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2018-05-20

[] やっぱ南会津スゲー

Canon EOS Kiss X5+Tamron SP AF90

  • ストロボ:絞り優先モードF11〜F13、露光1/200固定、ストロボ+2、ケンコー影とり、ISO-AUTO
  • 自然光:マニュアルモードでF8〜F16、露光1/125〜1/1000、ISO-AUTO

クリックで拡大。★は初見。

一日目

いろいろと美味しい情報を頂いたので南会津後追いツアー。参加者たけぞーさん、Eさん、俺。天気予報では土日とも最高気温が10度前後と厳しかったけど、決行です。

快適(値段も倍)になったリバティ号で会津着、車借りていつもの土場には10時ころ着。カラマツカミキリがいたというカラマツ材をチェック。しかし寒いし風が強い。何もいないので以前カラマツカミキリのいたカラマツ衰弱木をチェック。ちょっと陽が差して温かくなったわずかな時間、カラマツが顔を出したのをたけぞーさん発見。自己初のお二人の撮影&採集優先で脇で見守ります。それ以外はなにもなし。

松の伐採現場に向かいます。かなり広い場所に割と新しい松の伐採枝が大量にあります。二週間前にすでにヒメシラオビが落ちているということで張り切ってビーティング。しかし強風で落ちても飛ばされそうな勢い。そして寒い。3人がんばったけどヌルでした。

次にクロツヤヒゲナガコバネのポイントへ。たけぞーさんルッキングで発見。こちらも見守り。風の中、枝にしがみついていました。叩いても落ちない。

夕方、震える程寒いので早々に切り上げ。ラーメン屋で酒飲んで温泉入って寝ました。

二日目

予報では晴れ、19度くらいまで上がるとのこと。やっほい。

午前はミズキなど掬うもカミキリ全くいない。気温は上がってきたので松土場へ移動。ビーティング。


ケシカミキリ

小さくてよくわからず、とりあえずヤッター!と叫びます。たけぞーさんもやってきて撮影してチェック。うーん、こんなんだっけ?うーん、ちがうな〜、て感じでお騒がせしました〜。しかし違ったという情報はEさんに届かず、誤報で俄然燃えたEさんが見事にヒメシラオビ第一号をゲット!わりと茶色い葉の枝の積んであるソダに対し、叩き網を地面に差し込んで叩いたとのこと。下のほうに潜っていたのでしょうか。

これを聞いて自分が燃えました。まだ叩いていない、斜面の上の方を攻めます。まだ切ってない松は斜面上にあるので、そこで発生すればこっちが確率高いとの考え。

地面に水平に叩き網を置き、積まれた枝をそっと一本づつ持ち上げ網の上で縦にして叩きます。去年から対ヒメシラオビ必殺技として編みだしたテクニック(ってほどのものでもありませんが)。

ホンドヒメシラオビカミキリ★

キター!これだ!ケシカミキリとは違うのだよ、ケシとは!

同一個体、自宅にて白バックで。下面が白くモフモフしています。

ところで現在の公式な分類では、本州の本種は本州亜種「ホンドヒメシラオビ」カミキリということになっています。しかしその公式分類の東海大図鑑によれば、北海道と本州の違いはホンドが小盾板周辺の茶色い色、白い帯の末端側が波打つ、上翅がより逆三角nなどの違いで区別されるとなっています。また、福島産は上翅端が尖らないのに対し長野などは尖るので分類上の検討が必要、とあります。で、北海道と会津の個体のWEB上の写真を見比べても、図鑑に記述のある違いというのははっきりしないんですよね。一方で翅端の形状は明らかに違いがはっきりしている。ということでカミキリ屋の間の非公式な、しかしそのうち公式になるかもしれない見解としては会津産はヒメシラオビということのようです。

「山梨県のカミキリムシ」においても、ヒメシラオビが甲信国境付近で記録され、ホンドヒメシラオビは裏富士で記録ありということになっています。前者の記録は図鑑発行の後、採集者は業界のドンともいうべき方ですから、意図があっての「ホンド」なしなのでしよう。いずれにせよ翅端が尖るやつも見てみたいですね。難易度高いですが。

移動

かなり暑くなり疲れたので移動。ハットリイのグミへ。


ウスバシロチョウ

キバネニセハムシハナカミキリ

ホンドヒメシラオビカミキリ

この近くでも松が一本伐採され伐採枝が重ねてあったので必殺技で叩いてみる。なんと二つ落ちた!ポイントから自力発見ということでうれしい。触角が伸びきっていない。出てきたばかりのようですね。


カラマツカミキリ

次にカラマツ土場へ。衰弱木でまた発見。今度は遠慮なく撮影。撮影後行方不明に。

ヒメマルクビヒラタカミキリ

材で発見。

材採

ハルニレの直径3cmくらいの落ち枝の樹皮剥いたら小さい幼虫いたので樹皮もどして持ち帰り。またオオバボダイジュらしき枝で食痕のある枝も。狙いはヨコグロケシとエゾトゲムネ。

総括

花掬いはダメでしたが、宿願のヒメシラオビを落とせて大満足でした。先達の情報に感謝!街道から奥へ入った林道なんかは6月に入ってからミズキとかいい感じだと思います。

しげしげしげしげ 2018/05/23 16:18 きちんと成果を出すは流石ですね(*^^*)すばらしい

itaita 2018/05/23 22:30 寒くて、いっそ材採ツアーだと思ったんですが、寒さに強い針葉樹食いで成果出てよかったです。

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