[][]超個人的男性声優楽曲大賞2014(前編)

あー新春の振り込め間に合わなかった(つд⊂)……ということでむしゃくしゃしてますが、今年もやります。需要があるのかも謎ですし相変わらず偏ってますが、去年よりは幅広くがんばったつもりです。ということで今年は30曲やります! ちなみに去年のはこれ→前編 後編

ルールは去年と同じく、2013年12月〜2014年11月に発表された曲を対象とします。縛りがあったほうが面白いので一枚のCDからなるべく一曲だけを選ぶことにしますが、どうしてもこれはという一枚に限り二曲選んでもいいことにします。しかしいかに自分が音楽の知識ないかをひしひしと実感しますねこれ書いてると泣 曲数多いのでさくさくいきますよー。


30. 愛しさのコントラスト / Trignal

『so funny』2014.4.16 Kiramune

作詞:こだまさおり 作曲:山口寛雄 編曲:陶山隼・山口寛雄

A3rdあたりのユニット曲っぽい。古い感じの泣きメロというか……。イントロからして3人が別々の方向を向いて歩いていく絵が見えるし、大サビの大仰なキメとかアウトロで泣きまくるギターとかもまったく予想も期待も裏切らないといった感じで、さすが安心して聴けるユニットTrignalだなと。しかし個人的にはけっこう待望のフルアルバムだったんですが、なんとなく去年のほうが粒ぞろいだったかな?という印象です。


29. ダンディギ / 柿原徹也

『ダンディギ・ダン』2014.7.30 Kiramune

作詞・作曲:佐伯youthK 編曲:宮崎誠

曲もジャケットもナオト・インティライミ笑。歌詞がよく見るとけっこうきわどいのですが、本人のキャラクターによるものか、歌がいい意味でけっこうテキトーなのでいやらしくならずさらっと聴けてしまいます。


28. 黒曜蝶 / 土方歳三(CV:森川智之)&沖田総司(CV:小野賢章)

『幕末Rock 天歌(ヘブンズソング)』2014.8.6 NBCユニバーサル

作詞:テルジヨシザワ 作曲・編曲:石田順三

この夏ひっそりと放たれていたもうひとつのブラックバタフライ。感情の見えない浮遊感ある四つ打ちで、タイトルどおりロック調の曲が多いこの作品において異彩を放っています。ヴォーカルもけっこうエディットされていて、それもニュートラルな温度感にひと役買っています。


27. NOT LONELY BUT FOOL / オダ・ノブナガ(CV:宮野真守)

『「ノブナガ・ザ・フール」キャラクターソング Vol.1』2014.4.16 ランティス

作詞:松井洋平 作曲・編曲:渡辺未来

基本はガツガツした重めの音ですが、イントロから和を思わせる音が随所に散りばめられ、西洋と東洋の融合というアニメのテーマを表現しています。ただちょっとサビとそれ以外の抑揚が弱いので結果的にサビがわかりづらいかなという気がします。


26. See you again! / バースデイ(CV:福山潤)

『「ハマトラ」キャラクターファイルシリーズ File-06 バースデイ』2014.5.28 エイベックス・ピクチャーズ

作詞:吉田詩織 作曲:井上トモノリ 編曲:立山秋航

まず福山潤が歌ってるってことがちょっと衝撃だったんですけども笑 正直歌は上手くないんですけど、それが逆に陽気でカラッとした曲調にマッチしています。


25. NEO BLUE BLEATHING / 七瀬遙(CV:島信長)、橘真琴(CV:鈴木達央)、松岡凛(CV:宮野真守)

『FUTURE FISH』2014.8.6 ランティス

作詞:こだまさおり 作曲:FUNK UCHINO・TAKAROT 編曲:TAKAROT

曲自体は気分が悪くならないくらいの適度にエモーショナルで、とても良いつくりだと思うのです。ただ、3人しか歌っていないのに突然「S.T.Y.L.E F.I.V.E GO!!」というかけ声が入るのが非常に気持ち悪いのですね……。

この気持ち悪さについて少し考えてみると、意識的にか無意識にかはわかりませんが、この曲も「FUTURE FISH」もたぶんメタ的視点で書かれている。つまり、桜高軽音部とかと違ってSTYLE FIVEという存在が劇中で語られることはなく(たんにそういうグループが存在しないというだけでなく、たとえばdevils and realistのようにその名前が構成員の性質を説明しているわけでもない)、よってそれは物語のなかの5人とは同じようで微妙にずれた存在なわけです。パラレルワールドのアイドルが歌っていると考えれば、なぜかけ声が入るのかもなんとなくわかります。それをすんなり受け入れられるかどうかでこの曲の評価は分かれるんじゃないかなと思います。まあさくっと言えば「遙と真琴と凛の曲」じゃなく「STYLE FIVEのメンバーの曲」になってんのがうーんって話です。

達央さん(高音)と宮野さん(低音)のデュエットが聴きたいなあと思っていたので、あまりに信長が溶け込みすぎて擬似デュエットみたいになってるのは好きです。


24. Unlock your ability / 伊田一三(CV:鈴村健一)

『「魔法戦争」キャラクターCDIII 伊田一三』2014.4.23 フライングドッグ

作詞・作曲・編曲:伊藤直樹

小細工なしのシンプルながらも疾走感あるギターロック。力強い歌い方が曲と合っていて良い。サビで歌の隙間に飛び込んでくるキーボード?が耳に引っかかります。


23. 赤い箱のクラッカー 〜Let's Party〜 / 佐伯希星(CV:山下大輝)、富井大樹(CV:蒼井翔太)、舞山春(CV:小野賢章)

『少年ハリウッド』第11話エンディングテーマ 2014.9.13 キングレコード

作詞:橋口いくよ 作曲:林哲司 編曲:Kohei by SIMONSAYZ

これを声優の曲というカテゴリに入れていいのかどうかちょっと困ったのですが……、まあいい曲はいい曲だからということで。まさしく少年ぽい3人の歌声がキラキラしたトラックにぴったり合っていて、原曲よりも曲と声の相性がいいと感じるので、TVサイズしか配信されていないのが惜しいです。少年ハリウッドではほかに「マジでJIN JIN」がめちゃくちゃくだらなくて脱力(ほめてます)。


22. デリンジャー / 浪川大輔

『Recollection』2014.6.25 Kiramune

作詞:鳥海雄介 作曲:山田智和 編曲:R・O・N

きらみゅんには珍しいゴリゴリのギターサウンド。完全にギターの音がヴォーカルをかき消す勢いなので、それは声優の曲としていいのかと思いつつも歌唱力を気にしなくていいのである意味有効なアプローチなのかもしれない。


21. 閃光のResolver / ネッド(CV:鈴木達央)

『RejetFes.2014』配布CD 2014.10.11 Rejet

作詞:岩崎大介 作曲:MIKOTO 編曲:Yocke

Rejet、岩崎大介、MIKOTO、鈴木達央、これらのワードから想像されるそれ以上でも以下でもないのですが、それが逆に安心感あります。歌声がちょっとだけかわいこぶってんのが笑えます。ショートサイズということもありまだまだ少しおとなしいのでフルヴァージョン待ってます。


20. 月と、星と、まぼろしと / 皐月葵(CV:KENN)& 卯月新(CV:細谷佳正)

『月と、星と、まぼろしと(ツキウタ。デュエットシリーズ(年中組2) 皐月葵&卯月新)』2014.5.30 ムービック

作詞・作曲・編曲:Nem

けんぬはとても艶かしい歌声を披露してくれる一方、そのせいもあって細谷が棒に聞こえてしまうのがつらい。しかし歌の上手いふたりだけあってころころと上下入れ替わるハモリを難なく聴かせてくれます。それもあってどこかミュージカルっぽい非日常感が漂います。


19. クロノスの振り子 / 岡本信彦

『瞬間BEAT』2014.3.19 Kiramune

作詞:古屋真 作曲・編曲:前口渉

K3rdとか4thくらいの全員曲っぽい。アイドル戦国時代の果てに女性アイドルの曲はどんどん先鋭化していってるので、こういうベタベタなメロディの曲って実は意外と声優でしか聴けない気もします。


18. You're my life / 寿 嶺二(CV:森久保祥太郎)、黒崎蘭丸(CV:鈴木達央)、美風 藍(CV:蒼井翔太)、カミュ(CV:前野智昭)

『うたの☆プリンスさまっ♪カルテットアイドルソング』2014.8.27 b-green

作詞・作曲:上松範康 編曲:藤田淳平

フリーソウル?ぽくて良いです。うたプリの曲ではなかなかなかったアプローチなのではないでしょうか。最初と最後の4人の掛け合いも心地良いです。でも鈴木さん蘭丸の声忘れてる気がするけど気のせいかな笑


17. ハチノジディストーション / 桂小五郎(CV:森久保祥太郎)

『幕末Rock超絶頂★ソング 桂小五郎』2014.6.4 NBCユニバーサル

作詞:テルジヨシザワ 作曲・編曲:juvenile

ゼロ年代後半のロキノン系ぽい、キャッチーなリフとサビが耳に残るナンバー。ただそれにしては音がちょっと綺麗かなと思うので、曲名のとおりもっとディストーション全開で歪んだ音だったらよりよかったです。


16. Round and Round / ロキ・レーヴァテイン(CV:細谷佳正)

『「神々の悪戯」神曲集 バルドル&ロキ』2014.8.27 b-green

作詞:香月亜哉音 作曲・編曲:Evan Call

前作の「Liar」を踏襲したような一曲。より力強く歌い上げると同時に抑揚も強くなり、前作での余裕しゃくしゃくな印象からトリックスターながらもどこか自分に戸惑いを覚えているようなさまを想像させます。しかし細谷全部この歌い方ならいいのに。


15. Mach 1.67 / 羽多野渉

『Hikari』2014.2.19 エイベックス・ピクチャーズ

作詞:池畑伸人 作曲:小野川浩幸 編曲:山下洋介

いままでの羽多野さんはどれも1993年のJ-POPって感じで、悪くないけどとにかくつまんなかったのですが、これはビッグバンドふうで渋いし声とも合っていて良い。こっちがシングル表題曲でもいけると思います。


14. 永遠のライバル / 小湊春市(CV:花江夏樹)

『「ダイヤのA」キャラクターソングシリーズVOL.3 小湊春市』2014.9.10 ポニーキャニオン

作詞:稲葉エミ 作曲:奥井康介 編曲:Hear Tribe

あまりに意表をつかれすぎて、感動すら覚えてしまいました。まさか男性声優が歌う野球アニメのキャラソンで、ここまでド直球にシンバルズをやってくるとは。歌なしのバックトラックだけで聴いても終始楽器が歌っているといった印象で、とても楽しいです。編曲のひとは調べてもこれ以外出てこないんですけど何者なんでしょうか。


13. NEW ORDER / 宮野真守

『NEW ORDER』2014.2.19 キングレコード

作詞・作曲・編曲:STY

かっこいい。ただこれならEXILE TRIBEでいいじゃんと言われたらわたしには反論することができません。いやそれをひとり(+ダンサー4人)という少人数でやってるからこそすごいんだと言うこともできますが、結局声優じゃなくてもいいよねという話に……。楽曲自体はさすが飛び抜けてかっこいいです。いっさい媚びがなく突き抜けてます。ただそのせいでちょっととらえどころのなさはあるかもしれません。


12. Do it / 吉野裕行

『Do it』2014.9.17 Kiramune

作詞・作曲・編曲:渡辺未来

どう考えてもいい曲でしかないことを認識させるイントロから、出だし艶やかな話かと思わせて結局酒かい!っていうのが良いです。歌はけっして上手くないのだけどそれが逆にちょうどいいおじさんのリアル感を醸し出しています。


11. さあ見栄張りましょう / 鈴村健一

『VESSEL』2014.5.14 ランティス

作詞:鈴村健一 作曲・編曲:野井洋児

どうしてもガーッと盛り上がる曲が多くなりがちの声優界では珍しい、少し落ち着いたトーンの一曲。演奏もとくに高揚感を煽るでもなく、いい意味で地に足のついた日常感があります。ブリブリのベースも好み。そのぶん最後のサビの長台詞とでも言うべき部分のカタルシス。


どんだけネオブルーブリージングに言いたいことがあったかという話ですよ!笑 しかし今年全然アニメを見ていないので、キャラクターソングをキャラクター知らない状態で評価するのがどんだけ難しいことかというのを実感させられました。逆に言えばどれだけキャラクター性というものがキャラソンにおいて重要で、想像以上に楽曲と密接に結びついて切り離せないものなのかということを思い知りました。来年はうたプリ3期もあるしもうちょっとアニメを見ようと思います!

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