村の子どもの遊び方

ここの子は、4歳くらいから、そこら中で勝手に遊びまわる。
それで、4歳と7歳と12歳と…と、かなり年の離れた子どもたちが、
みんな一緒に遊んでいる。


TVゲームとかなくても、毎日こんなに楽しいのって、すごいなー。
まさに!今の日本が既に失ってしまったもの、という感じ。


魚を捕まえたり、葉っぱを飛ばしたり、川で遊んだり。



今日は、川へ行ったら、サイアン(13)が少し上の橋から、バク転しながら
飛び込んだ!そうしたら、他の子たちも次々に服を脱いで、ヒャーとか
ヒョーとかうれしそうに叫びながら飛び込んでいく。そして私にも来いという。
いや、それはちょっと。




4歳のビームまで、大きい子におんぶしてもらって入って行った。
ちょっとドキドキしたよ、おぼれたらどうしようと。


あとは、工事現場をぼーっと見ていたりとか。



集会所のような場所に放置されている太鼓を叩いてみたりとか。



大きい子だけでサッカーをやったり、ということももちろんある。
あとは、小さい子だけでじゃれ合ったりもしている
指ずもう、腕ずもう、○×ゲームもやってる。
あとは、せっせっせーみたいな遊びのタイ版のもある。


学校が終わったら日が暮れるまで、ずーっと遊んでいる。
女の子は大きくなってくると、家の手伝いをするので来ない。
男の子でも、手伝いをしている子もいる。


でも、どの家にも子どもたちはすたすたと入っていって、
どの家の大人も、子どもたちの顔と名前が全部分かっていて、
本当に、今はもうない「地域」ってものがタイの農村にはまだ
生きているんだなと思う。


遊びの環境としては、ぴかいち!