今日の雑記

生きることでいっぱいいっぱい

宿泊客に家庭用ゲーム機貸し出し 神戸のホテル

http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0003730659.shtml
Zinnia さんところ(http://risky-safety.org/zinnia/d/2011/01/#20110112-t0-h1-p0)でみて「!?」と思ったので読んでみて、「あ〜そういうこと〜」と思った。
これは、記事のタイトルがダメだと思う。
一応、元記事の引用を以下に。

 許可なく家庭用ゲーム機「Wii(ウィー)」などで宿泊客に遊ばせていたとして、生田署は11日、著作権法違反(上映権侵害)の疑いで、神戸市中央区古湊通のホテル「スイング」を捜索した。ゲーム機を使ったホテルが上映権侵害容疑で捜索を受けるのは兵庫県内初という。
 捜索容疑は、昨年9月9日から11月25日にかけて「ウィー」のゲームソフト「マリオカート」や、「プレイステーション3」の「バイオハザード5」など計4つのゲームソフトを、任天堂など著作権者の許可を得ずに、計5人の宿泊客に貸し出し、テレビで上映した疑い。

正直、この仕事(ゲーム製作業)に身を置いていてこの手の話に詳しくない、という「それはどうなのよ?」という程度の知識しかないと言う前提で話をすると、確か「ゲーム機自体の貸し出し」は問題ないはず。この事件の主眼は「ゲームソフト」そのものを貸し出して遊ばせていた、という点だと思う。
正確にはそのことだけならまだ問題にはならなくて、上記記事にも書いてある「任天堂など著作権者の許可を得ずに」という点。
「え?んじゃあネカフェとか漫喫とかのゲーム貸し出しとかどうなん?」という話になると思うが、あれは(漫画喫茶等の)団体側で(ゲーム等の)著作権団体に対してきちんと話をつけていて、まあ、許可をもらっているからできているだけ。もちろん、中にはそういう団体に加盟していないで好き勝手やってるところとかもあるでしょうけど。
今後この手の(実機貸し出し)で問題が起こりそうなこととしては、「ダウンロードコンテンツ」の扱いをどうするのか?ですよねえ。基本「ダウンロードした実機」に紐付けされてる感じなんだけど、それで(ゲーム側の)団体側が良しとするかどうか、かなあ...。