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ライトノベル感想一覧(1500件以上/2010年1月)

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エロ』 / エロ2』 / エロ3』 / マウスとペイントで絵を描く速読

2008-01-04

[]図書館革命

図書館革命

図書館革命

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最高でした。

あるフィクション作家の著作を、郁が「キャラクター読み」していると言います。その発言に対し、堂上は「あの作品をそんな読み方するなんて」と呆れます。

有川先生には恐縮ですが、私は郁と同じように、図書館シリーズをキャラクター読みしています。郁や堂上があまりにも生き生きとしているため、どうしてもつい、キャラクター読みに走ってしまいます。

もちろん、フィクション小説を模したかのようなテロ事件が勃発してしまったという展開は非常に興味深く読めました。ですが、やはりどうしても郁と堂上の関係に注目してしまいました。


当初は、怖い上司と怖いもの知らずな部下といった関係だった気がするのですが、既にもうバカップルにしか見えません。

昔が懐かしいです。

第三者が郁に、堂上をチビって呼んでいたやドロップキックをかましていたなどと昔のことをからかうシーンでは、私も一緒にからかっているような気分さえ味わえました。

郁が期待通りの反応を返してくれるのだから、もう、愉快で溜まりません。郁には可愛そうですが、からかわれているシーンが、とても素敵です。彼女は、本当にいじりがいがあります。他のキャラクターが、見て楽しむ画集なら、郁は飛び出す絵本ですね。何が飛び出すか分からない予想外さや、実際に手に触れて遊べる感じです。

第三者にからかわれるときでも、見ていてニヤニヤなのですから、郁と堂上という当事者だけが二人きりになったときは、もうニヤニヤでは済みません。喫茶店で別れ際で「次」と言うシーンでは、もう、本を置いて、布団の上でゴロゴロともだえてしまいました。郁の反応が分かりやすくて、非常に好感触をもてます。

暗い車内で二人がネタバレネタバレのときも、ニヤニヤです。端から見ているこっちまで恥ずかしくて赤面してしまいます。読んでいるときの顔は、郁と同じように、「誰かに見られたら死ぬ」とさえ言えるほどニヤけていたと思います。

思えば、シリーズを通して、郁は真っ直ぐでした。

時として周囲に迷惑をかけるとはいえ、郁の真っ直ぐさは、見ていて非常に気持ちの良いものでした。

素直な心を持つことの大切さを学びました。それだけでなく、素直でいられることは時として、大変な困難を持つというのも知りました。そして、その困難を打破した郁に惚れました。

エピローグの『堂上教官』による怒りの鉄拳シーンはまさに、受け継がれていく伝統であり、伝説ですね。

是非とも、堂上と共に永遠のバカップルコンビとして、図書館にさらなる伝説を残していって欲しいものです。


小説本編はもちろんのこと、カバーを捲って最初にある、徒花スクモさんの絵も良かったです。

本作中屈指の名シーンである喫茶店を、背の小さい堂上が手前に来ている構図が、実に技ありです。

「身体は小さくても、郁よりも大きな背中」といった感じがして、とても気に入りました。


シリーズを通して、堂上たちの魅力を存分に楽しめました。どうもありがとうございました。

『堂上たち』に幸あれ。


オススメ:★★★★★

[]逢坂大河

いつも「うぱ日記」をごらん頂いて、ありがとうございます。

正月は一日二冊のペースで感想を書いていく予定です。

ウーパーさんから頂いたフィギュア画像をご覧ください。

(本当はスカートを穿いている写真も撮ったのですが、自重します)

[]恋姫・無双外伝紫電一閃!華蝶仮面―成都を駆ける一陣の風

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褒める意味で、馬鹿だと思いました。

三国志の武将が、性別転換しているという時点で、既におばかな設定なのに、華蝶仮面って何ですか。馬鹿すぎです。

げえっ、華蝶仮面だ。じゃーんじゃーん! って感じで驚きました。

横山光輝三国志しか知らないボクですけど、ちょううんと言えば、そうそう軍を単騎で駆け抜けた猛将です。蜀の五虎将軍の中でも、特に武に秀でた、最強の男なのです。

それが女の子になっているだけでも笑えるのに、蝶々の仮面をかぶって、「正体不明の正義の味方」を演じているのは、あまりにも愉快です。凄いなあ。性別を反転するだけでなく、こんな変態要素を入れてくるなんて。

正体バレバレなのに本人は全くバレていないつもりというのが愉快です。一応主人公の一刀が「バレてないつもりなのか」と突っ込みを入れるのに共感しまくりでした。

華蝶仮面には三号までいるのですけど、もう全員、正体がバレバレです。しかも全員、バレていないつもりで突っ込みもスルー。さらに、終盤になって「お前は騙せないか」って、遅い! もう、最初っからバレてますよ。

いいなあ。するっと、おばかなノリに入れました。

「初めて読む小説のキャラ」が「他人を演じている」のに、「演技がバレバレ」だというのが伝わってくるのは、お見事だと思いました。普通、知らないキャラが知らないキャラを演じていたら、「意味が分からない」になりそうです。けど、本作では、周囲の突っ込みや、当人のへたくそすぎるボケ方のおかげで、愉快なノリがすんなりと伝わってきました。


巨大ロボットの「盛り上げるだけ盛り上げておいて、スルーする」という馬鹿な展開も大好きです。

とても楽しめました。どうもありがとうございました。続刊が楽しみです。新創刊のレーベルともども頑張ってください。


ただ、内容は大満足でしたけど、文章表現がやや読みにくかったです。

「AはB達を眺めた」とあったので、AとB達の距離は離れているのかと思えば、会話が出来る距離にいるらしい。

と、このような感じで、よく分からない場所が多々、ありました。全体的に一文が長くて、動詞が複数あるせいか、誰の行動か分からない箇所もけっこう。

あとは、街のシーンが多かったのですが、屋根の上に誰がいるのかが良く分かりませんでした。

ノリの良い作品なので、文章表現でやや損をしているような気がしてしまいました。


オススメ:★★★