サウンドプレイヤーを作ってみて
いろいろ勉強になりました。
まずまあ最低限の機能を作るのにそれなりに苦労しました。仕事ならガーっとやるんですけど、趣味で作ると何かと手を抜きがちですし。実際手を抜いてる部分もあるし。
そもそも作ろうと思ったきっかけは、「ボクが欲しいサウンドプレイヤーが無い」というものです。それを GP2X で作るのはどうか?という問題はありますけど、まあ、今現在のブツを実際に触ってみて、「あー、こんな感じでいいや。」と思えるくらいの代物なので、わりと満足してます。他の人にとってはどうにも微妙なものなんでしょうけど。
「ボクが欲しいサウンドプレイヤー」というのは、
- 単曲リピートができる。
- OGG が再生できる。
- メディアの容量に(ある程度)制限されない。
- 電池が使える。
- 自分の好きなようにプレイヤーを拡張/変更できる(可能性がある)。
とまあ以上のような感じ。今現在これを満たせるハードって結局 GP2X しかないんですよね。 W-ZERO 系は電池使えないし(使えないことは無いだろうけどいろいろね)。
最後の項目を満たすのも厳しくて、これを満たすとなると結局世の全てのプレイヤー全滅な訳です。そうなると携帯(国産ゲーム/電話)機しかないなあ、と。
しかし携帯電話にそれをさせるのもヘビーな話だし、(国産の)携帯ゲーム機は仕事上そう言うこともおおっぴらにできないので、やっぱりここでも GP2X にならざるを得ないんですよねえ。
今回 GP2X でこんな短期間に作れたのも、結局は「GP2X が SDL で開発できる」というのが大きかった。そういった意味で SDL には非常に感謝している次第です。ありがとう。