http://d.hatena.ne.jp/kaien/20040417#1082119249
 僕の知り合いに言わせると「『タイムマシーンにお願い(Quantum Leap)』とか、古くは『タイムトンネル』とか(ホント古いな)に通ずるものがあるように思う。」という話なんだけどね。
 説明の不在をもって内輪受けと称するのは流石に短絡的すぎる気がする。わけのわからん理由であちこちの世界を旅するハメになる、なんて話はいくらでもあるだろうに。あと、そりゃペーパーナイフ持ってれば本の世界では無敵だろう、という気はしなくもない。そも、読者がキャラクターに負ける道理はないし。

http://www.page.sannet.ne.jp/hirasho/diary/diary0404.html#20p6
 個人的にはむしろ、(未読であれば)やはりフロイト『自我論集』(ちくま学芸文庫)がお薦め。僕は『自我論集』を読んだのはけっこう最近なのですが、フロイトの「生ける小胞」のモデルは、ひらしょーさんが昔(2001年の前半ぐらいだったかと思う)の日記で人工知能についてあれこれ書いてらしたのを髣髴とさせるものでした。快/不快の二分法に基く、最小限の入力と出力のモデル。