野球タイ代表のエースと総監督

星野ジャパンに対抗するのはエモやんタイランド

プロ野球解説者の江本孟紀氏が総監督を務めるタイが、北京五輪予選を兼ねた野球のアジア選手権1次リーグ香港に競り勝った。
 先発は白倉。母がタイ人で、小学5年の時に来日した。現在は亜大3年で、春の東都大学リーグでは防御率1位に輝いた。だが、この日は寒さもあって直球に切れを欠き、14三振を奪ったが4失点。「体が動かなかった。自分の思い通りに投げられなかった」と反省した。【スポーツニッポン

結構地味な話題だが、野球のオリンピック予選に出場しているタイ代表の総監督をエモやん(江本孟紀氏)が務めている。さらにエースは亜細亜大3年の白倉キッサダー投手である。キッサダー投手は亜大でもレギュラーとして活躍している選手。

最近はダルビッシュ(イラン*1)やアン(ベトナム)、ダース(インド)など高校野球から活躍するアジア国籍の選手が増えている。いずれも日本育ちの選手なので、母国が野球強国というわけではない。しかし、こういう選手たちが母国のチームの代表でプレーしたら、結構あなどれないチームになるかもしれない。キッサダー投手も東都リーグで防御率1位というほどの実力の持ち主らしい。

野球は1試合だけだったら投手力で決まる場合もある。エモやんタイランドの快進撃に期待したい(1次予選だけですが)。キッサダー投手の活躍でタイでの野球人気が向上するかもしれない。

*1:現在は日本国籍

ファミスタDS続き

ファミスタDSのアマゾンでの評価を見ると、驚くほど低い。やはりパワプロとか最近の野球ゲームに慣れている人からみると厳しいのかもしれません。

歴代ファミスタをプレーしてきた経験から言えば、十分楽しめる水準ではあります。ただ、個人的にはベース付近で微妙に曲げられる変化球が欲しい。今の打高投低のバランスは、金属バット時代の社会人野球並の大味な展開になってしまいます。

それと内外野の守備。全員が同時に動くのは、初代ファミスタと変わらないレベルです。せめて、ファインプレーはできるようにして欲しかった。守備がざるなので、打ち取った打球でも2塁打、3塁打になってしまうのはきつい。

売れ行きはいいようなので、来年の4月あたりに2がでるかもしれません。

1人用のゲームとしては、残念ながらマリオカートの方がメインとなっています。3周しかないのでほんの数分で終えることもでき、気分転換にもいいですね。寝転がりながらやっています。

やれんのか

毎年恒例となった大晦日の格闘技興行。崩壊したはずの「PRIDE」が一夜限りで甦るイベントが開催されるという。その名も「やれんのか」。ヒョードルも出るという。ただ、それ以外の出場選手を見ると、桜井マッハとか青木、川尻など日本の中量級の実力者は入っているけれども、じゃあ見に行こうかという気分にはならない。ヒョードルにふさわしい選手を用意できるのだろうか。吉田秀彦の名前も挙がっているようだが、ちょっと実現するのが遅すぎる。まさか、クートゥーアとかは来ないだろう。

「やれんのか」と言えば、世に言う「飛龍革命」が起源なわけだが、この大会名はまさかそこから取ったわけではあるまい。ドン・フライの前振りビデオあたりから取ったのかもしれない。

晦日には、桜庭VS船木のU系最強決定戦もあるけれど、もはやロートル対決の域に達している(見るけどね)。二人が輝いたのは2000年。桜庭VSホイス・グレイシー、船木VSヒクソンまでであろう。両方とも東京ドームに見に行ってしまうぐらい夢中になった。

米国で総合格闘技が異常に肥大化する中、日本の現状はさみしい限りだ。週刊現代が悪いのだろうか。

この大会のニュースを見ていて、あのときアントニオ猪木が藤波に言った言葉が思い浮かぶだけである。
「やれんのか、本当に」