天漢日乗 このページをアンテナに追加 RSSフィード

近日中に再引っ越しします
再引っ越し先は、現在βテスト中なので、正式運用が始まり次第、改めてurlをお知らせします。 仮引っ越し先は 天漢日乗 http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/ です。

2003-08-25 ハワイの日本人旅行者

[]減り続ける日本人旅行者

インターネットが普及して、何が変わった、というと、それは旅行の手配だろう。気の利かない旅行代理店のエージェントに逆切れすることもなく、自分で旅程を組めて、かつ代理店に頼むより安いのだから。

半分がリピーターといわれるハワイ旅行。最盛期には年間200万人もの日本人太平洋の真ん中、ハワイ諸島に向けて旅立った。そしてテロで激減。ところが9.11の後、ハワイ日本人旅行客は戻ってこなかった。

そりゃ戻ってこないだろう。ハワイパッケージ旅行の問題はたとえばこんなものだ。

  1. 到着後、半日足止めを食らう。市中引き回しという悪名高いツアーに無理矢理連れて行かれた後、説明会でまずいランチを食べながら、高いオプショナルツアーや土産物を無理矢理買わされる
  2. 帰国日は朝が早いし、早朝にスーツケースを廊下に出して置かなくてはならず、パッキングに前夜はほぼ徹夜に
  3. ミールクーポンが高いし、おいしいものが食べられるとは限らない
  4. どうもツアーと個人手配だと、個人手配の客の方がホテルの扱いがイイことに気がつき始めた
  5. オプションで申し込んだ他島ツアーは、ぎちぎちにスケジュールが組んであって、行っても疲れるだけ

などなど。さすがに最近は「市中引き回し」は少なくなっているというが、

  • 安かろう、それだけのことはあるだろうツアー

には人は集まらなくなっているようだ。今は

  1. 限りなく個人手配に近い高いツアー
  2. ともかく安くて、拘束の少ないツアー

に二極分化しているように思える。

オアフ島には以前某有名ブランド*1で働いていた知人がいる。最近、アラモアナSCにできた"Longhi's"*2というイタリアンレストランの話をしていたら、

あそこ、日本語の分かるスタッフいないでしょう

と水を向けてきた。

最近、どこも日本人日本語の出来るスタッフを雇わなくなってるのよ

という。彼女の働いていた某有名ブランド店も、今は日本人スタッフが減りに減って二人ほどだそうだ。以前は、日本人ばかりだったのに。日本語が雇用のアドバンテージにはならなくなっているそうだ。彼女の言い分だと

たくさんやってきて大量にお金を落としていく日本人、というイメージじゃなくなったから

だって。

ワイキキは、日本語で困らない唯一の外国ではないか、と思うが、最近はそれもアヤシイ。

日本人で持っていると言われるワイキキでこれだから、ネイバーアイランドはもっと凄い。去年、マウイ島ワイレアで散々イヤな思いをしたが、今年はハワイ島ワイコロアでも不快な経験をした。これも、

日本パッシング

の一例だろう。ワイレアでは、ともかく

白人以外は人にあらず

という接客に出会った。まあ、メインランドの白人はマウイが好きだから、お金を落としてくれて、かつ、きちんと英語が通じる相手を大事にしよう、ということだろう。

現実には、リピーターは、旅行会社の設定があまりにもつまらないので、インターネットを活用して、自分で手配してしまう。団体旅行が減り、個人手配が増えたというのが、最近の旅行者減の原因、とはいわれているが、本当かな?日本人もバカではない。自分がいかにバカにされているかに気がつけば、ハワイには足を運ばなくなるだけである。

以前であれば、ハワイでお買い物、というのもそれなりに理由のあることだったが、日本にこれだけ直営店ができ、アウトレットやCOSTCOまでが進出するようになった今、お買い物のアドバンテージというのもハワイには少なくなった。*3

リゾートといっても、オアフ島は中途半端。ネイバーアイランドに行かないと、真のリゾートは味わえないが、ハワイ諸島のリゾートホテルは、他の地域に較べると、やはり遜色がある、という印象がぬぐえない。

日本から近いそれなりのリゾート

日本人にとってのハワイの実態ではないか。生活習慣が違い、実はそれほど多くの可処分所得を持たない一般の日本人にとっては、極上のリゾートではないだろう。

*1:最近日本にも直営店がオープンして話題になったブランド。非常に高価な鞄で知られているが、元は馬具屋で、今も馬具を売っている

*2:マウイ島ラハイナが本店。美味しくてカジュアルなレストラン。ワイレアにも支店がある。オアフ店は支店としては二軒目

*3:でも、体型が日本人離れしている人には、いまだに便利な土地ではある

2003-08-20 化粧品価格の謎

[]なぜ日本で買う化粧品は高いのか

わたしは子どもの頃、いまでいうアトピーだった。その頃は、アトピーという言葉はなかったが。それ以後も、所謂「敏感肌」で、年頃になっても、合うファンデーションはなかった。塗ったそばから顔が痒くなるのだ。

そんなこんなで、長いこと下を塗ってメイクすることはなかったのだが、最近はさすがにあまりにみっともない、というので、日焼け止め兼化粧下地を塗っている。敏感肌用のメーカーのモノで、たまたまハワイに行くときに、化粧石けんのサンプルを請求したら、一式揃って送ってきたモノの一つだった。色味が合うので、ファンデーションがわりに使っている。

基礎化粧品も、

  • ベル・ジュバンスの化粧水 3と5を自分向きに調整して

ベル・ジュバンスのサイト

http://www.bjsalon.com/

  • その上に、ポーレンシップ

ビューティ・ポーレンのサイト

http://www.beauty-pollen.com/pollen/syouhin.html

という敏感肌向けのちょっとアヤシイ*1組み合わせをほぼ十数年続けていたのだが、この頃は冬場に激しく乾燥するので、これまた海外に行くときに

  • 機内乾燥対応

という触れ込みに惹かれて買った*2

  • GuerlainのIssima Blue Voyageシリーズ

を日常にも使い始めた。*3

これが結構使いよかったので、今は同じGuerlainのIssima Success Day & Nightを使っている。

アジア人の肌は白人や黒人よりもデリケートといわれる。どこまで本当か知らないが、海外の化粧品でも、アジア向けとアメリカヨーロッパ向けでは調合が違ったりする。基礎化粧品はもちろん、メイクアップ用も違うので、色番が使い物にならないメーカーがある。

わたしの使っているGuerlainは、幸い、どこで買っても調合は変わらないらしい。で、これを日本百貨店で買うと、馬鹿馬鹿しく高い。たいてい、出国前の免税店で買う。そうすると国内と較べてクリーム一瓶5000円くらい安い。

では、アメリカで買うとどうなるか。Guerlainはフランスのメーカーだから、アメリカで買っても「外国製品」である。

今回、Issima Eye-techという新しいアイクリームが日本で先行発売された。正式出荷は8/22なのだが、一度でも百貨店のGuerlainカウンターで買い物をして登録したヒトには、別にはがきが来て、8/1にはもう買うことが出来た。一瓶15000円するクリームがキットになって17000円だったので、そっちにした。キットには、美容液兼用の化粧水と美容液のサンプルが入っている。Gurlainのサンプルはたいへん大きいので有名で、モノによると、現品の1/3くらいの大きさである。

空港ではDFSに寄ってみたが、ここでは

日本と同じ発売日になります

と言われた。同じコトは、WaikikiのDFSでも言われた。すなわち

らしい。しょうがないので、Nieman Marcusという

に行くと、

  • 現品は$90 キットは$100

だと言うので、迷わずキットを購入した。アメリカのキットは日本とは構成が違い、おまけに入ってるのはSuccess Day & Night 15mlの瓶だった。ま、$10で現品の1/3程度のおまけがついてくるなら儲けモノだろう。どちらも日本空港免税店で買ったとしても、二つで26000円ほどする。

激しく謎なのは

ということだ。その差額はいったい何のためなのだろう?

日本百貨店の一階は、たいてい化粧品売り場*4に充てられていて、BAと呼ばれる怖いおねえさんがたが、カモを鵜の目鷹の目で探している。Nieman MarcusのBAのおばさま、おねえさんも似たようなモノだが、価格は随分違う。たった$100のお買い物なのに、わたしについてくれたElizabethおばさまは、引き出しから、ぽんぽんと気前よくサンプルをくれた。そういえば、去年Macy'sで売れないから残っていた最後のBlue Voyageを買ったときも、現品をおまけにくれたっけな。

日本ではコスメマニアであってもなくても、多少なりともお化粧をする人で

をお買い求めになる向きは、下手をすると一回に一万円以上は払わされる。$100の顧客など、日本のBAたちには、上客でも何でもない。こうして、化粧品に多額のお金を費やすと、月手取り20万円も行かない若い女性たちは、他に充てられるお金がなくなってしまう。ああ、百貨店化粧品売り場があんなに眩しい理由がわかった。日本化粧品カウンターは、働く女性*5の膏血を啜って光り輝くという訳だ。

外国製品でなくても、最近の化粧品はえらく高価だ。ケチなわたしは、せっせと海外へ行く友達に買い物を頼んだりして、ささやかなコストダウンを計っている。

*1:ベル・ジュバンスは弱酸性トリートメントを基本とする髪と肌の手入れをするし、ビューティ・ポーレンに至っては「花粉絶対主義」で、どちらも新興宗教めいたところがある

*2:実際すばらしい効果があった

*3:残念ながら、このシリーズは廃番になった

*4京都伊勢丹は通路の関係で二階

*5:たいてい、義務としてお化粧しなくてはイケナイ

2003-08-18 こんな親は子ども連れで海外へ行くな!

少子化対策には親対策も必要?

一年半ぶりに海外へ出た。何かと物議を醸す日本人観光客だが、お盆というハイシーズンに出かけたので、まあ、いろいろいた。

  • 夜十一時過ぎに、リゾートホテルのオープンエアのバーに三才児以下の子どもを連れてくる親
  • 夜十時過ぎ、地元でも屈指のレストランに子どもを連れてきて、そこら辺を歩き回らせている親
  • 乱気流に入ったので、シートベルト着用サインが出ているにもかかわらず、子どもをたたせたままにしている三世代二家族。ついでに、到着後の荷物受け取りの回転台の前でまたしても子どもを遊ばせていた

すごかったのが、この三組目のファミリーで

  • ばあちゃんらしき女性は、子どもが目の前をうろうろしてても、化粧を直す手を止めない
  • 父親も母親も子どもを放置しっぱなし 母親もやはりせっせと化粧直し
  • CAが英語で「子どもを抱きなさい!天井にぶつかるかもしれないだろう?」といってやっと抱いたけど、どう考えても英語が分かってるとは思えない

と、所謂機内で見かけたとんでもない客で、もし、子どもが怪我でもして裁判になったら、わたしは喜んで

こちらの方々は子どもさんを乱気流に入っても、機内でたたせたままでした

と証言するつもりになったほどだ。要は

  • 子どもを大人の欲望の犠牲にしている

ワケ。ま、万が一子どもが事故にでも巻き込まれたら

だろう。

少子化というけれども、子どもの安全を守れない大人が多すぎる。こうした保護者への罰則も厳罰化して欲しいと思うよ。

2003-08-04 14万羽の鶴を折ろう!

[]平和記念公園の焼けた折り鶴14万羽折らないか@2ちゃんねる

 最近、何かと

インターネットの事件簿

の常連化している掲示板2ちゃんねる」だが、先日の

平和記念公園 関西学院大生 折り鶴放火事件

http://www.kwansei.ac.jp/kgnews/news-200308.html#745

を受けて

14万羽の鶴を折ろう!

という大規模オフが自然発生的に始まっている。ま、うちでネットしながらでも鶴は折れるわけで、2ちゃんねらーの生活形態とも齟齬しないこのオフは、ただいま密かに進行中だ。

大規模オフ板

http://off.2ch.net/offmatrix/#menu

これにあわせて、2チャンネルのホームページ*1も、鶴ネタになった。

http://www.2ch.net/

なんの思想信条とも関係なく始まるこの手のオフは、去年だったか

湘南で缶拾い

という、フジの27時間テレビの企画を足蹴にしてやろう、という爽快なオフが記憶に新しいが、日頃は、どちらかというと積極的な参加はしない2ちゃんねらーが、鶴の折り方から、折り鶴用折り紙の入手法、鶴の送り方やカンパの同封の仕方などを真剣に話し合っていて、しかもやる気になってるのは、傍から見ていても、応援したくなる。

 さ、わたしも7cm角折り紙を入手して鶴を折ろうか。そんなにたくさんは折れないだろうけれども。

*1:本来の意味。サイトの表紙に当たるページ


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