ネタバレ怖い
>困ったちゃんかどうかは判らないが、一応報告。
コンベでPLとして参加(システムはアリアンロッド)別段特別なことも起こらず、順調にプレイが進んでいたのだが、シナリオも半ばまで進んだ辺りで突然PLの一人がマスターに食ってかかる。
俺は知らなかったのだが、どうやらそのシナリオはとあるコンシューマRPGのストーリーを、そのまま使っていたらしい(登場人物の名前や設定などは、流石に世界観に外れない程度に変えていたらしい)
元ネタのゲームタイトルは聞いたことが無かったので、マイナーなのか昔のゲームだろうと思うのだが、どうやら食ってかかったPLはそのゲームを現在進行中でプレイしていたらしく、ネタバレされてたまるかと文句を言ったらしい。
結局、件のPLが途中退出して卓は自然崩壊。マスターもまさかこんなことになるとは思ってなかったらしく、茫然自失でした。
>誰が悪いというのも難しい話ですな。まさしく「困った」話か。
>お互いにもう少し思いやりがあれば防げた事故、かなあ。マスターはシナリオのストーリーとかをちょこちょこ組み替えて、今回のようなケースが起きるときに備えてパクリ元そのまんまじゃないという印象をプレイヤーに与えるようにしておくとか。
くってかかった方のPLは早期のトイレ休憩のときとかに「この導入(展開)って○○(作品名)ですか? 僕、元ネタ知ってるんですけど大丈夫ですか?」と、やんわり軌道修正を促すとか。
>まんまパクリはイクない。途中でバレたら今後の展開が丸わかりで面白くないじゃん。
>まあ、パクリはパクリだと明言しておくことで、事故は回避できたねと言うことで。
ガンドッグ
>最近ガンドッグというRPGをやっていた。これは現代の銃撃戦をやるゲームなんですが、ゲーム中にコテージで銃撃戦になったときにプレイヤーが
「ベットを持ち上げます」
と言い出した。他の方やGMが「あ、ベットで遮蔽を取るんだな」って思い、GMも判定を通常通りさせた。そしたら
「じゃぁ投げます」
と言い出した。そしてあっけにとられる我々を尻目にさらに、
「で、届きますか?」
と言い出した。案の定すべての行動が却下され、その隙に敵の猛攻を受け、命からがら逃げる羽目になった。なんか突き抜けていて逆に面白かった出来事でした。
>PCに何を期待してたんだろう。超人か?ゲームキャラか? 持ち上げる時、頭の中で○ボタンでも押してたんだろうか。
>あーちょっと待った。何かそんな感じのゲームがあった気がする・・・そうだ、ダイナマイト刑事だ!!!
フルメタルジャケット、プライベートライアン、ブラックホークダウンの世界からやって来たようなキャラクター達に、よもやダイナマイト刑事がまざっていようとは!w そんなキャラが潜伏していることに、銃撃戦まで誰も気がつかないのが また面白いです。実写キャラ達にまざって、一人だけ顔が劇画タッチだったら分かり易いのですがね。視聴者から見たら「志村 後ろ! 後ろ!」みたいなw
改竄とバランス調整 いつの時点でするべきか
>毎回毎回、敵のデータをその場で作成する困ったちゃんGMについて。「○○? ああ、その能力も持っていたことにするか」じゃねーっての。と、突っ込む気力もなく、そのうち気にならなくなってきた自分がいる。
>バランス調整の一環として、戦闘中でもこっそり敵のデータを改竄。それをさらに推し進めて、シナリオ始まってPCの実力見てから敵のデータ作成。割合普通の事だと思ってる
>こっそり変えるのは普通だな、こっそりなら。
>PLにバレない限りどんなPCが相手でも盛り上がる戦闘を演出できる優れワザなんだけどなー。バレない限りは
久しぶりにネガティブな私見を書きます。これは特定のプレイスタイルが苦手で、たまたま、この苦手なスタイルに触れる機会の多かったシステムも苦手になった、という話であり、それらの是非を問うものではありません。善い悪い。正しい、間違っている。という類の話でもありません。予め御了承ください。
実は私がコンベンションのアルカナを避けるようになったのは、八百長臭さを感じる戦闘を何度も体験したためです。別にアルカナのシステムが悪いわけではありませんが、PC達がぎりぎりの状況で勝利して狭義のカタルシスを得られるように、殺戮者の奇跡を、戦闘中にその場で調整していると明言するGMに何度も会ったことがありまして、そのたびに気分が萎えていったのも原因です。
もちろん世の中には、ほぼ勝利が約束されたリスクの低い戦闘を行い、その過程を演出していく楽しみ方もあるでしょう。PCが苦戦することはあっても、敗北はイレギュラーとして捉える風潮があることも知っています。難易度なんて、結局はGMの胸三寸であり、いつどの時点でデータを調整したからといって、予定調和だ!などと批難するのは、筋違いだということも理解しております。
しかし、私は戦闘中のデータ改竄だけは、萎えてしまうのです。特にGMが好き放題 奇跡を増減できる(そしてまずバレない)アルカナで、GMの脳内にのみデータの存在する敵が現れ、疑わしい挙動を示すと(スクリーン裏でダイスを振られるのも苦手)、過去の経験から、盛り上がる戦闘を「演出させられている」気分になってきます。本当に八百長だったなら、何のために自分がダイスを振っているのか分かりません。
ダイスを振る意味はあるのか? もう、ごっこ遊びでいいじゃないか。さっきのタイミングでそれ使えばPCを殺せたじゃん! などなど、戦闘でさえ吟遊詩人GMの手のひらに居たということを実感した瞬間から、そんな不貞腐れた台詞を吐きたくなってきます(もちろんGMに悪気はないのでしょうし、いきなり憤慨する方が門違いというものですが)。せめて戦闘が始まる前に、敵のデータは完成させておいて欲しいと、切に願います。
追記
GMのデータ改竄を誘導することも、ゲームのうちと考えるなら問題ないと思っています。ダイスは演技の指針を示す装置と割り切れば、データの改竄なんて何とも思いませんしね。もし吟遊詩人GMを相手に戦闘をするなら、熱血専用で楽しく遊んだ方がシステム的には合っているかな、とか考えたりもします。余裕をもって対応できるわけです。「最初から分かっていれば」環境に合わせて楽しめるのですよ。
しかし、できれば、戦闘はGMとの真剣勝負のゲームを楽しみたい人間なのです。なるべくゲーム中は敵データを探って戦術を練りますし、ゲーム後にゲストシートとか見せてもらう人間なので、演出志向のGMには空気読めと思われているかも知れない私(汗)。
そもそもの問題は、私が基本的に、GMもPLも真剣で、ダイス操作やデータ改竄のない、フェアな状態で楽しむゲームが「戦闘」である、と頭にインプットされているため発生しています。加えてGMは、PCが勝って狭義のカタルシスを得るように弱めの敵をシナリオ上用意することはあっても、ゲーム中はルールにのっとり、真剣にPCをしとめに「くるものだ」という意識が根ざしているわけです。
で、前置きなしに、いきなり「そうではない」となると、残念な気持ちになるのです。しかも「そうではない」ことを隠蔽する動きがあったなら「これは意図された一人相撲だったのか。信頼関係を損なうのではないか?ならば最初から吟遊詩人、あるいは演出志向と言ってくれ」・・・と憤慨するわけです。
貴方のこと愛していたのに、貴方は私のこと本気じゃなかったのね!と(笑)まあ、そんな感じの話なのでした。感情のもつれって怖いですねw
昔はブレカナとか結構やっていたわけですが、GMやるにしてもPLやるにしても殺戮者の持っている聖痕の数とかできる限り調べるとかやったりするので、うぃんぐはきちんと使える奇跡とか事前に決めておいたよとまぁそういうお話。
敗北によるPC死亡や全滅も分岐の一つと考えておきたいと思う今日この頃。
私もそうです。戦闘に限らず、謎解きにおいても単なるフラグ立てでなく推理を楽しみたいのです。
嘘は、ばれなければ嘘ではない
今回のコンテンツは、上記トラックバックをはじめ、リンクなども多数よせられており、非常にありがたく感じております。データ改竄とダイス操作について、肯定派と否定派の意見が多数寄せられました。参考になる意見も多く聞けました。
ところで「GMのデータ改竄やダイス操作を認める」人たちに、質問したいことがあります。「GMのデータ改竄やダイス操作を認める」人たちは、PCのデータ改竄を認めるでしょうか。また、PLのダイスの操作を認めるでしょうか。
あるいは「GMのデータ改竄やダイス操作は、バレなければ良い」と考えている人達は、PCのデータ改竄を、バレなければ良いと御考えでしょうか。PLのダイスの操作を、バレなければ良いと御考えでしょうか。
また、上記の質問に対し「PCやPLの場合は認めない」と判断した方は、その認めない理由をGMに適用することはできないものでしょうか? あるいは、GMの改竄や操作を認めた時と同じ理由で、PLの場合も認めてあげることはできないでしょうか?
もちろん、善い悪いの話ではありません。ただ、肯定派の方々の中で、どのような意識を持っておられるのか興味のあるところです。この質問は、GMとPLのゲームにおける立場や機能の違いを、各人がどのように認識しているのか、浮き彫りにするはずです。なかなかバラエティに富んだ意見が聞けるのでは? と予想しております。「GMは楽しませるために改竄するんだよ。PLも楽しみたいから改竄する?いや、立場と機能が違うんだよ」とか。ありそうですね。
皆さんもサークル内で、こうした突っ込んだ話し合いをしてみると、新たな発見があるかも知れませんよ。
ただSNE派とFEAR派による対立みたいな水掛け論的議論ではなく、これは歩み寄れないまでも理解しあえるのではと思い僕もここに私見を述べさせてもらいます。
ららら的には、「データは変更しないが運用を変える」感じで。極論を言ってしまえば、データ変更する行為は悪だと思う。
少し前ですが、演出志向システムで戦闘中に死人が出て。――どう考えてもその場で取って付けたようなNPCの能力で、キャラ達が全快しちゃったことがありました。
何か面白そうなので、以下の部分についてだけ、ちょっと書いてみる。
いくつか補足しないといけない。
こういった論考の類は知人・友人が「自分と同じ考えを持っている」ことを確認できてよい。
そういやN◎VAだとゲストデータが強いとかあんまり悩んだことないな。
マスターがプレイを盛り上げるためにデータを改竄したりダイス目を操作したりするのは是か非か、あるいは、どの時点であれば是か、とか、そういう話題です。
基本的にデータの改竄はしない、って書いたんだけど、その例外がブレカナ。ブレカナはセッション始まってからは勿論、戦闘中でもデータをいじる。データをいじるっていっても、やることは一つで、奇跡(魔印)の数をいじるってだけなんだけど。
「GMのデータ改竄はよろしくない!」という人が、オレの周りにはいないなぁ。
GMとPLの間のこの辺の意識のミスマッチがあると、双方不快感が残る。その辺、「空気読め」「察しろ」「お約束」「日頃の付き合い」「あうんの呼吸」などなどでしか解消出来ないのだろうか。それよりはGM-PL間で明示的にシナリオ傾向について言語化する、あるいはゲームシステムで規定する方がスマートな気はする。
自分がDMをする限りにおいて、絶対にセッション開始以降はデータ改竄をしません。また、自分がPLの時も、DMがそういう事を行なっていたら白けます。やる気は80%ダウンですね。
極端に難易度が高くなったり低くなったりしてしまった場合には「GMのミスによるセッションの失敗」と「多少ずると思われる危険をおかしてもセッションが成功」のどちらをとるかはその場の判断で。私はセッション成功を取ると思います。
私のマスタリングは基本的に「最後に勝っていれば良い」というスタンスなので、PCには撤退を推奨している。
最近の自分は(GM/PLいずれの場合でも)「戦闘シーンもキャラの魅力やPC間の人間関係を演出・表現する場だ」と考えてセッションに臨むことが多いので、勝利条件を「パーティーが全滅せずに敵を掃討した」というラインに置くことには首を傾げてしまうんです。
たとえ敵が強くてPCの何人かが死にそう・死んでしまったとしても、逆にPCが楽勝で戦闘に張り合いがなかったとしても、改竄などはしないのです。手加減もなし。ガチで真っ向勝負。ダイスもオープン。
マスタースクリーンの影でダイス振られるのは明確に嫌。本来オープンな物を隠されると違和感が先に立つからかな?
「ドラマ」って、ダイスの妙で生まれるもんじゃないの?
昔だって、PCの死を歓迎する人は居なかったが、クリティカル等による事故死やボス戦での死亡*4なんかは極普通に受け入れられた。しかし、今はGMもPLもPCの死を(わしに言わせれば)極端に嫌がる傾向があるように思う。
絶対に改竄した事を知られないように。例え相手が身内だったとしてもまずそのセッション当日中は絶対にネタは割りません。下手をすれば墓場の土に紛れてもらう事になるかもしれない。その事実は。
「プレイヤーって、どうしてGMにオープンダイスさせたがるの?」
「GMがPLを楽しませるためだと思い行い、その結果PLから不満がでなければOK」
GM、PL双方のデータ改竄やダイス目操作は「その場のみんな(セッション参加者全体)を盛り上げる為」に「こっそりと」行うならば、賛成。
二つ立場を混同すると詰まらない。
基本的に計算ミス以外のデータ変更はしません。
イメージするバランス。
御意見、感想、ありがとうございます。