畑を耕す

我が田んぼと畑は、不耕起、無農薬、無化学肥料を標榜して7年間何とかやってきました。
畑の世話は、もう一人の世話人がやってましたが、彼も別の場所に田んぼを借りたので、こちらまで手が回らなくなって、私が今年から引き継ぎました。
ところが、2年程前から畑の周りより、笹が侵入してきて、野菜の種を播いても育ちません。
これではなんぼ不耕起と歌っていても、野菜が取れんかったらどもならんと、一念発起して笹の根退治に乗り出しました。
昨日の午後と、今日は一日、と言っても友人が来たりして、休んでいるほうが多かったけれど。
一鍬入れると、このように笹の根が出てきます。

一時の暑さはないとはいえ、老体と細い身体に鞭打って、一鍬また一鍬と掘り起こしていきます。手前に山となった根があります。

そうこうしていると友人が、娘さんとお昼を食べにやってきました。
彼も近くで田んぼと畑をやっていますが、昼食はここで食べるのが一番落ち着くといってよく来ます。
農業のこと、福島のこと、政治のこと色々話をします。
そのときに、笹、竹退治にはソバを植えたら良いと西村先生(有機農法をやっていて、近くで農業熟をしている)が言っていたな〜と言う話になり、ソバ種を頂きました。
それがこれです。

夕方6時を過ぎて、やっと畝を立てることができました。

掘り起こした根がこれだけです。

奥の一列は、ソバの有効性を確認するため、少ししか根を取り除いてません。
なぜソバが竹や笹を退治できるのか、西村先生いわく、ソバは非常に土中の栄養分を吸収するため、笹や、竹の根が栄養不足になって枯れるといってますが・・・。
それが正しいかの検証実験でもあります。
有効でなかったら、意見具申しないといけないな〜。
播いたのは、大根(これだけ深耕したからちょうどよい)、白菜、ホウレンソウ、春菊、それと周りにソバを播きました。
早く出て来い双葉ちゃん。

サボっている時に撮った写真。
モロヘイヤの花

シオカラトンボのラブラブシーン

偵察中のチュウサギ

番外
畑で取れた夕張メロンを一昨日食べました。
もうちょっとおいときたかったですが、お尻の部分に虫食い穴ができていたのでしょうがなく収穫しました。
味はどうだったかって?
なんったって夕張メロンですよ〜。
不味いはずはないでしょう。
と言うわけで、少し熟成が足らず硬かったですが、美味しかったですよ。
種を取っておいて来年も作ろ〜っと。