広島への旅1『宮島、弥山(みせん)』

昨年、桜の季節に行った広島がとても素敵だったので、今年もまた行って来ました。9月28日から30日までの旅を、宮島弥山、厳島神社、岩国錦帯橋広島市内の4回に分けてブログに書きたいと思います。

🍀 羽田から広島へ 🍀


羽田発 12:00 東京は曇り。
ボーイング787の機内は、各座席にスクリーンとコントローラーがあり、映画やゲーム、ニュースなどが自由に楽しめます。私は色々な番組を試したあと日本の企業紹介のビデオを英語で見ましたがEテレの番組みたいな感じでした。隣の席など斜めからはスクリーンが見えず、正面からは見える仕組みです。スクリーンでは地図と飛行位置、高度が出るので、窓の外の景色がどこなのか確認できます。窓はやや大きく、電子カーテンになっていてスイッチで徐々に暗くできます。トイレも見に行けばよかったです。トイレは少し広くて窓がついているそうです。リクライニングシートの倒し方がわからずフライトアテンダントの方に聞きましたがコツがやや難しかったです。とても快適な機内でした。


787の窓からの景色。姫路市岡山市の間くらい、瀬戸内海が見えます。787の翼はしなやかでやや反っています。窓は従来の飛行機の窓よりも光が反射しやすいようで、写真を撮ると機内が写り込みます。


13:20 広島空港到着。快晴。

🍀 広島空港から宮島へ 🍀
広島空港から 13:30 発のバスで広島市駅まで。(約45分間)
広島駅から山陽本線岩国行きで廿日市の宮島口まで。(約25分間)
宮島口からフェリーで宮島桟橋まで。(約15分間)

海の青、山の深緑を背景に、厳島神社の大鳥居に日が射して赤い色が鮮やかでした。

🍀 宮島、弥山(みせん)へ🍀
宮島の目的は厳島神社と弥山(みせん)登山です。以前ツイッターのお友達の写真を拝見し、登りたいと思って来ました。翌日は天気が崩れる予報のためその日のうちに弥山に登ることにしました。しかし宮島に着いたのが3時を過ぎていたため急ぎました。


宮島桟橋でロッカーに荷物を預け、ロープウェイ駅へのバス停へ。(道がわからず徒歩25分)
バスで宮島ロープウェイ紅葉谷駅へ。(バスがなかなか来ず焦りました。バスで約3分)
紅葉谷駅からロープウェイで獅子岩駅へ。

ロープウェイの窓から、瀬戸内海が見えた時は思わず歓声!あっと驚く素晴らしい眺めでした。目の前にどっしりと豊かな江田島能美島、やや右にアーモンド形のかわいい小黒神島が見えました。その奥は大黒神島。さらに遠くに島々が見え、冬など空気が澄んでいる時は四国まで見渡せるそうです。

🍀 ロープウェイ駅から弥山山頂へ 🍀
山頂への往復時間は通常60分ですが、駅に着いたのが4時40分少し前で、帰りの最終ロープウェイ5時半まで50分間しかなく少し迷いました。半分の25分間行ったら戻ると決めて出発。最初は下り坂でその後は上り、景色を見る余裕もなく歩きました。息が切れかなりきつかったですが、20分間で山頂到着。途中にくぐり岩など花崗岩の巨石や、弘法大師ゆかりの弥山本堂などがありましたが時間がなく写真には撮れませんでした。

弥山、山頂到着(標高535m)


廿日市市広島市方向。宮島桟橋から対岸の宮島口へ向かうフェリーが見えます。


手前左が奈沙美島、その奥が江田島、中央が能美島


呉市の方向。手前左に絵の島、似の島。呉市の近くにはツイッターのお友達がいらっしゃいます。写真ではわかりにくいですが、江田島能美島の間の向こうに白っぽく呉市が見えました。あとでわかったのですが、別のツイッターのお友達は江田島のご出身とのこと。私は長野県の山の中の出身で海とは馴染みが無いと思っていましたが、瀬戸内海は親しくて懐かしい、美しい景色でした。宮島の岩盤が、私の田舎と同じ花崗岩であることも懐かしく感じる理由かもしれません。


5時過ぎると日が傾き、見る見るうちに海の色が変わっていきます。空は深い色になり、呉市の方向はやや桃色でした。奈沙美島の手前に見える山の上の白い建物がこれから戻るロープウェイ駅です。名残惜しい気持ちで5時5分に山頂を後にし飛ぶように戻りましたが、下り坂の後に獅子岩駅までまた登るのはきつかったです。最終のロープウェイに間に合いました。(時間に余裕を持つこと、無理は禁物、と思いました。)


帰りのロープウェイから見た呉市方向です。(これは一緒に行ったうちの人が撮った写真です。)
十三夜の月が江田島の上に昇りました。

🍀 次回は厳島神社について書く予定です。