とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

ironchef012006-08-07

このところ暑すぎずにすごしやすい日々が続いている。上の息子が土曜日に”ステーキが食べたいな。”とポツリとつぶやいていたので久しぶりにステーキにでもしようと連日の炭焼きグリル。夏は9時頃まで外が明るいので仕事が終わった後でも十分グリルが楽しめるのがいい。昨日串焼きにしたサーロインはブロックで買ったもので何枚かはステーキ用にカットしておいた。草だけを食べて放し飼いで育てられてているこの牛の肉は味わいがあるのだが焼き過ぎると硬くなりすぎてしまうのでミディアムレアに焼く。噛めば噛むほど肉の旨味が感じられる赤身を楽しむ感じのステーキ。今日はちょうど好みの焼き加減にできて満足。美味しいじゃがいもをマーケットで買ってあったのでそれをアルミホイルでくるんで焼く。ステーキもジャガイモも自家製バターをのせて醤油をたらりとしていただく。ジャガイモもホクホクとして甘みがあっておいしい。皮もパリパリとしてこれまた美味しい。上の息子はもちろん、下の息子まですごく気に入ったようでたくさん食べてくれた。
それから焼きナス。我が家の焼きナスは九州に住んでいるグリル好きの友人から教えてもらったグリルを使った焼きナス。とにかくグリルの上でナスの皮が黒くパリパリになるまで焼く。それを熱いうちに皮を剥いて切っていただく。最近ナスはやっぱり天ぷらなどと言っていたが、この食べ方は甲乙つけがたくうまい。トロリとしたナスは旨味を中にしっかりと包み込んでいる、たまらない。今日はイタリアンナスを使ってみた。

その他コーン、トマト、グリーンピースをブドウの種オイルと少々のバルサミコ酢で和えたサラダをいただく。それから昨日作ったみそ汁も一緒に。
今日サラダに使ったトマトの一部は”ストライプジャーマン”という古くから人々が代々受け継いできたエアルームトマトと呼ばれるトマトの品種の一つ。育てるのが難しく主流の品種ではなくなってきたのだが、その味の良さから最近この辺で静かなブームになっている。一昨年これを食べて感動して我が家の庭でも去年からエアルームトマトを栽培している。今年は2種類のエアルームトマトを作っている。なかなか受粉しなかったり、病気になりやすかったりと一筋縄ではいかないのだが、かあちゃんがかなりがんばって世話をしてとうとう今日一つ目の収穫にこぎつけた。なかなか実がならないので貴重な一個。切って味見してみるとトマトというよりフルーツといった感じ。甘みが強い。苦労が報われたかあちゃんうれしそう。