『赤猫』について(大工原正樹、井川耕一郎)


以下の文章は、一昨年の映画美学校映画祭で『赤猫』が上映されたときに、無料配布したパンフレットに掲載されたもの。
ちなみに、パンフレットの表紙には6期生・三好紗恵(『赤猫』の制作を担当)さんが次のような宣伝コピーを書いていた。

 「赤猫」とは、放火犯のことを指す隠語である。
 五感を刺激する炎、匂い、音。 
 確かにそのとき、私はその火に魅せられていた。