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壁新聞

2013-09-17

JR北

 台風一過の今日は、本当に全天雲一つない秋晴れとなった。こういう日に休みに成れば丁度良いのだが、そうとはならないのが天気の気まぐれである。その代り、また、空の寒さに戻り、朝の気温は12度だった。

引用 北海道新聞http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/492084.html) 

JR北海道の30代の運転士が今月7日、札幌市手稲区札幌運転所構内で、自動列車停止装置(ATS)の操作ミスで非常停止した特急列車のATSのスイッチを、ハンマーでたたくなどして壊していたことが16日、分かった。運転士はJRの社内調査に対し「自分のミスと言い出せず、車両故障に見せ掛けるためにやった」と話しているという。JRは、運転士を厳しく処分する方針。

 これは、自分が見たことなのだが、数日前、踏切で通過列車を待つために停車していたところ、その待っていた列車の最後尾の車掌室で車掌が手元のスマホを眺めているのが偶然見えたのだった。

 以前、勤務中にメールをしていたということで新聞に載り、勤務中の携帯電話スマホの操作は禁止されていたはずである。しかし、実態は、そういった事が末端の社員にまできちんと行き届いていないのだろうなと思ったら、逆に処分を怖れるあまり、上記のようなことが起きてしまう。

 以前起きたJR西の福知山線事故の際、勤務状況が悪いと職員の再教育が行われ、それが職員の意識を変えるのではなく事故の遠因になった。

 もしかすると、JR北にもそういった自分達が起こしたミスを厳しく叱る環境にあるのかもしれない。更に、末端職員が命令違反をするのには、その組織が根元から腐っていることを表している。そうなると組織は、良い方に成長することをやめる。例えば、上司がしているから自分たちもとか、周りの同僚が、或いは他の地区の同僚がやっているという根拠のない所から自分たちの規律の基準を下げ、報告しないことで罰を受けないというルールがまかり通れば、正直に報告することが自分の不利益になることから徐々にモラルは低下し、上から下までミスを報告せず、そして重大事故を引き起こす。その典型が、石勝トンネルの火災事故だろう。

 こういった重大事故が一つ起こるという事は、その下に重大事故を引き起こしかねない事故が起きており、更にその下に無数の数えきれない軽微なミスが起きているという事である。そのことを根本的に変えて行かない限り、組織は弱体化し崩壊する。まさしく、JR北の状態は、組織として崩壊寸前とみるべきだろう。

 医療の世界でも、数多くの事故につながらないミスは日常的に発生している。そのミスは、人命に直結しかねないものからそうならないものまで様々であるが、そのミスを明らかにしないで闇に葬れば何時か死亡事故が発生する。これは間違いのない事実である。

 しかし、医療界も徐々にその姿勢を改め、自分たちのミスを明らかにし、軽微なミスを起こしてもそれに対する罰を与えるのではなく、そのミスをどうしたらなくすことができるのかを考えるようになり、徐々に良い方に変わってきていると思う。

 JR北も既に組織改革を内部から行うには時を逸しているというところに来ているのは明らかである。もし組織を改革するのなら根本から作り替える必要がある。それには外部からの力が必要な時期に来ているのだろう。組織の隅々まで規律を守るようにするには、その規律を乱す職員を再教育するか排除していくしかない。それは一見残酷なようだが、組織本体を守るにはそうするしかないし、そういった事を行う事でそうなりかけた職員を正しい方向に導くことも可能になる。そうすべき時期に来ているのは間違いない。

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