Sliced

受験生だった頃の気持ちを忘れないために、という口実のもと深夜ラジオを後日youtubeにアップされたもので聴くということに最近はまっているんですが、先日、伊集院光深夜の馬鹿力』で紹介されていたヒストリーチャンネルの番組『何でもカットマン 〜断面から見る驚異の世界〜』の話がおもしろかったので、公式HPとかYoutubeとか見てみました。

原題はシンプルに"Sliced"というものなんですね。

内容としてはJohn MaCalmontとかいう案内役が、「切ることに特化したドラえもん」こと工具の専門家Budd Kellyおすすめのフランケンツール(Frankentool)を駆使して、様々なものをぶったぎって中身を検証する、というか、検証という大義のもとに何かをぶったぎりたい欲望を具現化した番組とでもいったもの。

Youtubeではボーリング場編を見かけましたが、すごい番組だなぁ……


ラジオでいうと、私が37年生きてきた中で聴いていたのは高2-3の1年半ぐらいの間だけなんですが、そのときの宮崎尊のラジオ講座とか電気グルーヴのオールナイトニッポンとか、いまでも深く心にささっています。

現在完了(have+過去分詞)のとらえ方で、完了・継続・経験の3用法に分ける必要なんかない、過去のことを現在にひきつけてとらえるイメージで共通している、みたいなドヤ顔の説明、いまだと多くの英文法書(大西泰斗とか関正生など)で見られますが、僕は高校生のとき宮崎先生のラジオではじめて知って、大いに感動したものです。

今の受験生はどれぐらい深夜ラジオとかきいたりするんですかねえ。