ブログタイトル

海外にサーバ設置?VPN?

海外で業務を遂行するにあたり、サーバーが必要となりました。
業務ソフトを動かすためです。


その場合、いくつかの心配が。
海外でサーバが故障した場合はどうするのか?


パソコンについては、諦めて買い替えるというスタンスにして、バックアップだけ取ることにした。
しかし、サーバが停止すると業務全体が停止してしまう。故障は死活問題です。


サポートパック(保守契約)の購入について

サーバの故障に備えて国内と同様に、5年間のオンサイト(駆け付け)保守サービスをつけて購入するという選択を検討。
価格は高くなるが、やはり故障の時には即座に来てもらわないと困る。


しかし問題は、どこで購入するかということ。
日本でサポートパックをつけて購入しても、そのサーバを海外に持出し現地で故障した場合、その保守契約は有効か?

これはメーカーにより異なるようです。<ケース1:海外の業者と契約>
サーバ本体は日本で購入しても、「保守契約は海外の現地業者と結んでください。」というメーカーもあった。
保守契約の内容も、当然日本国内とは異なるものになるという。利用規約をよく読まないといけない。<ケース2:国内でサポートパック購入>
最初は以下のような回答でしたが、細かく問合せているうちに営業の返答が変わってきました。
やはり現地法人と保守契約が必要というメーカーが多いようです。


日本でサポートパックをつけて購入すれば、海外でも有効と言ってくる
メーカーもあった。現地の系列業者がそのまま対処してくれるらしい。
ただ、当然保守契約の内容は国内と異なって来ます。

このサーバは日本で設定してから輸出する予定でした。そのためOSは
日本語。
これは業務アプリを入れる国内の業者がキッティングするためです。

万が一、海外で故障して、OSの入れ替えが必要となっても、
「日本語OSの入れ替えはムリだと思います。」と言われた。
もしエラーが日本語で出たらどこに問い合わせるんだ?という疑問も残る。


海外からのVPNも検討

国内にサーバを設置し、海外のパソコンから日本に接続するという方式も検討。
海外のルータが故障した場合も想定し、海外向けサポートもついているインターネットVPNを選択肢に入れてみた。<長所>
サーバは国内にあるため、不具合時が起きても問題ない。
・業務アプリの不具合
・OSの不具合
・ハード故障
いづれであっても、対処可能。<短所>
・問題はコスト。高い。
・通信速度が遅い。
 もちろん帯域保障のついたコースを申込めばいいが、月額100万単位の見積りもあった。
 一番安いベストエフォート型しか申込めないが、これは遅いだろう。
 以下のサイトで通信速度を計測してみたが、「2.1Mbps」と出た。
 http://www.speedtest.net/


一長一短

高額だけれども、故障時の対応が楽なVPNにするか。
故障時は大変だが維持費を安くするため、海外にサーバ設置するか。

まだ結論は出ておらず、検討中です。