2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

人選から伺える金融庁の「本気度」 ガバナンス・コード有識者会議が始動

いよいよコーポレートガバナンス・コードの制定作業が始まりました。日本企業の経営力強化につながるような「ベストプラクティス」を掲げることができるのか。有識者会議の人選を見る限り、金融庁も珍しく「やる気」のようにみえます。日経ビジネスオンライ…

ラスベガスMGMリゾーツCEOに聞く 「日本型『カジノリゾート』に最大100億ドルの投資を考えています」

カジノなどのギャンブルを米国では「ゲーミング」と呼んでいますが、その市場規模では日本はすでに世界3位だそうです。競輪や競馬にパチンコを加えたもので、カジノのメッカであるマカオ、ラスベガスに次ぐ規模といいます。その日本の市場を世界のカジノ運…

ウォン・チョンハク韓国KIPFフェローが語る 「次のチャンスは南北統一、 韓国経済のグローバル化政策は止まらない」

グローバル化に反対する人たちがしばしば例に挙げるのが韓国です。グローバル化政策によって格差が拡大し、社会が壊れたというのです。では、韓国の政策専門家はどう考えているのでしょうか。日本の一橋大学で博士号を取った知日派でもあるウォン・チョンハ…

アベノミクス第2弾「地方創生」には何が必要か

安倍晋三内閣は秋以降の政策の柱として「地方創生」に取り組む姿勢を打ち出している。安倍首相自身が「アベノミクス第2弾の大きな柱」と位置づけているほか、菅義偉官房長官も「地方創生の実現に政権の命運をかける」と意気込んでいる。人口減少や企業活動の…

中国人観光客急増で伸びる「国内外需」

隔月で発行される時計専門誌「クロノス」に連載中の「時計経済観測所」。時計を通じてみえる「景気」の行方などを解説しています。クロノスはウェブ版もあります。→http://www.webchronos.net/ Chronos (クロノス) 日本版 2014年 09月号 [雑誌]出版社/メーカ…

「持ち合い解消」を消した甘利大臣

安倍晋三首相は9月3日にも内閣を改造する方針ですが、デフレ脱却に向けて改革を担うのはどんな大臣たちなのでしょうか。月刊ファクタの8月号(7月20日発売)に掲載された原稿です。編集部のご厚意で以下に再掲します。オリジナル→http://facta.co.jp/article…

「日本の稼ぐ力を取り戻す」主役は企業 経営者のマインドが変わるかどうかが鍵

月刊エルネオスのコラム「生きてる経済解読」の8月号(8月1日発売)に掲載された記事です。編集部のご厚意で転載させていただきます。ぜひご一読ください。エルネオス→http://www.elneos.co.jp/ 安倍晋三内閣が六月二十四日に閣議決定した「日本再興戦略 …

中国人急増で外国人旅行者の「国内外需」が急拡大 「地方創生」のカギは観光客呼び込みにあり

今年に入って中国人観光客が再び急増しています。尖閣問題の後、一時激減しましたが、月間の過去最高を更新するのも時間の問題です。彼らが日本国内で消費する「国内外需」が日本の消費を下支えするようになってきました。ますます増える外国人にいかに国内…

安倍内閣、バラマキ復活で「古い自民党」へ回帰? 「地方創生」で馬脚を現すか

安倍内閣は本当に「古い自民党」と決別したのか。秋から具体化する「地方創生」の政策の中味で明らかになるでしょう。日経ビジネスオンラインに書いた記事です。オリジナル→http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140731/269476/ 菅義偉官房長官…

政府系企業「私物化」を進める霞が関の「二枚舌」

借金を減らそうと思えば、持っている資産を処分するのが筋です。これは一般の家計でも、国の財政でも変わらないはずなのですが、財産を売ってまたまた浪費に回そうというのでは、いつまでたっても借金は減りません。フォーサイトに書いた原稿です。 報道によ…

良いモノを高く売る 「ごぼう茶」の仕掛け人 【熊本県 菊池市】

ウェッジで2014年7月号(6月20日発売)から新しい連載を始めました。「地域再生のキーワード」というタイトルで、様々な地域の農林水産業などの自立の動きをルポします。第1回は熊本県菊池市。酒屋の2代目が取り組む農産品を高く売る取り組みに焦点を当て…