W-ZERO3[es] の音質は良くなっていないようだ

音量だけが大きくなった。ヘッドフォンをしていても、電車の中では走行音にかき消されて聞こえない初代機からの改善点らしい。
ただシステムボリュームの下限値は大きすぎる。この音量では、静かな場所ではヘッドフォンの音漏れに留意する必要がある。個人的には、iPod で「普段よりちょっと大きめ」くらいのレベルが、W-ZERO3[es]の下限値だ。システムボリュームを無視するプレイヤーを導入すれば解決するので、それほど問題ではないのが救いか。
しかし相変わらず高音域が欠落しているのはどうにもならない。ついでに楽器数が増えると何がなんだかよく分からない音がごちゃごちゃと鳴っている。LinuxZaurus シリーズと比べると、透明感のかけらもなく、持ち上げようのない音だ。同じメーカーだし、関わっている人間もソニーのように交流が皆無なわけでもなさそうだし、なんとかならなかったのかと思う次第。
主な音がだいたい聞こえれば問題なかろう、という判断なのだろうか。