「英語完全征服」

 久しぶりにSakuSAkuをみた。カエラちんの髪の毛が、めっちゃパンクになっていた。やべぇよこれ、ってかんじだけど、なんつーか、見慣れるとすぐに気にならなくなった。黒幕「女ばっかり子供生んで大変な思いするのはおかしい。男も生むようにしないといかん」みたいな、参画っちょい発言したら、カエラちん「じきに男も子供生むようになるよ」とあっさり。黒幕「い?!」。カエラちん「だってこの前映画でシュワちゃんが生んでいた」。黒幕「ちげーだろ」。カエラと米子「ちげくねぇよ。じきに生むよ」。わはははは。パンクでスゲー(・∀・)イイ!!と思う。んななかで、ビデオ情報コーナー。「英語完全制服」。メガネがへんてこだというカエラちんと「普通にカワイイ」という黒幕がけんけんガクガク大騒ぎ。まあ、黒幕やアテクシらの世代のオサーン的には、この眼鏡ッコは鬼ツボだと思います。

英語完全征服 特別版 [DVD]

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韓国映画サイトより引用

公務員のナ・ヨンジュ(イ・ナヨン)はある日役場を訪れた青い目の外国人によって運命が変わる。英語を一言も話すことができない同僚たちを代表して、英語完全征服の走者として選ばれたのだ。そしてヨンジュは同じく英会話スクールで学ぶムンス(チャン・ヒョク)にすっかり心を奪われてしまう。「愛する女性ができたら、英語でプロポーズする」というムンスの心をゲットすべく英語の勉強に励むことになる。辞書を破って飲み込めばいいという民間療法から、家族を動員した生活英語まで、あらゆる手段を動員した25歳の乙女の英語完全征服プロジェクト始動!「英語がペラペラに話せたら・・」と頭では思いつつも、外国人に英語で話しかけられるとビビッてしまう英語コンプレックス。そんなコンプレックスを完全征服すべく立ち上がった公務員のナヨンがとてもコミカルでキュート!安心して笑えるコメディー映画です。
http://www.k-plaza.com/movie/en_mov_a06.html

 お金も地位も名誉も美貌もなにもかもカチンコチン上昇志向の恋愛歌舞伎まくり映画のなかにあって、そんな奔走を笑っちゃう映画で、しかもパンピーを描いていてなどなど、いろいろ言われてきた映画であるわけですが、「韓国のお笑い」ということについて、いろいろヒントを与えてくれる映画で、カツラと入れ歯と襟巻きで歌舞伎まくっているようなリアルだけじゃなく、こういうものをもっともっと見たいし、お笑い芸人なんかも紹介して欲しいなぁと思うのであります。

にらめっ魂グラチャン後編

 くりぃむしちゅーのたりらリラ〜ンですが、恋愛講座。芸人各位が、100%○○できる手練手管を芸人たちがパフォーマンスして、それを雑誌編集者だとか恋愛の専門家だとかが、君こそスターだみたいにふだを上げて採用みたいな判定をし、パーセンテージを競う企画。意地悪しまくりの小木ちゃんのウンチク、わけわかめな川島のキッスのノウハウなどけっこう楽しめた。ジャッジでは小学五年生の椰子が非常に面白かった。っつーか、くりぃむが面白かったのかもしれない。終わってメイルチェックしたら、うちのゼミの5期生で編集者になった椰子が出ているとメイルが来まくった。情報くれた人あざーっす!実は、私はリアルで見ていたが、気づかなかった。五年も前となると覚えてねぇよなぁ。今いる日サロヒョウ柄と同じ系統の椰子。奇しくも出身も同じ県。
 で、ビデオで撮ってあった、「あざーっす!あらためにらめっ魂」wを見る。レギュラーのガッキーと浅見れいなが一応最前列に座っているのが笑えた。しかし、場をコントロールしているのが板尾創路、それにあわせる柴田@チャブであることは言うまでもない。柴田はフジポニー三宅がゆっていた「トス」も巧いんだな。小木大サーカスやパンダPみたいなのばっかりでないところがスゴイと思う。まあシャレ山の真ん中やっていたくらいだからね。
 でもって、にらめっ魂。まずは、FUJIWARA藤本と原西の対決。もう絵に描いたような合わせ技の応酬。ロープのリバウンド利用して回転エビ固め、馬跳びにして、もう一度帰ってきたところにラリアット、はねっかえしてフライングクロスチョップ、ロープ最上段からなだれ固め・・・みたいなスピーディーな展開はなかなか見応えがあった。「ゲゲゲの鬼太郎の親父の名前は?」「アーネスト・ホースト」と主題設定し、これを変形して行く、「ホーネスト・アースト、八王子の」で笑って負け負け! 「アーネストホーストの職業は?」「八王子アースト」で今度は笑い一本取り返し。板尾「激安の店?」。ワハハハ、やっぱ板尾は面白すぎる。そして、顔が怖すぎる。この間にも、原西がユスフ・トルコのようにバンバンボードを叩いてからピンポンボタンを押したり、藤本が原西の頭をひっぱたいて反則になったり、また岡八郎〜寛平ちゃんみたいな下品なくっさーポーズ=スタンディングスプレッドイーグルバックポーズからスリスリ。でまあ、原西が勝って、決勝はチャブ山崎との対戦。「予定されたよう」「これが見たかった」とめちゃくちゃなことばが飛び交う。
 原西、もりやまつるのまんがに出てくるイチビリ関西人のようなクネクネポーズ&モーションで登場。「こういうのははずさない」と一同感嘆する。「原西の顔、髪から卑怯や」とめっちゃな難癖をボコボコに言う一同。花火のかけ声は?原西「ボラギノール」。私は爆笑するも、山崎は耐えまくり。ネクスト山崎の番。ボラギノールの次は、ポキールだろと思ったら、てまそこ英語仕様の答えに一同「サイテーだよ、汚前」。わはは。しかし、ねこヒロシやばすぎるな。まったく感情のない顔をして、八の字マユでぽつんとすわっている。ディフェンスはねこにかなう椰子はいないだろうね。
 山崎のこらえる顔がすでに笑顔に見えるし、かなり笑えるが、原西はねこヒロシのように屈強である。板尾と柴田は「山崎もこの間はたまらんやろうね」などと、原西の「間」を絶賛する。山崎も突然「下衆です」とかゆったら、たぶんかなり笑うんだろうけど、なぜかそれは出ない。最後は、板尾の相方は?という問題に対して、山崎「台湾」で、虚を突かれた原西こらえきれずにバーストアウト爆笑。板尾「スキをつかれたな」とナイスなコメント。単純化されているから、面白いと思う。まあ、しりとり竜王戦のほうが、さらに単純化されている面もあるが、あちらは「うま味」の講釈がかなり決まっているし、ツボや型にはめるというパターンがかなり明確になっている。そういうシンプルさは非常によいと思うんだけど、講釈や評価がかなり内輪ウケっぽくなるし、ちょっとスノッブな雰囲気も漂う。こっちのリアクションがどこまでガチの馬路かはわからないけど、こちらのほうはほとばしり出る笑いがあるように思う。どっちがいいというわけではない。そして、板尾はどちらにいても面白い。