楽器について
こちらもまだ本編に詳しい事が出てきていないので、あくまで現段階の設定メモ(スタブ)なのですが。
今のところ現存する楽器としては、
- 打楽器
- 管楽器
- 弦楽器
- 鍵盤楽器
といったところです。もっとも、金属加工技術と生産量の問題で、金属製楽器の数は非常に少数です。
また、ピアノは世界に1台だけですし、パイプオルガンも数台しか作られていません。
一般に多く使われる楽器は、打楽器全般、木製の縦笛および横笛、ホルン類、竪琴類です。特に、太鼓とホルン類は大きな音を比較的容易に出せることから、軍隊の指揮に用いられることがままあります。
また、フィドルとリュート類は比較的普及しており、吟遊詩人・吟唱詩人や渡り楽士などが持ち歩いていることも珍しくありません。
鍵盤楽器や金属部品の含まれる管楽器などは、一種工芸品的な希少性をもつものが少なくありません。
ちなみに、セタンタ君はトランペットが吹けますが、楽器を作れるほど詳しくはありません。いつかギター類を学習する話でもやろうかと思っていますが、作者がギターを弾けないのでやらないかも知れません。
物理法則とか
d:id:guldeen様からこんなコメントをいただいたのでレスしてみます。
# guldeen 『ちなみに物理法則などは、この世界ではどうなっているのでしょうか?セタンタが「手押し式のポンプ」を提案しているあたり、大気圧やパスカルの原理などが通用するであろう事は想像が付きますが、「電磁気」類に関する各種現象(静電気・稲妻・磁石)に関してはどーかなー、と思ったもので。
あと楽器に関しては、竪琴や口笛はこの世界にもあるようですが、弦楽器といえば「リュート」やギターの亜種などはどうなんだろう…。』
まずは物理法則について。(楽器については後段で)
この異世界の物理法則は、概ね現実世界の物理法則と同一です。
若干異なるのは、大気圧が若干低めであることと、重力が極わずかですが軽いことくらいでしょうか。とはいえ、極端な差は無いと考えてOKです。
電磁気に関しても、現代社会で既知の法則は概ねそのまま摘要出来ると考えて良いでしょう。実際、予定しているエピソードには静電気に関わる物もあります。
では、この異世界で現実と同様の文明が発達しない理由は何か。
これは、端的に言って魔法/魔術の存在にあります。
魔術/魔法については、いずれ設定メモを作ると同時に作品中でも詳説したいと思いますが、極端的に言うと、「世界を別の観点から捉えた疑似科学」と「法則性を持った超能力」が組み合わさったものと言うことになります。
そのため、この異世界では現実に起こる現象を、現実世界の「科学的学問体系」とは別の方法で説明しています。(「魔術的学問体系」とでもいうべきでしょうか。)
ちょっとわかりにくい説明ですが、詳しくは本文の中で追々書いていきますので。
それに、こちらのメモで書いた設定が、物語の都合で没になることも大いにあり得ますし。あくまで設定の下書き(スタブ)になりますので、その辺ご了承下さい。
キャラクターの容姿 その1
セタンタ
- 性別:♂
- 外見年齢:18歳前後
- 身長:6.4フィート(195cm)
- 体重:193ポンド(87kg)
- 体格:筋骨隆々。がっちり。
- 髪:黒みの強い焦げ茶
- 目:焦げ茶
- 肌の色:血色の良い肌色
- 髭:ほとんど無い。一応剃っているが時々無精ひげがまばらに伸びたりする。
- 髪の長さ:肩当たりまで適当にのばしている。
- 容姿で強調したい部分。もしくは他には無い特徴:ちょっと垂れ目でちょっと糸目。口が大きい。呑気そう。
- 着せたい装備
- 普段着
- 前ボタンの長袖シャツ+革の胴衣+革の小手
- 麻のズボン+ローハイド(革の乗馬エプロン)+膝までのレースアップブーツ
- 剣帯二本と短剣+革のウェストバッグ
- 武装時
- 頭から膝まで銀色の鎖帷子。
- 肘近くまで覆う革手袋(手の甲側には小さい鉄片が鱗状に鋲止めしてある)。
- 表面には、波と渦巻きを組み合わせたような模様の彫金が入った銀色の胴鎧。
- 鼻まで覆う帽子型の丸兜(面頬が頬まで覆う)耳や首元はスケイルの垂れ。
- 普段着
スカアハ
- 性別:♀
- 外見年齢:20代半ば
- 身長:5.8フィート(176cm)
- 体重:135ポンド(61kg)
- 体格:すらりとしているが出るところは出ている。
- 髪:青みがかった黒
- 目:深緑
- 肌の色:恐ろしく真っ白
- 髪の長さ:太もも辺りまでのロングヘア。縮れのないストレート。時々編み上げたりもする。
- 容姿で強調したい部分。もしくは他には無い特徴:冷たい美貌。形の良い眉と切れ長のつり目。赤い唇。
- 着せたい装備
- イメージに近い版権キャラ:真女神転生Ⅲのスカアハ
フィン・マッコール(マッコール爺さん)
- 性別:♂
- 外見年齢:60歳程度
- 身長:6.1フィート(186cm)
- 体重:170ポンド(77kg)
- 体格:老人とは思えないほどがっちりしている
- 髪:白髪交じりのブラウン
- 目:明るい茶色
- 肌の色:日に焼けた肌色
- 髭:短く整えた口ひげと長く立派なあごひげ
- 髪の長さ:短い。ツンツンと立っている。
- 容姿で強調したい部分。もしくは他には無い特徴:面長。目鼻立ちのしっかりとした彫りの深い顔。
- イメージに近い版権キャラ:ギャリソン時田(ダイターン3の執事)
ゼー、レー、ヴェー
- 性別:♀?
- 外見年齢:少女、13歳程度?
- 身長:1フィート(30cm)
- 体重:4ポンド(1.8kg)
- 体格:華奢
- 髪:光沢のある黒
- 目:藍色
- 肌の色:つやのある黒
- 髪の長さ:膝まで覆うほどの長さ。
- 容姿で強調したい部分。もしくは他には無い特徴:背中にトンボのような羽。常に周囲にかすかに瞬く光をまとっている。
- 着せたい装備:髪の毛が衣装代わり
- イメージに近い版権キャラ:ダンバインのミ・フェラリオ
ホーサ
- 性別:♀
- 外見年齢:16歳
- 身長:5.2フィート(158cm)
- 体重:120ポンド(54kg)
- 体格:若干華奢
- 髪:黒髪
- 目:濃いブラウン
- 肌の色:そばかすのある白い肌
- 髪の長さ:腰まである髪を三つ編みにしている
- 容姿で強調したい部分:活動的で凛としたイメージ。
- 着せたい装備
- 黒または茶の革の装備(ブーツ、乗馬袴、胴着、髪留め)
- 白地に刺繍の入ったチュニックとズボン
- 毛織りのケープ
- イメージに近い版権キャラ:綾波レイ……って全然違うけどな
リャナン・シー
アルケイア
フィオナ
トリスタン
- 性別:♂
- 外見年齢:20歳
- 身長:5.8フィート(178cm)
- 体重:158ポンド(72kg)
- 体格:割と筋肉質。健康そう
- 髪:赤みがかった明るいブラウン
- 目:明るい緑
- 肌の色:ほどよく小麦色
- 髭:口ひげあり
- 髪の長さ:肩口までの長髪
- 容姿で強調したい部分。もしくは他には無い特徴:明るくて健全そうな若者。人がよさそう。
- 着せたい装備:仕立ての良い麻と毛織りの服。毛織りのケープ
- イメージに近い版権キャラ:オウガバトルのトリスタン(笑
影の島の服飾文化
生地の素材は主に毛織物と麻。絹や木綿はあまり普及していない。毛や羽毛を布で挟んで刺し子にしたものは鎧の下に着たり防寒具に着たりする。
模様は波模様と渦巻き模様、蔦模様などが多い。フラクタル柄も多い。
衣装の固定には革のベルトや革ひもを用いる。ボタンはあまり普及していない。
一般的な男性の衣装
- 上半身
- 麻のシャツ。襟元はひもで結ぶ。
- 革のチョッキ。前袷は2〜5カ所をひもで結ぶ。
- 布または革のマント。襟元を金属製の留め具で止める。
- 下半身
- 麻または毛織物のズボン。膝や尻などにあて布や革。ウェストはベルトで留める。
- 革製のブーツは高級品。木製のサンダルや木靴が一般的。
一般的な女性の衣装
- 上半身
- 裾の長いシャツかワンピース。素材は麻が多い。
- 毛織物か革の肩掛け。
- 毛織物か麻の頭巾。あるいは革の髪留めなど。
- 下半身
- 麻か毛織物のスカート。革ひもまたは布の帯でウェストを留める
- 木靴を履いている場合が多いが、簡単な革靴も珍しくはない。
男性はほとんどの場合ひげを生やしている。ひげが生えていない男は子供だと思われることも多い。
女性は多くの場合髪を背から腰くらいまで伸ばしている。三つ編みにしたり革や金属の髪留めで留めている。
ヌァザの剣
ヌァザの剣は「クラウ・ソラス」じゃないのかというツッコミは重々承知なのですが、本編では「カラドボルグ」とさせていただきました。
日本では、「ヌアザ・アーガートラーム」の剣は「光の剣」=「クラウ・ソラス」とされることが多いようですが、「カラドボルグ」や「アンサラー」などとする訳本や解説本など多々あり、その記述は非常に混乱しています。
ヌァザの剣は、イメージソースとして
- 光る剣
- 王の剣
二つの姿があると考えられます。
さらに、ヌァザの剣には『一度鞘を離れれば必ず敵を倒す』などと書いているもの有り、「不敗の武器」としての側面を見る場合もあります。
光る武器といえば、同じくケルト神話の神「長腕のルー(ルーグ)」の槍として知られる「ブリューナク」があります。
また、正当な王権の証としての象徴性を持つ武器としては、「エクスカリバー」がもっとも有名でしょう。
これらのアスペクトは、ケルトの英雄がふるう武器の共通の要素であると考えた方がいいでしょう。
そんなわけで、非常にあれこれ紛らわしいケルト系の武器ですが。
『異世界日記』ではケルト系の英雄の持つ武器の起源をヌァザの「カラドボルグ」として、後に登場するセタンタの「ゲイボルグ」、ファーガスの「カレドボルグ」、アーサーの「カレドヴルフ」は、すべてヌァザから継承されたものとして扱います。また、ルーの「アンサラー(クラウ・ソラス)」「ブリューナク」についても、ヌァザから伝えられたものとします。
まぁこの辺、随分先の話なので、登場するのが何時になるやら執筆しているこちらも全く見当がつかないのですが。