Hatena::ブログ(Diary)

英語あそびなら天使の街

2018-05-28

映画 First Reformed を見た。ポール・シュレイダーの『ファースト・リフォームド』

最近調子のいいイーサン・ホークと、クリスチャンにとっては見過ごせない舞台設定に興味を持って見に行ったが、キッツい作品だった。
最後のクレジットが出た瞬間、思わず "What a ピー" と漏らした観客がいて同調。
すっかりめげて映画館を出る。

気分を変えようと、メモリアルデーの快晴の下「神が与えたもうたエクササイズ」に出かけた。
あの舞台がせめて、もっと天気のいい場所だったらな。全然違う話になるけどさ。

シュレイダー監督らしいと言うのか、滅びゆく教会堂、牧師館の撮り方に静が煮詰まっていて瞠目。
日本人好きのする編集だと思う。
ああいうプチ史跡がたくさんあるボストンあたりを再訪したくなった。

牧師とメアリーが地球の叫びに浸るポアやばいシーンだけ、映像が陰謀論映画みたいにロークオリティになるのはなぜか。

イーサン・ホーク芸術的好演。苦悩の詰まった病み人を丁寧にクラフト
教会の見学者、信者や子どもたちに愛情を示すのが痛々しい。

関連:映画 Boyhood を見た。『6才のボクが、大人になるまで。』

問題はアマンダ・サイフリッドだよ。『レ・ミゼラブル』に続くミスキャストだと思った。
この人は顔がマンガなので、いくらデコにシワを寄せても絵的に浮くのです。
『マンマ・ミーア!』や『テッド』みたいなのはピッタリなんだけど...(どっちもマンガだ)

そしてそして、
最後に私の好きな賛美が間もたせとして使われているのだが、独唱するとあんなにおぞましいのかと驚愕する(悲)。
いつも手拍子を打ち、leaning...で隣人の肩に寄りかかり、ジョイいっぱいに賛美するので...こんなふうに↓


トレーラー。

2018-05-08

穴に落ちた私を救ってくれた人

リック・ウォレン牧師の毎日の礼拝メルマガで何度か繰り返し配信されている「ある中国人クリスチャンの証(神の栄光を告白すること)」がある。
これは実在の人物なのかという疑いはさておき、ゴスペルの何たるかが体感で分かり、自分の前にジーザスが立ってくれた時のことがつい思い出されて涙腺が崩壊する文章だ。

今日また配信されたので、拙訳を掲載する。

人生の途上で、巨大な穴に落ち込んでしまったことがあります。穴の中は病、挫折、そして罪でいっぱいでした。

その穴の底で横になっていると、ムハンマドが来て言いました。
「穴に落ちたのは自業自得である。あなたは罰を受けているのだ」

次にマルクスが来て言いました。
「穴に落ちたのは階級闘争が原因だ。反乱を起こせ」
しかし、政府が変わった後も、私はまだ穴の底にいました。

次に仏陀が来て言いました。
「あなたは実は穴には落ちていない。自分でそう思い込んでいるだけ。すべては精神が作り出した錯覚なのだ。心を鎮めよ」

そして孔子が来て言いました。
「穴から出られる自己達成のコツ・ステップ10を伝授しよう。努力を続ければ、いつか登り切れるはずだ」
しかし、いくらもがいて力んでも穴から出ることはできませんでした。その穴はあまりに深かったからです。

ある日、イエス・キリストがやって来て、穴の底にいる私に気づきました。
彼は黙って白いローブを脱ぎ捨て、ドロドロの穴の中を私のそばまで下りてきました。
そして強靭な腕で私を引っ張り上げ、穴の外へと連れ出してくれたのです。

イエスは、私が自分ではできないことをしてくださった。神に感謝します。

原文はこちら

ムダ口叩かず行動するのがイエス!YES!
ところで、救いのために「洞穴に隠される」描写聖書にはたびたび出てくる。福音のヒミツである。

しかし、『リメンバー・ミー』では、死後の世界にも巨大な穴があったよな...
清潔そうだったけど...

ねじまき鳥クロニクル』の井戸も思い起こさせますね。


ウォレン牧師ベストセラー。シンプル英語の原書のKindle版がおすすめです。安いし!

2018-02-11

映画 The 15:17 to Paris を見た。滑るシロウトたち『15時17分、パリ行き』

あまりの評判の悪さにメゲたが、ひと仕事終えて映画館行きたかったので頑張って?行った。

Ebertで、そもそも評判とか狙ってないFifty Shades Freedよりも星が少なかったのがどうかと思った。(ついでに興収もボロ負けした)
昨年はニューエイジ疑惑とかいろいろあったものの、『シェイプ・オブ・ウォーター』に低評価を付け、『グレイテスト・ショーマン』を賞賛したEbertのレビュワーズとはやはり趣味が合うので。

うん、まあ、今、あえて劇映画として撮られるべき物語ではなかった。
被疑者の人物描写も事実に基づいているとは言え、すごーくデリケートだと思うし…

ほんで、演者さんたちに観客を引っ張る力がない。残念ながら。
さすがに本人なだけあってウソは感じないけれど、緩急が甘い。
空気を抜けるシーンで何度かハッキリと滑ったのは舞台でもないのに見てて気の毒だった。
素人さんに突っ込むのもどうかと思うが、子役も下手なの揃えたなァと感じたし、プロ役者にもintimacyがなかった。

ところで『レディ・バード』に続いてサクラメントのミッショナリー校が舞台。
作品全体を通して彼らの信仰の発露が多々あり、そのへんの話をもっと知るためだけに原作を読みたいと思った。
普通の会話の中で、まるで父親を参照するように"my god is greater"という言葉が出てくるわけ。
サクラメントで始まり、「サクラメント」に終った構成は好きだ。
(でもさあ、その最後の祈りの朗読がまたイマイチで…)

ブートキャンプのプロセスの描写は興味深かった。
「お仕事モノは鉄板」なので。
そして、オノボリさん目線のイタリアの陽光を大画面で見られたのは楽しかった。
ホステルのせっまい階段もいいし、ジェラート屋さんの光景なんか”Eat, Pray, Love”そのもの。
今まで見た中で一番の観光映像と言ってもいいかもしれない。
ドイツでのチャリンコツアー参加、クラブシーンも面白いですね。

そしてもちろん、フランス語、イタリア語、ドイツ語も味わえるし。
が、最後の表彰の場面で浪々としたフランス語の「勲章授与理由」を聞いても、とおりいっぺんで何の感動も湧かないのであった。(個人的に春はもっとフランス語に力入れようとか考えてた)

彼らはクリスチャンとして、しっかり本作の機会を生かしている。
インタビューでは「自分たちじゃなく神がしてくれたこと、神のおかげ、神に栄光を返す」としきりに言っているしね。
それ思うと映画成功してほしかったけど...

毎年思うが、この時期は本当〜に見たい映画がない。
今日もトレーラー10本近く上映されたけど見たいのゼロだった。

原作。Kindle洋書はジャパンの売り値のほうが安いことが往々にしてあるので必ず見比べてから買ってるが、これもジャパンのほうが安いですねー。

もちろん邦訳も間に合ってます。


トレーラー。

2017-12-24

映画 The Greatest Showman を見た。『グレイテスト・ショーマン』とThis is Me

イブ礼拝の後に子ども行列を連れて。あまり気乗りしなかったのだが、行って良かった。
The Postに続き、The Silence Breaker、反「トランP的なもの」プロテストに明け暮れた1年の終わりにふさわしい?と言っていいのかな…

ディズニーランド的、USJ的ニューヨークの舞台装置がステキだな〜と眺めながら、

本作の"Celebration of humanity"や、同じ用法ではCelebration of Lifeなんかの意味でのcelebrationってすごく日本語に訳しにくいな。
お祝い系はもちろん却下、「賛美」はクリスチャンじゃなければ微妙な意味を持ってしまうし、個人的には「讃歌」が好きだが、若い人にはピンとこないでしょ?
キャニュセレブレ〜イ

(バーナムがサーカス団員をジェニーのパーリーから閉め出したところを見て)すべての人に時を選ばず敬意を払うって、やっぱり人の力ではできないな。神の愛がなければ。
誰に対しても同じ態度のウチの父(何も考えてないだけか?)はほんとに尊敬できるな。

などとボンヤリ考えていました。

もちろん、楽しく華やかでありつつ、アメリカの建前を叫んで肩肘張ったハリウッド作品です。
青臭さを笑うふりをしたいなら、それもいいでしょう。
私は、大阪人として、アメリカ移民として、この映画の描く「人を笑わせるために命をかける」世界の実現に加わります。

まさに反トランP的アンセム、This is Me.
撮影前のワークショップのパフォーマンスが真に富んで素晴らしいです。


皮膚がん手術直後で医者から歌ったらアカンと言われてたのに熱唱しちゃったヒューも素敵です。


コレオグラファー直々のダンスチュートリアルも。(ハイ、皆でやってみました)
ここでもcelebrationが連発されています。


音楽は『ラ・ラ・ランド』のコンビ。


モデルとなったショーマン、バーナムの伝記。


トレーラー。


師走です。2017年私が見た映画ベスト5はこちら

2017-12-10

英語リーディングの習慣づけに。毎日、開くのが楽しみなメルマガ3本

先日日本から遊びに来てくれた友人が、1年「英会話教室」に通ってイキって外資系エアラインを予約したものの、green tea?すら聞き取れなくて唖然とした、と言っていた。
こういう話を聞くと、とにもかくにも場数だなあと思う。

「かけ算の九九を忘れないのは日々使っているから」。

英語を毎日聞く習慣づけは杉田敏先生にお任せするのがよいと思う。
今はストリーミングもありいつでも聞けるが、私が中高生の頃、ラジオしかなかったのはかえってよかった。
母がラジオテキストだけは買ってくれたので、とにかく放送時間までに帰って聞く習慣ができた。
ある友人は出かけた先から「ゾクキソ(当時の「続・基礎英語」という番組)までに帰るから」とオカンに電話していたものだ。彼はその後、東大に進んだ。

前置きが長くなったが、読むほうはもっといい習慣づけ方法がある。
興味があるメルマガにサブスクライブすること。
媒体が自動配信する最新記事見出し的なものはまずチェックしなくなるので、メルマガ自体に記事が書かれているのがおすすめ。
特に、以下に紹介するメルマガは届くたびにワクワク開封しています。
Happy Reading!!!

1) Skimm

アメリカ目線の「ニュース」を女性の語り口で配信
Skimmは元NBC Newsプロデューサーの女性2人(ルームメイト同士!)が始めた、波に乗っているスタートアップ。

ここのユニークなのはとにかく独自編集、独自ライティングで、その名のとおり、通勤電車の中で世の動きをスキミングできること。土日祝日は配信がないのも人間が書いてる感があり良いです。

最近、面白いと思ったのはアプリがiPhone版しかないこと。なんとAndroidが圧倒的に優勢なアメリカで、読者の9割がiPhoneユーザなんだそうです。(Android版構築に乗り気でない理由として、メルマガに書かれていた)
少なくとも私のまわりで「女性はiPhone好き」という傾向は全くないので、女性向け媒体の中でもかなり独特なユーザ属性(収入高め?)だと思います。

成長メディアということもあり、最近広告が増えてきたようにも思いますが、これ読んでたおかげで「その話、分かるっす!」な経験はメチャクチャ多いです。文面も、書き手の顔が見えるイキイキした英語です。
また、世界的にいかに日本の存在感が薄いか、あるいは欧米目線では何が注目されるのかも自覚できるはず...
ともかくサンプルを読んでみてください。

Skimmにサブスクライブ

2) Daily Hope

OCに本拠地を置くサドルバック教会の主任牧師、リック・ウォレンによるdevotionメルマガ
クリスチャンでなくても、英語のバックグラウンドを知るのに有益。

リック・ウォレンについてはこちらにも書きました。

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3) Lenny

レナ・ダナムとジェニー・コナーがフェミニズムコンテンツのプラットフォームとして始めたメディア。
第1号のインタビューはヒラリー・クリントンでした。出版レーベルにも手を広げています。
最近は、アフリカ系幻想騒ぎダブスタ発言騒ぎもあり、「レナ始め、ここの製作陣は天然レイシストだからもう書かない」とかライターに言われたりしてるが、読み物としては圧倒的に濃い。
毎回すんごい熱量の記事が届くので、読みたいものだけ読んでます。
映画『ムーンライト』のエディターや、シェリル・クロウなんかのインタビューは面白かった。

Lennyにサブスクライブ

以上のメルマガは全てアーカイブスがあり過去メルマガ読み放題です。贅沢やで〜