こだわりの道具です
いえいえハナコ号のお尻です
ラブリーなつぶつぶアパルーサならではです
今日も本校の走路では肌にしみてくるような冷たい風を切って、人馬が疾走中です
走路騎乗をし始めたばかりの高橋くん他の生徒の騎乗姿をよく見てイメージトレーニング
今日は後半でちょっと馬が引っかかってしまい、馬上初のスピードを体験しました
「はやかったです」
引っかかるとは馬の前へ行く気を騎手が思うように押さえ切れない状態のことで、バランスや重心が安定していない、今頃のような始めてすぐ位のときは思うように馬との折り合いを取れないものなのです
どの人も必ず経験することですからスピードに驚いて真っ白けにならないようにね
今日はなかなか折り合いを付けるのが難しかった芦田くん
「グローブ(手袋)に滑り止めのゴムがついていないから布手綱がすべるすべる・・・・」
と素手にチェンジ
口が敏感で頭の上下をするオブジェンヌ号には合わない道具だったようですね
どんな職業でも仕事道具にはこだわりが必要ですそんなに高価ではなくても、ぴったりくる道具を身に付けることで人馬ともにパワーアップさせることもできます各自お気に入りのグローブが存在するようなので、いつのまにか「こだわり」が発生している模様です
それだけたくさん馬にのっているということです
レッスン後「最近、木馬(姿勢確認・バランス練習)の大切さが分かってきたー」
と生徒の話す声が聞こえてきました
その通り( ̄  ̄) (_ _)
たかが木馬されど木馬なのです
これと同じ木馬を使用しているジョッキー、調教厩務員、訓練生たちはとても真剣な表情で木馬に跨り日々練習しています
現役で馬の世界に働いている人も日々繰り返すほど、馬に乗ることはとても奥が深いことなのです
乗り始めた頃とは比べ物にならないくらい、生徒達の乗りへの集中力が上がっていることを感じます