラ)が地上をめざして寮で暮らしてるという設定からして良いです。そしてその上にはみんなの憧れである3人の地上の声優がいて、でもそれが大人の事情とかで分裂してしまい、アメリカへ旅立つ柿原様に曲を託されたてらじゅんが次のスターへと躍り出る……あー、こういうこと書いてると怒られるのわかってるんですけどもう手遅れですね。

まああんまこのダイアリー真面目に読んでるひともいないと思うんで手遅れついでにさらに勝手なこと書きますけど、いまこの泥くさい成り上がりストーリーがもうほとんど成立しない社会で、そういうハングリー精神というかがんばったら上に行けるみたいな夢がかろうじて機能してる数少ない世界が女性アイドルと男性声優なんじゃないかと思うんです。もちろんどっちもほんとは事務所の力に左右される部分が大きかったり、実力があっても運がなくてそのまま消えちゃうひともいたりとかあるんですけど(ただアイドルの場合ほんとに運の要素が強いのにたいして声優はけっこうスキルがあれば生き残れるって違いはありますが)、実現の可能性はともかく建前上はアメリカンドリーム的な物語がまだ生き残ってる。一概に地下声優といっても知名度にはばらつきがあるわけで、たとえばこのなかでいうとそうまくんとか蒼井くんは地下の範疇に入るかどうかも微妙なところなんですけど、たぶんてらじゅんはほかの出演者とくらべても全然名が知れてないですよね。事務所もほかの候補生たちが日ナレ系とか81ばかりなのに混ざってケンユウオフィスだし。それがいきなり主役級に抜擢されて半分くらいソロの曲も与えられて、ていうのはめちゃくちゃ夢がある話だなあとわたしは感じたんです。こういうメタな見方は本来よくないのかもしれませんが。。

いや、しかしてらじゅん無双ではありますが柿原もこれはいい柿原だし前野さんはもともと安定してるし、なによりとしき! 増田俊樹ってこんなにちゃんとした地上の声優だったんだ! っていう衝撃がありました。てらじゅん以外の候補生たちはまだ全然見せ場がないので、続きがちゃんと制作されるといいなと思います。とりあえずこのままだと完全に斉藤壮馬の無駄遣いなので。投票でプリズムカップに出られる子が決まるのもわかってるなーという感じ。。

あと楽曲派的には一瞬だけCallingsの1/1000永遠の美学が流れるのが熱い。ドラマチックLOVEもいい曲だった〜あ、エンドロールは地下声優知ってれば知ってるほど楽しめます。キャストクレジットの最後が小田柿さんとかそれだけで一見の価値ある。どこに出てるかわからなかったけど、、、あ、あとプリズムストーンが出てくるたびにおたくの顔が思い浮かんで笑ってしまい恥ずかしかった、、、

最後の最後に蒼井くんが「ぼくがいちばんこの曲をうまく表現できる」みたいなことを言ってprideを歌うんですが、それがまじでそのとおりで原曲より良くておいっ……!てなりました……!! はやくあの音源欲しい。とにかくエイベックスと地下声優が好きなひとなら楽しめる映画だと思いました。。