ナントカ変換

 くりぃむナントカ30分バージョン最終回。次回から一時間有田「なにしていいかわかんない」。上田「そんなことで新しく考えてみますた。『くりぃむ変換』」。ナンダヨそれと思ったら、要するにひらがなを書いたカードを引き、そこに書いてあった文字を携帯で打つ。でもって予想変換で候補にあがったものをあてるというクイズ。人によってこんなものが入っているだろうってこともあるだろうし、またヤベーものが入っている場合もある。試しということで豪華ゲストじゃなく、回答者は次長課長、鈴木さりな、そしてくりぃむ。
 まずは「ら」。携帯は河本のもの。予想を書くとき井上が「来週」を予想したのだが、漢字を書けず「らいしゅう」。これで井上の大バカ野郎というキャラが確定。このあと漢字間違えまくった。河本の一位は「来週」であったが、途中「ランチ」があり、「奥さんピンときたはず」「奥さんとは行ってねぇだろ」とシャレにならないツッコミが入りまくった。上田「つまんねーよ」とキレ気味。次は「り」。携帯は井上。大方の予想は「了解」。実際も「了解」が一位だったが、途中「りお」というのがあって、井上はボコボコにされた。次は「う」。携帯はさりな。「うれしかった」が一位。「うんごい」という音便?型が出てきて、さりな「あまえたんよ☆」。一同無視まくり。大バカ井上、「うれしい」を言偏に喜と書いた。ネタくね?と思うた。次は「お」。携帯は有田。「おいでよ」「お前」「終わったら」「遅くなって」「お願いします」。一同「やばくね?」。なんか仕込みっぽくはあるよなぁ。
 上田はふてくされている。携帯提供も拒否。大木ちゃんやっぱり不在。でも一同「シモネタやばくね?」とかゆってかなり盛りあがっている。わははは。次は「さ」で河本。できすぎの「させて」。ネタじゃね?とナナメからツッコムのではなく、「ストレートですねぇ」と有田がぼけて魅せるのがくりぃむ流といえばくりぃむしちゅー流。次は「パ」でアホの井上。一位は「パーマ」。井上「上田さん登録しますた」。上田「おまえ、おれをパーマで登録してルンか」とキレまくる。次は「は」でさりな。一位は「肌荒れ」。おいおい仕込んでるだろ。ごるぁああ。っつーかんじのものがありますが、笑えるから不思議。最後は「く」で有田。みんな「くみ」とか「くみたん」とかシャレにならないことを言っている。しかし、一位は「クリニック」。一同「なにそれ?なんのクリニック」とか一応盛りあがって魅せた。
 いかにも合コンネタっぽくはあるけど、けっこう楽しめるよね。ちなみにアテクシは、「ら」=らぢゃあ、「り」=寮、「う」=うまいっすかぁ、「お」=おるの、おかやま、「さ」=サンクス、「ぱ」=ぱくりぢゃねーだろうな、「は」=ハケーン、「く」=くだらん。「ぱくりぢゃねーだろうな」。存外卒論のできがよかったので、そんな言い方をしたみたいなことだと思われます。
 このあとは先週の続き「長州力ファン王決定戦」。女長州、ガーナ長州に辟易としていたファン一同。長州小力に盛りあがったものの、ふたたび女長州があらわれ、ぐだぐだやりまくり鳩ポッポをクソ下手に歌い、勝つ最後は「えさがほしいかほらやるぞ、世の中そんなに甘くない」と投げやりに歌う姿にカツマタついにキレて退場。このあとも女長州がぐだぐだぐだぐだ真似して、「氏ねごるぁああ」などとやって、ついにつまらない男岡田がキレて退場、でもって有田がVでちゃんちゃん。

ミドリカワ書房「顔2005」

 昨日までおもてに出ただけで汗ばんだのが、空気がなんとなくさわやかになっている。ちょっと引き締まった気分で、勉学への気分がわいてくる。中学高校時代も二学期の中間試験は成績が普段よりよかったっけなどということを思い出す。講義をして、昼は病院で定期検診、そして友人と会いメシを喰ったりしたあとに、かえって久しぶりにソニーダウンロードサイトから、五輪真弓のデビュー当時、つまりはキャロル・キングなどの影響をうけていたころの曲を何曲か試聴して、ダウンロードした。でまあ、ちょっとどんなアーティストが増えたかなぁ、などと思いつつみていたら、なんとミドリカワ書房がメジャーデビューしてやがんの。びっくし。アルバムのジャケツはいっしょ。でもって題名は『みんなの歌+α』だって。わははは。

みんなの歌+α

みんなの歌

みんなのうた

みんなのうた

ソニーサイトの口上

J-POP界の文豪/孤高のシンガー・ソング・ルポライターがメジャーデビュー!サブカルチャーシーンで話題の“J-POP界の文豪/孤高のシンガー・ソング・ルポライター”「ミドリカワ書房」が遂にメジャーデビュー!今までに例を見ない「シュールな表現力」と「人間の本質を捉える観察力」によって生み出された歌詞の“鋭さ”は聴く者を必ず圧倒するだろう。今作はそんなインディーズ時代に発表されたアルバム『みんなのうた』に未発表曲やリアレンジ曲を含んだリイシュー盤。とにかく今までのJ-POPシーンにはいなかったアーティスト「ミドリカワ書房」が今後のシーンに大きな打撃を与えていくだろう。
http://bit.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/Midorikawashobou/download/d1.html

 CDはまあ買えばいいやと思ってみていたら、「顔2005」のビデオクリップのダウンロードがある。こりゃあ購入せざるをえないと思い買いますた。顔にぼかしの入った女子学生@制服姿が街を疾走する。メロディーラインはいつ聴いてもなんとなくハマショーのパスティッシュみたいだし、映像もどっかでみたような映像だけど、顔のない女子高校生は、鏡をみたり、カレシのいる友だちをうらやましーとながめたり、いろいろする。そしてママも出てきて、どんなもんよと美貌全開。悲しみを振り切って、顔のない女子高生は疾走する。ポイントは、ママも、好きな男も、みんなミドリカワ書房とおぼしき椰子がやっているわけだわな。愚直なくらい歌詞に忠実にビデオが進行するんだけど、もちろんこれはネタであることは間違いない。最後のオチがワロタ。ネタばれするから、一応歌詞を再掲して、そのあとにまた書きます。

「顔」
変わりたい どうして私はこんな顔なんだろう
ママに全然似てないんだもん 悲しい
好きな人は私のことなんか見向きもしないし
友達には全員彼氏がいる 悲しい


アイドルみたいにチヤホヤされたい
鏡を見てると涙が溢れ出る


明日こそはママに打ち明けよう
私 整形手術がしたいの
私 もうこんな顔 嫌なの
恋がしたい 恋がしたい 恋がしたいの


ママが言うことだって 私も理解しているわ
だけどママの綺麗だから
絶対わからないわ


女になりたい 男を感じたい
もう耐えられない 助けて ねぇお願いママ


パパにはまだ言わないでおいてね
明日私が自分で言うから
そんな悲しい顔しないで
ママって泣き顔も綺麗だよね


それに比べて私の顔は… いやもう言わない
もう言わないわ 私もママに負けない程の
恋がしたい 恋がしたい恋をしてやる。
(公式サイトより http://www.mido-shin.com/)。

 走っているうちにだんだん顔のぼかしがとれてくる。アコースティックバージョンでは、一番と二番の間奏の疾走感が非常に切れ味がよかったが、2005の方は、最後にサックスのソロと、ギターがリフリフする。このとき画面がファイアー。もう大仁田も真っ青なくらいの、ファイアー!!炸裂しまくり。そこで、サックスと電気ギターがうなりをあげる。実にかっこいい。そして最後に顔のぼかしがとれてきて、序奏のミドリカワ書房がトコトコ走ってちゃんちゃん。劇ワロス。でも、なんとなくヘタウマにイイカンジ。ボク的には、走るのはもうちょっと小さい女の子で、最後はウルトラQの「悪魔ッ子」みたいな怖さをパロっていたら、もっとよかったと思うけど、それだと合成になっちゃうからねぇ。うーん。150円で何日かみられるし(MORRISでダウンロード)、けっこういいっすよ。