no title

以前には、モノクローム写真は全階調を出さなければだめだと思い込んでいたころもあった。そのため、何を表出したいのかを忘れて、プリントの調子ばかりにこだわっていたような気がする。今では、階調のための表現ではなく表現のための階調なのだ、と自分に言い聞かせている。

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no title

私が写真を始めたころにあこがれた写真家の一人に Ernst Haas がいる。カラー写真の勃興期から、色彩による写真表現を開拓していった先駆者の一人だ。カラー技術そのものが現在よりはるかに制約の多かった時代を思えば、彼の作品はほんとうに美しく斬新だった。

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桜咲く

三寒四温というが今年は五寒二温ぐらいの日々だ。我が家の近くの桜もようやく満開となった。ところが私は桜というものは見るだけでよく、撮る意欲がわかないのだ。それでも、がんばって咲いた桜に敬意を表して一枚。

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