SpringでRooのアノテーションを使うとセッター/ゲッターを書かなくてよい

まず最初に6/24のJSUGJGGUGの合同勉強会は、満員御礼らしくて何よりです。
主催者の皆さん、前に70人部屋は大きすぎるんじゃないの?って書いてすみませんでした。Spring人気健在?

http://d.hatena.ne.jp/ishibashits/20090609/1244566581


ってことで、今日はSpring Rooについてです。
Rooはコマンドラインでプロジェクトを作成したり出来るツールですが、アノテーションも用意されています。
前にSTSを入れたときにroo-annotationsがないとMavenに怒られると書いたときのアノテーションがそうです。

SpringSource Tools Suite(STS)を入れてみた

roo-annotationsが何か先日公開されたSpringチームのブログに書かれています。

Exploring Roo's Architecture

Rooアノテーションを使うと何が出来るの?

Rooアノテーションは、@Roo*で始まるアノテーションです。もっと簡単に開発しようぜ!という目的の為に作成されているものです。
仕組みとしては、AspectJを使用してソースをバイトコードレベルで自動生成することによって実現しています。

例えば、@RooJavaBeanをJavaBeanクラスに記述するとゲッターとセッターを書かなくても自動で作成してくれます。その他に@RooToStringをクラスに付与すると、自動的にtoStringメソッドを実装してくれます。

その他にも@RooWebScaffoldなど興味深いアノテーションが用意されています。

@Rooアノテーションがあえて、Springの中に入れていないのは、@Rooアノテーションだけを単独で使用することも想定いるからなのかも。