最近読んだ洋書:その2
🍀 The Sense of an Ending
- 作者: Julian Barnes
- 出版社/メーカー: Vintage
- 発売日: 2012/03/01
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イギリスが舞台。2部構成で、前半は学生時代の思い出です。私の学生の頃の時代の雰囲気と重なるものがありました。後半は年老いた後の回想ですが、知らなかった新しい事実が次々に判明し、自分の思い出も自分自身のアイデンティティも見直すことになる、という物語です。人生なかなか手強いな、と思いました。書かれていない事が多く、様々なことを想像しながら読みました。この裏にもう一つ二つ小説が書けそうなほど余韻があります。作者はミステリーが専門とのこと、なるほど、と思いました。知らない単語がかなりあり、すべて調べて読みました。通勤のバスで調べずにさっと読み、家で調べながら再度精読というスタイルで進めました。またもう一度読むと見えなかった新しい事実が見えてきそうなのでまた読みたいです。
🍀 The Outsiders
- 作者: S. E. Hinton
- 出版社/メーカー: Speak
- 発売日: 1997/11/01
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この本のタイトルで思い出したのが学生の頃よく読んだコリン・ウィルソンの『アウトサイダー』でした。余談ですが付け足しておきます。
- 作者: C.ウイルソン,福田恒存,中村保男
- 出版社/メーカー: 紀伊国屋書店
- 発売日: 1957
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🍀 PS. I Love You
- 作者: Cecelia Ahern
- 出版社/メーカー: Hyperion
- 発売日: 2005/12/01
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🍀 The Secret Garden
The Secret Garden (A Signet classic)
- 作者: Frances Hodgson Burnett
- 出版社/メーカー: Puffin
- 発売日: 1995/05/25
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[🍀 Jane Eyre
- 作者: Charlotte Bronte
- 出版社/メーカー: Bantam Classics
- 発売日: 1983/09/01
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この本については以前ブログで紹介しましたが、最近また何度も繰り返して読んだり聞いたりしています。(600ページもある大作なので抜粋ですが。) 映画を見た直後くらいは Jane と Mr Rochester の関係の進展の部分に注目していましたが、最近気になるのは風景の描写です。特に好きなのは chapter 9 ローウッドに春が来る情景、chapter 22 リード家からソーンフィールドに帰る爽やかな夏の午後の情景、それと chapter 23 真夏の夜の庭の、嵐の前の濃密な空気の描写です。
🍀 A Monster Calls
- 作者: Patrick Ness,Siobhan Dowd,Jim Kay
- 出版社/メーカー: Walker Books Ltd
- 発売日: 2011/05/05
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"the" monster ではなく"a" monster なので別のMonster の予感も。
その他、読みかけのままの本もあります。
🍀 "Just Kids" by Patti Smith
今年の夏も来日したPatti Smith 作ですが、時代背景などがわからず半分読んでそのままです。
🍀 "even the dogs" by jon mcgregor
紀伊國屋書店で見つけ、少し読みかけましたが最初のシーンに馴染みがなく、そのままです。またいつか読もうと思っています。
引っ越しのために本を整理しているので以上、まとめてみました。明日は段ボール箱に詰める予定です。