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2014-04-02

[]PHEM 1.2.5

PHEM 1.2.5がリリースされました。

久々のバージョンアップです。

先日ご報告したコピー/ペーストの不具合改修版です。

あとはドイツ語ローカライズサポートや、外部シリアルポート、GPSのサポートなどですが、コピペでの文字化けが無くなったのは非常にありがたいです。しかも心配していた日本語も文字化けなしです。

さらに、PHEMでコピーしてAndroid側のアプリにペーストというような使い方も出来ました(ただし、この場合日本語は文字化けするようです)。

皆さんが期待しているクリエROM対応や、タイムウェイト処理の不具合についてはまだ未対応のようですが、一つづつ問題点はクリアされていますから、期待して待ちたいですね。

2014-03-27

[]次期バージョンのリリースはいつ?

現在のPHEMは少なくとも2つの問題が分かっています。

一つは、以前この場でもお伝えしたタイムウェイト処理の問題

もう一つはテキストのコピペの問題です。

これは改めて説明しようと思っていたのですが、メモ帳などで文章のコピペを行うと文字化けすると言うものです。

英数字はペーストした文章の後ろにゴミが乗る程度なので使えないことはないのですが、日本語は完全に文字化けして全く使えません。

少なくともPHEMを本格的に使おうとすると、これらの問題の解決は必須だと考えています。

まぁだれでもすぐに直面する不具合ですので、制作側も既知の問題だとは思っていたのですが、とりあえず本日未明にGooglePlayのレビューに応援と不具合報告のメッセージを書き込みました。ええ、慣れない英語で…。(^^;)

そしたらですね、早速先ほど以下の様なコメントが返って来ました。返事が早くて…いや、コメントを頂けてびっくりです。

The paste issue will be fixed in the next release; it also affects some European languages. Mapping will be done to the correct Palm codepage from Android text and back. Timing is a more complicated problem; the original POSE did not make any attempt to keep accurate time. Work on improving timing accuracy is ongoing.

う〜ん、読めません(爆)

や、だいたいは分かるんですけどね。

とりあえず、コピペ不具合はもうすぐリリースされる次期バージョンで修正されるようです。ただし「it also affects some European languages.」と言っています。

直訳すると「これ(コピペのバグフィックス)は、さらに幾つかの欧州言語に影響を与える」となるので、日本語については直っていないかもしれませんね。

タイムウェイトの不具合は、作者も「more complicated problem」と言っているので根が深そうです。

これは、どうも元になっているPOSE自体がこのへんの処理を端折ってるのが原因のようです。

なるほど、POSEを忠実に再現したらタイムウェイトがおかしくなってしまったというところなんでしょう。

最後の一文の「Work on improving timing accuracy is ongoing.」は「この問題に対して鋭意作業中」と言ったところでしょうか。期待して待ちたいと思います。

その他、PHEMにはCLIEのROM対応を待っているファンも多いようです。

この辺はミニーさんの協力もあり、作者の方も作業に取り組んでいらっしゃるようですね。

次期バージョンがいつリリースになるのか、そしてどんな機能が使えるようになるのか楽しみです。

2014-02-20

[]オリジナルSkinを作ろう

先日からチラ見せしていたPHEM用のオリジナルスキンについて、ようやくお話しできる準備が整いました。

まずは最新の、

PHEM用スキンファイルをダウンロードして下さい。

ファイルはZIP形式です。

解凍すると“PHEM_SKIN”フォルダの下に“PHEM_SKIN_J”と“PHEM_SKIN_E”という2つのフォルダがあります。

“PHEM_SKIN_J”がVisor Platinum/Prism/Edge日本語ROM用のスキン、“PHEM_SKIN_E”がPalm m505英語ROM用のスキンが格納されています。

日本語版の場合で説明しますと、

“PHEM_J.skin”、“PHEM_SKIN_16J.jpg”、“PHEM_SKIN_32J.jpg”の3つのファイルスマホ内の“phem”フォルダ以下にある“skins”フォルダにコピーして下さい。

この時、PHEMバックグラウンドでタスクが残っていたりするとPHEM次回起動時に動作が不安定になる事がありますので、PHEMを起動する前にバックグラウンドタスクを終了させるとかスマホを再起動するなどすれば回避できるようです。

今回は私の手持ちのROMファイルの関係で、VisorとPalm m505のROM用のファイルを用意しましたが他のROMをお使いの場合でも対応させることは簡単です。

PHEM_J.skin(英語版の場合はPHEM_E.skin)の9行目の“Devices”項目にお使いのROMの情報を追加して下さい。

PHEMのセッション作成画面の“デバイス”項目に表示されている内容をそのまま記入すればOKです。

f:id:inarmo:20140220025228j:image
f:id:inarmo:20140220030043j:image
PHEM_E.skinファイル(英語版の場合)のDevicesにPHEMのセッション作成画面のデバイスの値をセット


以上の作業を終わらせて、問題がなければ次回PHEM起動時に以下のようにSkinが適用されているはずです。

f:id:inarmo:20140220030607j:image f:id:inarmo:20140220030608j:image
英語版 日本語版

ちなみにスキン適用が済んでしまえば、同じファイル名で画像を上書きすることでPHEMのスキンを簡単に変えることが出来ます。

今回用意したPHEM用Skinには、“GRAY”と“BLUE”というフォルダの中に色違いのSkin画像を用意しています。

スマホの“Skins”フォルダ内のSkin画像を上書きすることで、以下のように簡単に画像を交換することが出来ますよ。

f:id:inarmo:20140220031545j:image f:id:inarmo:20140220031546j:image
f:id:inarmo:20140220031547j:image f:id:inarmo:20140220031548j:image



自分でSkin画像を作りたい方へ

高解像度スキン用画像(PHEM_SKIN_32x.jpg)のサイズは、340x460ピクセル。Graffitiエリアの高さは120ピクセル。

低解像度スキン用画像(PHEM_SKIN_16x.jpg)のサイズは、170x230ピクセル。Graffitiエリアの高さは60ピクセル。

高解像度スキン画像を作ってから縦横1/2にリサイズ(縮小)すると、低解像度用スキン画像が簡単に出来ます。

2014-02-17

[]日本語のオリジナルSkinを作ってみました

先日もチラッと触れましたが、PHEMはSkinを使って見た目のデザインを変えることが出来ます。

これは元々PalmOS Emulator(POSE)が持っていた機能ですが、ありがたい事にPOSEの移植版であるPHEMはPOSEのSkinをそのまま使うことができるのです。

本来POSEのSkinは筐体全体のイメージを用意するのが基本なので、PHEMでPOSEのSkinデータをそのまま使うと、下の画像のようになってしまいます。

f:id:inarmo:20140217005020j:image

タブレットのような大きい画面のデバイスで使うならこれでも良いのですがスマホの小さい画面でこのようなSkinを使うと、画面が小さくなり実用的じゃありません。

そこでタッチスクリーン部分のみのSkinを用意してみました。

前回チラッと紹介した画像は、POSEのVisor用Skin(上の画像)のタッチスクリーン部分のみ画像を切り出して、Skinに仕立てたものです。

ただ、元が写真画像で影が入っていたりピントが甘かったりとあまり出来が良くなかったので、自分で作ってみました。

f:id:inarmo:20140217005021p:image

黒いGraffitiエリアがなかなかいい感じです。

とりあえず、自分のVisor用ROMで使うので日本語版です。

まぁ、画像を大小2枚用意して設定ファイルを書けば実は誰でも簡単にSkinを作れます。

改めて説明しますが、とりあえず今回作ったSkinをサンプルとして用意しましたので、よろしかったらダウンロードしてみてください。一応Visor用ですが、設定ファイルにROM名を追加すれば他のデバイスでも使えるようになります。

設定ファイルを見ると、結構簡単にSkinが作れる事が分かると思います。

Skinについてはもう少し詳しく話をしたいところですが、最近なかなか時間が取れないのでもう少しお待ちくださいませ。

PHEM用日本語Skin(Visor ROM用)ダウンロード

Visor Platinum/Prism/EdgeのROMを持っている人なら、上記ファイルを解凍して“PHEM_SKIN_J”フォルダの中にある画像2枚とPHEM_J.skinファイルを“/storage/emulated/0/phem/skins”フォルダにコピーすればSkinが使えるよ。

それ以外のROMでも、PHEM_J.skinファイルをチョコっといじればOKです。

とりあえず、今回もSkinのさわりだけお話させていただきました。

2014-02-04

[]Skinで遊んでみました

や、不具合報告の続きでも書こうと思っていたのですが、ミニーさんの所で報告のあった通りPHEM Ver1.2がリリースされていました。

色々と、検証し直さないといけないので不具合系のお話は一旦お休み。

嬉しい事に、バージョンアップしてPHEMのメニューなどが日本語化されていました(なんとミニーさんのご尽力の賜物です)。

で、とりあえず日本語化を祝して僕のPHEMを日本語デバイスにしてみました。

f:id:inarmo:20140204030141j:image

見て見て!

日本語版Graffitiエリアです。

POSEで使っていたSkin画像(Visorのもの)を加工してPHEMにインストールしてみました。

まんま日本語デバイスです。(^^)v

Skinのお話についてはいずれ改めてさせていただきますが、こんなことも出来るんだよというご報告まで。

2014-02-02

[]タイムウェイトがおかしい?

前回まではPHEMの使い方についてお話させていただきました。

PHEMは非常によく出来たPalmOSのエミュレータですが、実機のPalmデバイスと動作が微妙に異なる部分もあります。

今回から暫く、そんな不具合的なお話をさせていただこうと思います。



ゲームで多いのですが、タイムウェイト処理がうまく動作しないプログラムがあります。

分かりやすく説明すると、例えばプログラム中で「1秒待つ」という処理があった場合に1秒待たずにすぐ次の処理を始めるみたいな感じでしょうか。

下の動画を御覧ください。

懐かしいゲーム「オヤヂ de MAMBO!」を実機(Treo680)とPHEMで動作させ、比較したものです。

実機はアニメーションとBGMが同期してますが、PHEMではアニメーションが一瞬で終わってしまい、BGMだけが虚しく流れています。

同様の理由でうまく使えないゲームが結構あります。

ただ全部がこうなるわけではなくて、ちゃんとタイミングを取って動作しているものもあるので、実際に動かしてみないとわからないと言うのがもどかしい所です。

将来のバージョンで治ると良いですね。

2014-01-28

[]システムメニュー探訪

さて、今までPHEMの機能をレポートしてまいりましたが、そろそろ大詰めです。

本日はいよいよシステムメニューについてです。

システムメニューは画面右上のメニューボタンをタップすることで開きます。

f:id:inarmo:20140128021854j:image

メニューは[Reset]、[Card Emulation]、[Advanced Setting]、[About PHEM]の4つの機能で構成されています。

以下にそれぞれの説明をします。



Reset

PalmOSのリセットを実施します。

タップすると以下の画面が表示されます。

f:id:inarmo:20140128022134j:image

Soft Reset

ソフトリセットです。

PalmOSの再起動を行います。インストールしたアプリ等がクリアされることはありません。

最も多く使うリセットです。

No-Extention Reset

ソフトリセットを行いますが、リセット時に拡張機能を有効にしません。

ちょっと分かりにくいですが、システム系ソフトをインストール時にOSがリセットループに陥るなどした場合にこのリセットで復旧することがあります。

具体的な例では、J-OSで日本語化しているような環境でこのリセットを行うと、ただのリセットと異なりJ-OSが停止した状態でOSが立ち上がると言えば、分かりやすいでしょうか?

深刻なシステムトラブルの際に有効なリセットです。

Hard Reset

No-Extention Resetでも復旧できない深刻なトラブルになった際に使うリセットです。

実行すると、インストール済みのアプリやデータも全て消去され、工場出荷状態に戻されます。

アプリ等は再び入れ直す必要がありますが、デバイスはほぼ確実に復旧するリセットです。


Card Emulation

先日外部メモリの回で説明しましたね。

f:id:inarmo:20140124000354p:image

詳しくはこちらをご覧ください。


Advanced Settings

PHEMの詳細設定を行います。

f:id:inarmo:20140128022404j:image

以下にそれぞれの機能の説明を記します。

HotSync Name

PHEMのHotSync名を指定します。

PHEMは母艦コンピュータとのHotSyncは出来ませんが、HotSync名でインストール制限をかけているアプリがある場合は、ここでHotSync名を変更することで使用できるようになります。

デフォルトのHotSync名は「PHEM」です。

High Resolution Skins

画面の解像度を上げます。

ここで言う解像度はPalmOSのスクリーン解像度ではなくPHEMの表示解像度です。

デフォルトではONですが、メモリが少ないローエンドAndroidではここをOFFにする事で使用リソースを節約できるようです。

ちなみにこのチェックをOFFにすると、PHEMの画面が少しぼやけた感じになります。

Enable Sound

デフォルトはONです。

ONの状態でPalmのブザー音が鳴るようになります。

Use Vol UP/Down to Scroll

デフォルトはOFFです。

スマホのボリュームボタンをPalmの上下ナビゲーションボタンの代わりに使用できるようになります。

Ver1.1ではこの設定をONにしても、PHEM終了時にOFFにされてしまうようです

Touch Smoothing

すみません、英語が苦手でここの説明はうまく出来ないのですが、AndroidとPalmのタッチスクリーン操作感覚の違いを吸収するためのパラメータのようです。

デフォルトでは、第1スライダーが4(Pixcels)、第2スライダーが250(ミリ秒)です。

システムの根幹に関わるチューニングパラメータですので、(僕みたいに)英語が理解できない人は触れないほうがいいでしょう。(^^;)

触らぬ神に祟りなしです。

Refresh Rate

画面描画の更新回数です。

指定した回数だけ1秒間に画面の更新を行います。

ただ、値を小さくしても描画回数が間引きされるだけで描画がスローになる訳ではないようです。

デフォルトは10です。この値もむやみに変更しないほうが良いでしょう。


About PHEM

PHEMの説明画面です。

f:id:inarmo:20140119004450j:image

特に設定はありません


いかがでしたか?

これまで数回にわたってPHEMの使い方について解説してきました。

もう十分PHEMについて「知ってるつもり」になった事と思います。興味が湧いたなら、是非PHEMをいじり倒してみてください。

次回以降はちょっと視点を変えてPHEMについてお話をしていこうと思います。