2017年6月21日    長峰用水

 昨年の今頃、千曲川の水位が低下して長峰揚水機場の揚水ができなくなり、導水路に水中ポンプで千曲川の水を強制的に送り込み、かろうじて揚水しました。
 今年も2〜3日前から千曲川の水位が低下し揚水が困難になりました。幸い、ここ数年の揚水停止で対策を考え、今年の春、揚水ポンプの能力を抑える制御弁をとりつけました。昨日揚水機場へ行ってみましたら技術屋さんが弁の調整をしていました。
 長峰揚水機場のポンプの能力は34.5t/min(ちなみに常盤揚水機場のポンプは37.8t/min)で、昨日は60%で運転してやっと揚水できる状態だそうです。それでも制御弁をつけた効果がでていますが、100%にすると導水路に入って来る水の量が少ないためエアーを吸って揚水できなくなります。今日は雨が降っていますが、千曲川の水位が少し上がる位降ってほしいですね。

 
丸いハンドルがついているのが制御弁