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2011/03/25

[]カール・E・ワイク『組織化の社会心理学

組織化の社会心理学

組織化の社会心理学

組織論・組織化論の大家による代表作。

(あえて大げさに書いてしまえば)硬直化した入れ物としての「組織」ではなく、組織が構築・進化・変節を続けていく「組織化」の過程に焦点を当てている、というところに本書の価値がある……のだが、正直に言ってなかなか難しい。翻訳者の貢献もあるのかもしれないが、一見して文体がそれほど難しいわけではないのだが、気づくと、迷い込んでいる。

本書には「イナクトメント」というキー・コンセプトがあるのだが、これがまた説明が難しい。一言で書けば「変異」であり、先ほどの硬直化した「組織」の保持ではない、動的な「組織化」の生成過程を表した概念なのだが、俺自身あんまり正しくは理解できていないのが正直なところ。時間を見つけていずれ再読しようと思う。こういう本は独りでチマチマ精読すると挫折しやすいので、誰かと一緒に輪読できれば良いのだが。

戸部次朗戸部次朗 2011/07/06 09:12 本書の鋭い指摘に瞠目している一人です。経営学会では取り上げられていないようですが、目からウロコでした。精読に値しますね。

incubatorincubator 2011/07/07 02:00 コメントありがとうございます。
本書はアカデミズムの観点だけでなく、経営の観点からも、極めて良い本ですね。こういう本は確かにもっと丁寧に精読したいですが、なかなかまとまった時間が取れないのが悩みです。

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