メモ@inudaisho

君見ずや出版 / 興味次第の調べ物置き場

就職氷河期を救済するとかなんとか

氷河期世代を正社員化、採用の企業に助成へ : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
氷河期世代を正社員化するため「採用企業に助成金」 政府案に批判「10年遅い」「少子化問題的にも詰んでる」
 いまさらかよというところだが、戦後生まれの人口の山がふたつあり、その最初の山が上の方でつまっていて席が余っていない上に小うるさい世代でリストラできなかったので選択の余地はなかったのだろう。左翼のうざいおっさんでつまったあの世代が戦後の成果を全部しゃぶりつくして日本は韓国とどっこいどっこいの小国に転落するのが将来の日本の姿だ。大学程度のものの選択と集中すらできないんだもんな。まぁそういうものと観念するしかないのではなかろうか。
 自分は昭和49年の早生まれでちょうどこの世代にあたるのだが、就職氷河期で割を食ったかというとそうは言えない。なんとなれば学歴的にはかなりいいところに行ってるので、普通に大学を出て普通に就職活動をしていれば氷河期であろうがどこへなりと潜りこめていたはずだ。ところが大学に工学部で入ってそのうちに旅行を覚えて休学を繰り返し、あげくは文学部に転部してさらに休学を使い切った。ということで工学部4年文学部2年休学4年の計10年大学にいた。そのうえ普通の就職活動というのをしたことがない。その後もいろんなところで潜りこめそうな機会があったのにたいていそれを選ばなかった。自業自得である。このニュースでいうところの正社員化というのも非正規ではたらいてた人間を正社員に掬いあげるくらいしかできないだろう。誰が未熟練な40代のおっさんを雇うものか。