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磯山友幸のブログ RSSフィード Twitter

2013-05-30

株価急落の陰で進むアベノミクス「換骨奪胎」の策謀

| 13:35

 株式市場は不安定な展開が続いています。上げる日は以前ほどのエネルギーは感じられず、下げる時はスルスルと下げる。6月に出て来るアベノミクスに市場は期待していますが、最近、「どうも期待外れになるのではないか」という見方が強まっています。フォーサイトで、直近の官邸周辺での動きの一端をご紹介しました。是非ご一読下さい。

 「政府では市場原理主義ではなく『瑞穂の国の資本主義』を総理がサミットでスピーチする予定です。株主万能でない多様なステークホルダーの利益に資する資本主義です」 安倍晋三首相が掲げる経済政策、いわゆるアベノミクスの司令塔である甘利明経済再生担当相が5月中旬、自民党側の政策責任者である高市早苗政調会長にこんな注文を付けたのだという。文言にはないが、「党においても、この『瑞穂の国の資本主義』をよくよく念頭に置いておくべし」と言いたかったのだろう。要は、高市氏が本部長を務める党の日本経済再生本部が5月10日に「中間提言」をまとめたが、その内容が「市場原理主義」だと甘利氏が噛み付いたのである。 甘利氏と言えば、2月9日に横浜市で講演した際、年度末(3月末)の日経平均株価について「1万3000円を目指して頑張る気概を示すことが大事だ」と述べたことが報じられた。その数字は、黒田東彦日銀新総裁による「異次元緩和」によって4月5日に突破。兜町などでは「甘利越え」と騒がれ、替え歌まで誕生した。株価上昇が唯一の目標だったのかと思いきや、どうもそう単純な話ではなかったらしい。 世界の首脳に説教!? いま、首相官邸で… 以下は新潮社フォーサイト」のHPで(有料会員制)→http://www.fsight.jp/16961