愛知県の立て篭もり事件における県警の対応(2)

あるぱか、ネタの種」で愛知県警の対応について厳しい指摘が述べられている。

隊員が火器を使う=犯人の射殺を伴う
この覚悟無しに現場に送り出した上層部の判断ミスは責められてしかるべきだ。

全く同感である。そしてもう一つ付け加えたい。

そのような行動に移るのはどのような状況になった時か、判断基準を持っていたのか。

事件現場では様々な状況が出現する。それに備えてSAT(県警機動隊・対テロ特殊部隊)隊員は厳しい訓練をしていると言うが、指揮を採る首脳部の訓練は出来ているのだろうか。今回の事件をみると、指揮系統の方に問題があるように感じる。実戦においては指揮官が悪いと部隊は壊滅する。犯人逮捕までの行動を徹底的に検証し、危機管理能力の向上を図って欲しい。