2009-06-28
「陰徳」とマーケティングについて
納得感のあるマーケティングについて、つらつらと考える。
人格というブランド - Keep Crazy;shi3zの日記
http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20090502/1241294843
新しいビジネスやサービスを始めようと思ったら、二つのやり方がある。ひとつは、ブログや知人を通して宣伝して、記者会見を開き、インタビューに広告を駆使して華々しくスタートするというやりかた。
もうひとつは、全く誰にも知られずにひっそりとスタートして、ブログにも書かず、いつのまにか成功して、もう充分成功したと言えるようになってから、「実はあれは僕がやったんです」ということを明かすやり方。
どちらが上手く行くかというと、たいていは後者だと思う。
少なくとも、僕が過去に手がけた方法では、後者のやり方の方が圧倒的に上手く行く確率が高かった。
今現在も、実はそうである。
つまりブログで明かしていない製品やサービスの方が、実は上手く行っている。
実際に成功しているサービスというものは、そういうものなのだ。
全く同感です。
日本には「陰徳」という考え方があって、そういう考えって今のご時世でも日本では通用するんじゃないかと思うんです(たぶんアメリカは違う気がする)。
納得感があるものがあって、初めてマーケティングって成立するんじゃないかと思う。
世間の商売の常識からすると、青臭く聞こえる話かもしれませんが、消費者ってそんなに馬鹿じゃないと思うんですよね。
組織でイノベーションを起こすときにトップがするのは「活動自体とそれに必要なリソースの承認」だけでいい
イノベーションと組織について、つらつらと考える。
軍とかインテリジェンスの組織はイノベーションの連続で成り立っている。
イノベーションを活かせない国は、確実に敗北する。日本軍しかり、ナチスドイツしかり。
軍やインテリジェンス組織の歴史を紐解いてみると、大戦などで重要な役割を果たす組織(創始者)は必ずしもトップダウンによるオーソライズによって、大々的にイノベーションにつながる試みを始めているわけではなかったりする。
トップが否定する活動を行うのは困難だが、
新しい役割を持つ組織は、その多くが周囲からの軽視と最低限の承認によって生き延びている。
「予算が無いからできない」と何もせずボヤくやつは、所詮そんな程度なのだ。
イノベーションが育つ環境を作るときにトップがするのは、そのイノベーションを行うのに最低限必要な活動と、それに必要なリソースの承認だけでいい。
ただし、活動自体の承認を行うには、承認する側にもそれなりの思想と覚悟が要求される。
また、大々的にリソースを承認すれば、そこには収奪的な思考しか持たない輩が大挙して訪れる。
この国の産業振興策を見るにつけ、官僚はこのへんが決定的に分かっていないと思う。
日本に必要な「アート」と「サイエンス」について
労働と哲学について、つらつらと考える。
やっぱりね、今の日本には新しい哲学が必要だと思うんです。「サラリーマン」じゃない何か。うさんくさくないやつで。
いい哲学はメソッドと結びついている。
いま日本に必要とされているイノベーションもエクスペリエンスデザインもリーダーシップも、全てメソッド化できる。口で言うほど簡単なことじゃないけど。
メソッド化のポイントは「アート」と「サイエンス」だと思うんです。
このへんは欧米のアカデミズムでは学問の立脚点として、大学院の最初の授業で教えられたりもするんだけど、ここの理解が日本には決定的に欠けている。
アートでカバーすべき部分をサイエンスで補おうとしたり、サイエンスでやるべき部分をアートで補おうとしたり。
そういう意味では日本は200年ぐらい遅れている。
日本社会の同調圧力の強さと情報コスト
嫁さんの希望で行ったグァムから帰ってつらつらと思ったこと。
外から帰ってくると、日本がつくづく同調圧力の強い国だと実感する。
グァムでマスクをしていた日本人は皆無だが、成田が近づくとみんなマスクをし始める。
みんな無意識にやっているようだが、これは日本社会に溶け込むための儀式のようなもんだろう。
同調圧力自体は悪いものだとは思わないけど、それが強すぎるとデメリットも多い。
とりあえず、同質性を確保するための無駄な情報コストが多すぎる。
今後の日本では、情報の取捨選択がクリティカルなテーマになるだろうな。
Twitterのつぶやきをブログに突っ込みたい
Twitter のつぶやきをブログに突っ込みたいと思ってネット上を少し探してみたけど、手頃なのがない。なので、javascript の勉強がてら、みんなが使えるのを作ろうと試行錯誤中。
それまでは Twitter のつぶやきを手動でまとめようと思います。
「Twitterでつぶやきながら思考を外部化して展開する手法」が最近うまくいってるので、そういうフローをストック化するのは悪くないんじゃないかと思ってます。まずは実験。



