今日の雑記

生きることでいっぱいいっぱい

XNA でインディーゲームをチェックする事について

XNA」というのは「お仕事環境」でもそういう名称なので、できればなんか違う名前を(どっちでもいいので)つけて欲しいのだが、まあ、今回の話の趣旨はそこではなく。
id:ABA:20090725#p1 XNAユーザーラウンドテーブルへ行ってきた

個人的には、あんまりチェックをがちがちにして、開発者の負担をむやみに上げるのも幸せでないので、厳密なガイドラインは設けずにピアレビュー参加者個々人の基準でチェックするのがいいかと思う。ピアレビューで問題となった項目に関しては、開発者側でWikiなりなんなりを立ち上げて、XNAレビュー提出前にこの辺チェックしとけよリストを作ってまとめておけばいろいろと便利だろう。

確かに、ボクら「お仕事」でやってる TCR をいきなりインディーズに持ち込むのは無理な話だし、そもそも「C#(<今後「インディーズ XNA」とでもしておきましょうか)」とやらで開発するということが、どこまで「ボクら」に比べてその辺のコストが下げられるのかはわからないけど(ABA さんとは一度そういう話はしてみたいですなあ)。
それでもまあ、こういうのを機会に、一度「プロの 360 の TCR ってどうなの?」という話というか、実物を見せると言うのはやってみても良い事だと思う。それはなにも「ほら、プロって大変でしょ?」というのを見せる、ということでは決してなく、具体的に「何がどうなるとかどうすると問題なの?」という事実を見せる、という意味で。
MS さんがこういう機会をインディーズの方々に場を提供しているという事は大変良い事だと思うので、次回以降開催される事があるんだとしたら、是非、そういう、あまり良い言い方ではないかもしれないけど「コンシューマ機でタイトルを出す際に発生する泥臭さ」というのを、マイルドに伝えてもいいのでは?と思います。「それに比べるとインディーズ XNA ではね?」みたいな話もできるでしょうし。むしろそういう話が聴きたいんじゃないのかなあ?
ボクがそういうのを書いたり話してもまあ良いんですが(何せ今はフリーの身ですから)、ボクなんかが話すよりは、MS さんくらい権威があった方が良いよねー?的な。
あと、話は変わりますが。
せっかく芽が出そうなコンテンツというかプラットフォームなので、大事に育てていただきたいです。10年後とかに「XNA で作ってました!」という子が一線張ってるような環境で一緒に仕事したいですよ。MS さんもそうでしょ、というか、そういう子が出てきてくれると嬉しいでしょ?