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2010-06-30(Wed) スーパーでまだ焼き芋が売られている日

6月に読んだ本

| 23:24

読んだ本の数:27冊 読んだページ数:8628ページ

今月はなかなかよい感じにハズレなしでよかったです。特に面白かったのは「遠き神々の炎」「MM9」かな。

  • 禅銃(ゼンガン) (ハヤカワ文庫 SF (579)) 禅銃(ゼンガン) (ハヤカワ文庫 SF (579))
    「カエアンの聖衣」を先に読んでおいた。月と移動都市と植物猿の装丁は旧版だったんだなぁ。やっぱり「小姓」って言われるとなまめかしい美少年と思えてしまい、審美庵とかぶったりもして、なんかもう日本文化健忘症になって読みたい。日本人が騎士の出てくるものを書いたときの西洋文化圏での見え方が気になる。あと審美庵がモバイルOSを起源とする人工知性とか思えてしまうのも健忘したい。
    読了日:06月01日 著者:バリントン・J・ベイリー
  • 蘆屋家の崩壊 (集英社文庫) 蘆屋家の崩壊 (集英社文庫)
    まんべんなくいい怪談集。「水牛群」は異形コレクション「グランドホテル」で既読だったが、今回連作のなかで読んだらすごいスルメだった。
    読了日:06月01日 著者:津原 泰水
  • BG、あるいは死せるカイニス (創元推理文庫) BG、あるいは死せるカイニス (創元推理文庫)
    どちらかといえば、SFにミステリがのっかってる、と思って読む方がお得かしら。相変わらず舞台構築とその生かし方の巧さが小気味いい。もー謎とかどうでもいい(ひどい)。解説が異世界ミステリ・SFミステリの良い読書案内になってる。
    読了日:06月02日 著者:石持 浅海
  • つくもがみ貸します つくもがみ貸します
    さらりと。しゃばけシリーズより文体がもこもこしてない気がする(もこもこってなんだよ…)。
    読了日:06月03日 著者:畠中 恵
  • ラ・パティスリー (ハルキ文庫) ラ・パティスリー (ハルキ文庫)
    結局はさらりと読めるおやつ小説として読んだ。お仕事+蘊蓄+恋愛+ミステリ。
    読了日:06月03日 著者:上田 早夕里
  • 瞬間移動死体 (講談社文庫) 瞬間移動死体 (講談社文庫)
    西澤保彦初読。キャラクタ造形が面白く「なつこ〜」も読んでみたくなった、とか感心したのはそこかよ。突飛なミステリに馴れすぎですか。
    読了日:06月05日 著者:西澤 保彦
  • アリア系銀河鉄道―三月宇佐見のお茶の会 (講談社ノベルス) アリア系銀河鉄道―三月宇佐見のお茶の会 (講談社ノベルス)
    ロジック、大トリック+進化論、多重人格+探偵が多すぎる、天文+銀河鉄道の夜+いろいろ、など華やぎのある連作短編集。フィクションであることをつきつめようとしているかのようだが、これもまたミステリ。しかししょっぱなから「言語と密室のコンポジション」 はハードランディングというか読者をふるい落としにかかってませんか…。
    読了日:06月06日 著者:柄刀 一
  • なつこ、孤島に囚われ。 (祥伝社文庫) なつこ、孤島に囚われ。 (祥伝社文庫)
    これを読んでから森奈津子初読、というのをやってみたかった! 1冊読んでいるにもかかわらず、作者本人登場小説だと脳が思いたがるので困るやら面白いやら。オマージュというかインスパイアというかこれ二次創作じゃんすか。たっのしそうだなぁ! 「両性具有迷宮」も奈津子さんものらしい。
    読了日:06月06日 著者:西澤 保彦
  • 悪夢の秘薬〈上〉 (扶桑社ミステリー) 悪夢の秘薬〈上〉 (扶桑社ミステリー)
    F.P.ウィルスンは途中で止められんので困る。ビンテージワインが不味く感じる貧乏舌せつない。
    読了日:06月07日 著者:F.ポール ウィルスン
  • 悪夢の秘薬〈下〉 (扶桑社ミステリー) 悪夢の秘薬〈下〉 (扶桑社ミステリー)
    因縁はまだ続くのね。「マンハッタンの戦慄」のあといろいろとばして読んじゃったけど大丈夫だった。なんでかジャックが脳内でジョニー・デップになってる。
    読了日:06月07日 著者:F.ポール ウィルスン
  • MM9 MM9
    心躍る真性エンタメなトンデモが現れないので自分で書いちゃいましたか。怪獣は天災なので気象庁が対応する、という設定からして好きすぎる。登場怪獣はいきなり群体生命、次は見た目は可憐な人型と、助走なしの踏み切りが潔いというか確信犯。怪獣の物理的矛盾を解消する若干ひねり過ぎ気味な力業にぇぇぇーと思いながらも、素敵なラストにつながる必須アイデアだったので押し切られちゃった。ラストは全ての特撮・空想作品のためにちょっと泣き笑い。TVドラマではテレビ業界人がきっちりセルフパロディしてくれるかどうかにも注目だ!
    読了日:06月10日 著者:山本 弘
  • レインボーズ・エンド上 (創元SF文庫) レインボーズ・エンド上 (創元SF文庫)
    たまに夫がping打ってきたりする夫婦2.0なのでこの世界の感触は悪くない。後でと言わず今読んだほうがフレッシュだと思うよ。ノンストップで下巻へ。
    読了日:06月13日 著者:ヴァーナー・ヴィンジ
  • レインボーズ・エンド下 (創元SF文庫) レインボーズ・エンド下 (創元SF文庫)
    とりあえず近未来ガジェットとらしい雰囲気を満喫しつつ家族の再生を見守った。(解る範囲の)テクニカルタームとSFネタににやにや。エリート家族と諜報戦士群と昔すごかったおじいちゃんたちの傍らの、わりと冴えない少年フアンがかわいい。
    読了日:06月14日 著者:ヴァーナー・ヴィンジ
  • 先生、カエルが脱皮してその皮を食べています! 先生、カエルが脱皮してその皮を食べています!
    前作にもあった筆の上滑り傾向が増したような。太字強調連発。小見出しが欲しい。エッセンスは相変わらず面白い。
    読了日:06月16日 著者:小林朋道
  • 昆虫探偵―シロコパκ氏の華麗なる推理 昆虫探偵―シロコパκ氏の華麗なる推理
    なんか懐かしい雰囲気。
    読了日:06月18日 著者:鳥飼 否宇
  • シートン(探偵)動物記 シートン(探偵)動物記
    なるほどシートンがホームズ役ははまるなぁ! 着眼が見事、そして“シートンであること”を大切にしたストーリー運びがシートンファンにも心地よい。大好きなんだね。
    読了日:06月18日 著者:柳 広司
  • 逆境戦隊バツ「×」〈1〉 (ハヤカワ文庫JA) 逆境戦隊バツ「×」〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)
    おっとこれは…お約束系じゃない…!
    読了日:06月19日 著者:坂本 康宏
  • 逆境戦隊バツ「×」〈2〉 (ハヤカワ文庫JA) 逆境戦隊バツ「×」〈2〉 (ハヤカワ文庫JA)
    大笑いするつもりで手に取ったのに、ほろりときたり燃えたりSFのエッセンスと正しい戦隊愛を感じたり。舞台や人物の背景がしっかり描かれていて、オモシロだけ狙ったものにはない安心感があり、もっとシリアスにもいけるんでないかと。いいエンタメでした。
    読了日:06月19日 著者:坂本 康宏
  • おそろし 三島屋変調百物語事始 おそろし 三島屋変調百物語事始
    各話それぞれずっしりと良い。やっぱり私は田辺聖子級に人間心理をえぐる宮部本が好きであることがわかった。キャラ萌えもファンタジーも(あってもいいけど)期待してない。ラストで異界に突入して謎の存在と対決し不思議な力で解決、2回目。私は最終話読まないほうがよかったかも。
    読了日:06月22日 著者:宮部 みゆき
  • アードマン連結体 (ハヤカワ文庫SF) アードマン連結体 (ハヤカワ文庫SF)
    万能かに見えるナノテクをやんわり拒むおかあさんの話から始まるこれらの世界は、ギークじゃない、地に足の着いた人々が懐疑のまなざしで見つめる様々なグレーの階調の未来だった。いかにも心地よさそうな全きつながりを予感させつつ根本から粉砕してくるの何なの…。表題作はアードマン氏に恋したら負ける。
    読了日:06月22日 著者:ナンシー・クレス
  • 仔羊の巣 (創元推理文庫) 仔羊の巣 (創元推理文庫)
    ともだちになりたいな。あとおなかすいた。
    読了日:06月23日 著者:坂木 司
  • 動物園の鳥 (創元推理文庫) 動物園の鳥 (創元推理文庫)
    痛くて優しくて美しかった。ラスボスも倒し堂々の大団円。自分は強くないと感じている人のためのカタルシスと癒しの小説がたまたまミステリだった感じ。あとおなかすいた。
    読了日:06月23日 著者:坂木 司
  • 腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿 腕貫探偵 市民サーヴィス課出張所事件簿
    平凡で普通で地味な公務員が安楽椅子探偵、と思い込んで読み始めたが、面白い方に裏切られた。地味っぷりが普通じゃないとか無個性が絶対的な個性になるとかアリなんだ…。テンポの良い文章で登場人物の楽しいキャラクタとともにきっちりとした謎と解が提供されております。日常の謎かと思ったらけっこうダークな真相が出てくるところも好きだ。…それにしても腕貫の人は狐狸か狢の類じゃないでしょうね…。
    読了日:06月25日 著者:西澤 保彦
  • 腕貫探偵、残業中 腕貫探偵、残業中
    わあ腕貫さんは生身の人間だったんだ! ごはん食べるんだ! しかも食通! というのが最初の衝撃だった。このシリーズには魅力的な女性が何人も出てくるが、中でもユリエねえさんがとてもよいので「雪の中の〜」がいちばん好き。そして腕貫さんはサービス残業しすぎです。地味ダークなのに親切だ。いいなぁ家庭人としての腕貫さんの話も読みたいなぁ。
    読了日:06月25日 著者:西澤 保彦
  • 遠き神々の炎〈下〉 (創元SF文庫) 遠き神々の炎〈下〉 (創元SF文庫)
    設定もストーリーもキャラクタも堪能した。おもしろかった! 鉄爪族の生理と心理とキャラクタがとても素敵だった。ラストはじわじわきたんだけど読み違えてるかなぁ。今後所謂ファンタジーを読むときに、神話的宇宙図を見て無思考深部から超越界に至る宇宙図を思い出す、魔法を超越界のウルトラハイテクノロジーと理解する、蘇りし太古の邪神といえば疫病体だよね常考、などの副作用が出そうな気がする。
    読了日:06月28日 著者:ヴァーナー ヴィンジ
  • 遠き神々の炎〈上〉 (創元SF文庫) 遠き神々の炎〈上〉 (創元SF文庫)
    なんというハードSF奇想スペオペ…! 壮大なところはやたら壮大、奇想っぷりはファンタスティックなほど、異文化萌え・異生物萌え・幼獣萌え、マジメないい女×野卑ないい男、ロマンス+ハラドキももちろん山盛り。なんでもありすぎヴィンジ百貨店。読み始めこそ情報ぎゅう詰め感にたじろいだが、ページを繰る手は全く止まらないどころかむしろ加速。いいぞいいぞ。下巻に続く。
    読了日:06月29日 著者:ヴァーナー ヴィンジ
  • 七回死んだ男 (講談社ノベルス) 七回死んだ男 (講談社ノベルス)
    世にミステリの種は尽きまじ、だなぁ。びっくり設定にかっちりした謎がしっかり絡み、軽妙な文体で楽しく読めるドタバタSFミステリ。若い探偵役の健全かつじじむさい性格設定、慌てている人や噛む人の台詞回し、あまりにもあまりな章題など、細かいところもいちいち好み。筒井感ありますね。
    読了日:06月30日 著者:西澤 保彦

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