プロフェッサー・フジタが(略

 「たけくまメモ」にて、また萌え絵をやっております。今回はなんと!

【猿漫】相原先生の萌えキャラ
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/post_be1e.html
 
【猿漫】相原「萌え絵」添削
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/post_8622.html

 相原コージ先生の絵です!うわー!(笑)
 で、竹熊先生、「添削してください」ってことなんですが、萌えとは畑違いとはいえプロの先生の絵を添削なんて畏れ多いでしょうよ、と思うんですが、コメント欄見ると、


みんな容赦ないな(汗)


 で、コメント欄に「鼻を消すだけでもかなり萌えになる」と多くの人が書いてるのだけど、誰も実際に消してみせない、というのはなんですか。やっぱり私がやれってことですかSONOKOエフェクト















 あはは、たしかにこれでOKだ。
 しかしロドリゲス奈々子(バカなあたしちゃん)@竹熊先生の場合は元がすごすぎたんでSONOKOエフェクトで劇的ビフォーアフターしたけど、相原先生の場合はやっぱ漫画家だからうまいんであって、その分修正とのギャップによる驚きも小さくて、ネタとして損してますね、不条理だw






 でもって、線画そのものは全くいじらないで、構成だけで萌えっぽくしてみるテスト。










 同人イラストにありがちな構成(笑)。あとは適当にロゴ入れればOK。
 まあ萌えって同人から出てきたと言っても過言ではないカテゴリだから、同人的な方法論を多用すればいいんじゃないかとおもうんですね。
 ミリペンで済ますとか。背景は描かないで済むなら描かないとか。





 それと、萌え絵は萌え「絵」であって、萌え「漫画」ではないですよね。
 漫画というと「動きやすい/感情の起伏が表現しやすいキャラ造形」が常識になるのだけど、そういう風につくって、キャラの1枚絵にすると「コテ(コテコテJAPAN)」、向こうのコメント欄で指摘されているところの「媚び」になる。 「萌え」と「コテ」は似てるけど微妙に違うということです。
 萌え「絵」にするには、あまり動いている感じはいらないんじゃないかなあと思うのです。 動きを感じさせずひたすら人形のようにおとなしく描くつもりの方が近いかもしれない・・と今なんとなく思った。 グラビアでいうと小倉優子とかって、波打ち際で波を蹴ってはしゃぐとかはしなくて、ガードレールにぺたっと座ったりとかそんな感じじゃないですか。 あんな感じ。


 それにしても、「萌え」にストレートに転向するのではなく、「可愛い」というツボを抑えたキャラを相原作風に取り込むのだとすれば、この画調でも問題ないような気がします。 というか積極的に取り込むべきでしょう。 そういえば相原先生の作品に可愛い女性キャラって出てこない気が・・「ムジナ」に出てきたけどあれは話全体が血生臭いから・・
 本気で転向するなら、線を細くとかの細かいチェックを元に血の滲むような訓練をつんでもらう、とw



 というか、吉四六の今風な萌え化を強く希望。
「長身 で メガネ で 学ラン」というのは、記号一つ一つとしては普通ですけど、この組み合わせというのは滅多にない、キャラとしてはすごく立ってると思うのです。どうでしょう相原先生。