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inuponkenの日記

2017-08-01

セイコー世界時計 WTC-001

| 00:24

ボーイング747 (クラシックジャンボ) の客室内に取り付けられていた時計だと思います。

上段の表示はTYO表示固定です。おそらくJALの国際便用ではないかと。JAL 747-300専用の時計として設計され航空機の台数分くらいしか生産されなかったものではないかと思います。

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入手時、アメリカ航空機改造請負会社(すでに倒産)のサービスタグが貼り付けられた状態でした。

何処かの航空会社がJALの機体を中古で購入、改造時日本(東京)時間がメインの時計は不要となり取り外され倒産後在庫が放出されたのではないかと推測しています。

入力電圧は航空機内電源115V 400Hz専用だったのでオリジナルの8V 2Aのトランスはそのまま残し、トランスからのコネクターを外し代わりに外付け9V 2A のSWタイプのAC Adapterを接続して給電しています。整流ダイオードの前なので電圧降下はありますが極性を気にせず接続できます。

1982年1月製造、35歳ですので念のため電解コンデンサは全て…とはいっても3個だけですがオリジナルと同じNichicon製のものに交換しました。

マイコンは使用されておらず、沖の分周専用ICと標準CMOS多数、EPROM 4個で構成されています。

表示用オレンジ色LEDは初期のもので、足は贅沢にも金メッキが施されています。当然ながら輝度はあまり高くなく若干明るさにバラツキもあります。

表示アクリル窓の裏側には全体的に金属製の網が張られています。ESD対策なのでしょう。

内部を見ると丁寧な作りなので当時の納入価格は結構高価だったのではないでしょうか。

残念ながら住んでいる近くの国際空港のコードが表示リスト上に無いので同じタイムゾーンの空港名に設定して使用するか、下段のみOFFできるので日本の時間のみ表示させることになります。 若干のレトロ感と高級感があり表示も明るすぎず落ち着いた感じです。サイズもそれほど大きくはないので机の上にも置けそうです。

市販品ではないのでおそらくセイコーサービスセンターに問い合わせても情報はもらえないでしょうね。できれば最寄りの空港名だけでもEPROMに追加したい所ですが。

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