新型護衛艦16DDHの艦名について

16DDH*1ネタしつこいな。船好きなので許してほしい。それにしてもきになるのは艦の名前である。実のところ、そこだけが謎のベールに包まれてるんじゃないかって説もあるくらい(もちろん冗談・笑)。戦後の海上自衛隊ではなるべくかつての軍国主義を連想させないように地味な努力してきた。なので艦名は幼稚園児のように平仮名だ。「あさぎり」とか「みょうこう」とかいうふうに。だからいくら威勢の良い名前をつけたところで結局は平仮名。「怒髪天」でも「どはつてん」になるし「殺戮兵器」だって「さつりくへいき」である。しかしながら、男のロマン(?)にも関わってくる問題なので、艦の名前というのは重要になってくるのだ。おなごにはわかるまいて。
そんなわけで手っ取り早く威勢が良い名前といえば戦時中に稼動していた戦艦なりの名前の再登板というのが一番なのだが、そんなのはモロに他国を刺激することになる。まぁ揚陸艦に「独島」(いわゆる島根県竹島ね:韓国表記は独島)なんて付けてる韓国に言われたくはないが、ネガティブ反応は必死だろう。
戦前戦中はヘリ空母なるものも存在しなかったのだから、そんなところに拘ることもないと思うが、士気にも関わることだからここは思い切ってやってほしい。ブログ検索とかで熱心な方々の意見を見てみると「OoOO」になる公算が大きいらしい。なんだそりゃって話だよな。真っ先に思い浮かぶのは「しょうが」か「みょうが」しかないじゃないか。
……いや、真面目に考えると戦時中でその字面でいうと「日向(ひゅうが)」しかないと思うな、多分。戦艦として建造され、戦局の変化とともに後ろ半分が飛行甲板にするという改装を受け「航空戦艦」ともいうべきシルエットになったという珍しい艦艇である。ちなみに伊勢級の2番艦である。
そういえば折しも宮崎ブーム*2である。これは何かの巡り合わせではないだろうか。宮崎県から感謝のしるしとして大量のマンゴーが贈られてくるはずである。保証はしないけどな。
でも純粋に空母の名称を継承したいっていうんなら「飛龍(ひりゅう)」「翔鶴(しょうがく)」とかが良いんでしょうね。まぁ邪推はこれまでとして進水式で命名発表があるらしいですから、本日にも判明するのではないでしょうか。