wikiを使ってみようと準備した際の、その設定方法やメモなどなど
ちょっとしたことから、kinowikiを使ってみようと思いサーバに設定してました。
その際にいくつか苦戦したので、次にまた思い出せるようにメモ。
もっと良いやり方とか他にも色々あると思いますが、自分がやった方法をとりあえずメモしました。
最初はPHPを入れるところから。。
ぶっちゃけ、yumで入れればそれで終わりなんですけど、以前symfony2を使ってみたくてphp5.3を入れていました。
それが原因かどうかまだわからないですが、libphp5.soがなかったりと、色々引っかかったりしました..。
ちゃんとこの辺も理解して使わないとダメですね。。無駄にハマりました。
てことで最初にphpを削除
yum listで以前いれたphp関連のパッケージを確認し、削除
yum list | grep php yum remove php-***(たしか2,3個くらいパッケージを削除)
そのあとは普通のphpを入れて
yum install php php-mbstring
ここまででとりあえず準備完了。
kinowikiのソースは本家からDL、設定ファイルも本家を参考に編集してサーバに置き。
この後はapacheの設定(もともとCentOSに入ってるものを利用)をして、起動。
これで見れるかなーと思ってアクセスすると画面が真っ白に。。
エラーログには
PHP Fatal error: Call to undefined function sqlite_open()
といったエラーが。
色々と調べてみると。php5.1以降ではsqliteがデフォルトで有効になってないらしいとのこと。
(また5.1以降からPDOを標準で使うようになったらしいとのこと)
てことで、PDOを入れるために準備
yum install php-pear
(phpizeも使えるように下記もいれました)
yum install httpd-devel
その後
pecl install pdo_sqlite
これでphpinfo()で確認してみたところ、有効になったので、再度アクセス。
それでもまた同じエラーがでており。。
なんでだろうと思い調べていくと、sqliteのバージョンが違うらしく
(PDOのでなく、今回は一個前のバージョンのが必要でした)
てことで、下記サイトを参考に設定
http://www.aishinsys.co.jp/wordpress/?p=4
peclコマンドで入れるとエラーになってしまうんで、ソースからDLしてきて、編集
./configure make make install
にて無事にsqliteを使用できるようになり、kinowikiが利用できるようになりました!
ここまでやるのに結構かかってしまいました...。
もう少しエラー内容をちゃんと確認する癖をつけねば。
参考にさせて頂いたサイト:
・libphp5.soが作成されない(php5.x系インストール)
http://d.hatena.ne.jp/aozora_abc/20070528/1180320218
・PHPのソース
http://php.net/downloads.php#v5
・PHP Fatal error: Call to undefined function sqlite_open() phpからSQLite2できない?
http://sawano.members.icraft.jp/wp/2009/01/13/1173.html
・CentOS yum でインストールの PHP で sqlite_open() が undefined
http://jamz.jp/weblog/2009/02/disable-php-sqlite-with-yum.html
・Centos5でSQLiteを使うには
http://www.aishinsys.co.jp/wordpress/?p=4
・PHPを高速化するAPC(Alternative PHP Cache)をCentOS5にインストールした。
↑pecl等の使い方でお世話になりました。
http://mutsuki.dip.jp/mumumu/2009/01/28/190/