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2011-02-20

空気が押してくるのお話

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 もうすぐ春・・・とはいえ、各地で大雪が降ったりと、まだまだ寒い季節が続きますね。最近では先週末あたりでしょうか、ふだんは温暖な広島県呉市でも珍しく積雪するなど、本当に寒い時期がありました。

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呉市じゃないのですが、すぐ近くの地域の模様です)


 だいたいそういう時期には、テレビの天気予報で「冬型の気圧配置が強まり」という言葉が聞かれます。上の写真を撮った2月12日の天気図はこんな感じです。こういう風に西日本が高気圧、東日本が低気圧になっている状況を、「冬型の気圧配置」といいますね。確か中学の理科でも勉強するのです。ちなみに過去の天気図一覧は、気象庁ここで見ることができます。

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 「気圧配置」以前に、「気圧」ってナンでしょう。今回からしばらく、「気圧」についてお話ししてみます。


大気圧の大きさ

 気圧は「大気圧」とも呼ばれます。大気の圧力、すなわち「大気(空気)が押してくる力」ということですね。

 「ああ、向かい風が吹いているとき、確かに押される感じがするなあ」と思われた方、今回はその話ではありません。風がなくても、私たちは空気に押されているのです。それもかなり強い力で・・・。

 では、大気圧はどのくらいの力なのでしょう。これは日によっても場所によっても違いますが、目安としては海面で1013ヘクトパスカル(=1気圧)という大きさです。

 ここで「ヘクト」は「100」という意味で、「パスカル」は「1平方メートルあたり1N(ニュートン)の力」という意味です。したがって、1013ヘクトパスカルとは「1平方メートルあたり101300N の力」ということになります。

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キログラムに直すと

 これだとちょっとイメージが湧きませんかね?ふだん使う「キログラム*1」に直してみましょう。1キログラムは約10Nに相当しますので、次のようになります。

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 これだけの力で、私たちの体も、建物も、何もかもが押されているのです。例えば、手のひらの面積を測ってみてください。30平方センチメートルぐらいでしょうか。だとすると、手のひらは30キログラムの力で押されていることになります。

 えっ、重い!と思った方、ご安心ください。もちろん、手の甲も同じ大きさの力で押されていますから、手が地面に押しつけられるなどということはないんですよね。

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【参考】

  • 一般気象学 第2版(小倉義光 著)

出典

この記事はちゅーピー子ども新聞 2010年12月号(12月1日発行)10面に掲載した記事を加筆修正したものです。


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*1:今回のように「力」の大きさを表す場合は、正しくは「キログラム重」といいます。

真田真田 2011/02/22 10:29 うんん。体中、空気でぎゅうぎゅう押されているんですね。でも、押されてる感じがしませんねー。気圧が下がると耳が痛くなるのは鼓膜が外側に引っ張られるからですよね。そーすると、普段体の中から外にぶわーっと押している力が働いている、ということですよね。え?その力は何処より来たれるや???それで疲れ気味なのかしらん?(^^;)

inyokoinyoko 2011/02/22 12:50 おお、真田さん。
おそらく、鼓膜を内側から押しているのは、内側にある空気じゃないですかねぇ。
腕とか顔とかは、つきつめて考えると、細胞の中に入っている水??かな??と思うのですが。

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