読書:パズルパレス

ダンブラウン
他の三作を読んだ後だったが、初作からわくわくどきどきで引きつける作品を書いていたことがよくわかる
NSAの暗号解読員と恋人が、それぞれの舞台で物語を展開して、最後はハッピーに終わるという、ダンブラウンらしい、最後に安心できる構成
一定の事実に基づいているという但し書きから、いつもこんなこと(パズルパレズでは、すべての通信をチェックされてしまう危険)が、特に現代では、現実に起こっているんだろうなと思わせる話の進み具合
いつも社会に問題提起しつつのエンタテイメントであることが、また読みたくさせてくれる要因といえる