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読書感想_著者別目次

2009-12-06

 「捕虜収容所の死」 マイケル・ギルバート


 

内容

二次大戦中のイタリア

捕虜収容所で脱走計画進行中に殺人事件発生

 

感想

当時の捕虜の生活は知識がなかったので、その部分は楽しく読めました。

ですが、コンセプトの「脱走物」+「殺人ミステリ」は、どうも謎解きが脱走のテンポを悪くして、脱走が謎解きのノイズを増やしているような・・・

 

2009-01-04

「笙野頼子三冠小説集」 笙野頼子


笙野頼子三冠小説集 (河出文庫)

笙野頼子三冠小説集 (河出文庫)

 

 だがしてきたはずの何かは、自分の部屋の外に出た途端にナニモシテナイに摩り替わってしまった。

 

内容

それぞれ、文学賞を受賞した三つの小説が収められた短編集

 

感想

賞を取った小説なら、分かりやすくとっつきやすいだろう、と思いましたが・・・

結果、文学賞を遥か何億光年かなたの星の様に感じましたとさ

特に芥川受賞作品がさっぱり、というのがなんとも情けない話です・・・

 

2009-01-03

「柔かい月」イタロ・カルヴィーノ

柔かい月 (河出文庫)

柔かい月 (河出文庫)

 

では、こんなふうに話を始めよう。ひとつの細胞がある。そしてこの細胞は単細胞生物で、この単細胞生物が私である。   

 

内容

細胞やら惑星やら時間やら道路の渋滞やらの、連作短編集

 

感想

科学のような論理のような幻想で、めくるめくように綴られる物語は・・・

さっぱりわけが分かりませんでした

分からないなりに、幻想的な鳥の起源やら、恋して分裂する細胞の話などは

割と面白く読めたのですが、後半の論理中心の話は、回りくどさしか感じませんでした。

解説を読んだら、なんとなく分かった気にはなれましたが、

うーむ・・・他の作品には手を出さないかもです

 

2008-06-11

「百万のマルコ」 柳広司

百万のマルコ (創元推理文庫)

百万のマルコ (創元推理文庫)

妄想

 

                    おれは今やつのジパングをほんのちょっぴりだが体験した
                  い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは黄金を捨てて助かったと思ったら
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        いつのまにか大量の黄金を手に入れていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    強奪だとか砂金を集めただとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…



2007-09-30

「キマイラの新しい城」殊能将之 


キマイラの新しい城 (講談社文庫)

キマイラの新しい城 (講談社文庫)


「そういう悪しきリアリズムが本格ミステリをだめにしたんだっ!」

 

   古城亡霊密室バカミス活劇

 

内容

750年前の密室の謎を解けと亡霊に依頼される名探偵

事件のあった古城の調査中にまた別の密室殺人が発生し……

 

感想

コミカルな島田荘司という感じでしょうか。笑いありアクションありで話の展開は非常に

面白く飽きさせないものですが、肝心のミステリ部分はなんとも。

一つ目の密室は「はぁ……」であり、もうひとつは「そりゃないよ」でした。

実に変なミステリ