当サイトについて

某女の子のユーザーが8割も居て安心なサーバーを借りていたのですが、金策が尽きてしまったが為に無料スペースに移らざるを得ない状況となってしまったので生み出されたのがこの「Apollo XV」です。
意味は読んだ通りのアポロ13号。壮大な夢を乗せて旅立った船は、遂に夢叶わぬまま、疲弊し、憔悴しきって、かつての雄姿は見る影も無い形で故郷へと帰って行った、ああ、無常。きっと僕はそんな人生をおくるんでしょう、って事で。
そしてこれらの文章を書いている人は「baroque」です。これもポルトガル語バロックそのままの意。歪んだ真珠みたいな性格、って事ですね。呼び難ければ天野で。
詳しくは後日headerかfooterにでも書きます。転載とか引用はお好きなように。毎度の事ながら著作権は破棄します。

答えないあの日の木陰

日々流れ、生まれ、消えてゆくもの。あの頃夢中になったものは、もうどこかへ行ってしまった。あの日語り明かしたひとは、もうどこかへ行ってしまった。あの場所にあったはずのものは、もうどこかへ行ってしまった。
失うことが怖いと言う人が居た。僕は彼に何と言った?
別れることが悲しいと言う人が居た。僕はあの人にどんな顔をした?
詰め込みすぎて破裂寸前のブックマークを開けば、そこに見えるのは404、404、404、404。Not Found? そんな筈はない。あったんだ。あったはずなんだ。今だって、僕はしっかり、覚えているんだから。
時々ふと、誰かについて想いをはせる。あの人たちの痕跡は、綺麗さっぱりワイヤードの世界から消えてしまった。だけど、もしかしたら。もしかしたら、きっと何処かで会えるのかも知れない、と。ひょっとすると、知らん顔をして、またこっちの世界に顔を出しているのではないか、と。
最近では、お気に入りのサイトの巡回すらしなくなっている。何だか、見ていると悲しくなってしまうから。何処かに去っていった人たちの面影を見ているのかもしれない。いつかは消えてしまうと言う事実を、認めたくないのかもしれない。
僕が文章を書き続ける理由。僕がサイトを構築し続ける理由。
ハロー、届いていますか。僕はまだ、こっちに居ます。いつかまた、戻ってきますか。また、話がしたいです。
僕は、ここに居ます。